御朱印ライド!三峯神社、秩父神社、宝登山神社を参拝ツアー【秩父三社】後編

ちちてつサイクルトレイン(御花畑駅) 自転車ライド

今回は『秩父三社』を巡る御朱印ライドの後編となります。

三峰口駅を出発して、林道・大血川線のヒルクライムを越えて三峯神社を参拝。国道140号を使って秩父神社まで走り、無事に二社で御朱印を頂きました。

 

残すは宝登山神社のみ!…なのですが、ここまでの道のり想像以上に体力を消耗。

なかなか厳しい状況ですが、ライド後半では新しい”はじめて”が体験できる予定なので、楽しんで走っていきたいと思います!

 

~前回のライドはこちら~

御朱印ライド!三峯神社、秩父神社、宝登山神社を参拝ツアー【秩父三社】前編
初夏を感じる6月、御朱印ライドを計画しました。めざすのは秩父三社の走破です。林道・大血川線のヒルクライムを越えて、汗だくになりながら三峯神社にたどり着きました。そして、ハンガーノックになりながらなんとか秩父神社まで走ります。

 

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きれいな景色、つながる道

秩父神社から、最後の目的地である『宝登山神社』までは約13kmです。普段の体調なら楽勝の距離なのですが、今日はいかんせん体力の消耗が激しい。

無理せずマイペースに走っていきましょう!

道のりとしては、秩父神社から国道299号を走っていき、埼玉県道44号に乗り継ぎ、そして国道140号に合流して長瀞方面に走れば宝登山神社に到着です。

 

今回のライドでは事前に下調べをしていなかったので、目的地に着いた段階で次の目的地までの道のりを確認していました。

基本的には大通りを走っていれば間違いなく着けます。有名な神社をめざしているので、近くなったらそれらしい看板も出てきますし、目立つので意外と簡単に到達することができますね。

 

国道299号線の『秩父橋』から眺める一級河川・荒川。

秩父市阿保町の荒川

こういう構図の景色、めちゃくちゃ好きです。夏に流れる川を見ると、どうしても水浴びしたくなりますよね。流水が気持ちよさそうです。

 

秩父橋を渡った先が県道44号。そして、しばらく走ると国道140号に合流します。

秩父川端温泉 梵の湯

走っている最中に横を見ると、見覚えのある建物がありました。

そうだ!以前に参加したボートで川下りをするラフティングツアーの集合場所だ!確か『秩父川端温泉 梵の湯』という施設でした。

もちろんそのときは車で訪れたのですが、まさか自転車で走っていて遭遇するとは思わなかった。

 

さらに先に進んでいくと、美の山ライドでお世話になった『皆野町』にやってきました。この町に繋がっているのか!

美の山を走りに行こう!ヒルクライムの先の雲海観測【埼玉県秩父郡】
雲海を観測するために、埼玉県秩父郡の美の山を走りに行ってきました。雲海は早朝に見られる現象なので、夜中に出発。早朝からヒルクライムを開始!暗闇に包まれた山道は恐怖でしたら、それを乗り越えた先で見る雲海は感動の一言です。

温泉施設といい、皆野町といい、はじめての道を走っている中で”知っている道”に出くわしたときの感覚っていいですよね。

バラバラだった点と点がひとつの線に繋がる快感があります。

 

宝登山神社までもう少しというところで、道端に”巨大わらじ”が姿をあらわしました。

長瀞の大わらじ

なんだこりゃ!かなり年季の入った大きなわらじ。気になったので、そばにある案内板を読んでみることにしました。

秩父郡長瀞町の疫病神退散の民俗行事「お精進」で使用される大わらじ。

大わらじは、「こんな大きいわらじを履く大男が住んでいるのか」と疫病神がたまげて退散するという言い伝えによるもの。

おもしろい!とてもユニークな方法で疫病神を撃退していたんですね。昔の人は策士だな。

 

そういえば、皆野町をサイクリングしたときに食べたのも『わらじカツ丼』でしたね。

秩父温泉満願の湯で食べたわらじかつ丼

とても美味しい秩父名物です。ここからも、秩父とわらじの密接な関係がうかがえますね。

 

宝登山神社を参拝

6月の炎天下を走っていると、大量の汗をかきます。それ自体は気持ちがいいのですが、体の中から水と塩分がいっぺんに流れ出てしまうので注意が必要。

水分補給を小まめにしないと、熱中症や脱水症のリスクが上昇してしまいます。

喉が渇いた…

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正しい水分補給の方法とは?頻度や量、経口補水液の作り方まで徹底解説!
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国道140号を走っていると、白く大きな鳥居がそびえ立っていました。長瀞駅前交差点にある巨大な鳥居こそ、宝登山神社への入口です。

疲れ果てていて、写真を撮り忘れてしまったのが残念ですが一見の価値ありですよ!

 

時刻は15時15分。秩父神社から約1時間で宝登山神社に到着しました。

さて、自転車をどこに止めようか?駐輪場がなかったので、売店の横に置かせてもらいました。邪魔にならないように、慎重に場所を選びます。

 

境内に入ると、白くてきれいな鳥居がありました。

宝登山神社の鳥居

三峯神社の『三ツ鳥居』に瓜二つ。鳥居というと赤いイメージがありましたが、秩父三社の鳥居はすべて白色ですね。

鳥居の前でサイクルキャップをとって一礼。真ん中を通るのは遠慮して、左右どちらかに寄ってくぐりましょう。参拝のマナーです。

 

石段を登った先には、権現造りの立派な御社殿が鎮座していました。

宝登山神社の御社殿

三峯神社、秩父神社を訪れ、事故なく宝登山神社まで走ってこれたことに感謝し、参拝します。

 

ちなみに『宝登山(ほどさん)』という名前は、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)がこの山を登ったとき、山火事に巻き込まれてピンチに陥りました。

そのとき、どこからともなくやってきた”山犬”たちが火を消し止めてくれます。

山犬たちに案内されて、無事に山頂までたどり着い日本武尊は、この山を”火を止める山=火止山(ほどさん)”と名付けたのだそうです。

そして今では、漢字を変えて『宝登山』と呼ばれています。

 

御朱印もいただいたので、これにて『秩父三社・御朱印ライド』は無事に目標達成ですね!

正直、想像いていたよりも疲れた。日本横断をしたことで距離感がバカになっていましたが、長いヒルクライムもあったため、消耗するには十分な距離を走りました。

 

このまま、「お疲れさまでした!」と締めくくりたいところですが、車がとめてある三峰口駅まで戻らなければいけません。

宝登山神社から三峰口駅までの距離は約25kmなので、時間にすると2時間くらいかな?体力的にかなり厳しいし、そこまで走る気力が残っていないぞ…。

では、どうするか?ふふふ、実はとっておきの秘策を用意していたんですよ!

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ちちてつサイクルトレインに乗る

秘策を実行するために向かったのは、宝登山神社から約13km走った先にある秩父鉄道『御花畑駅』です。なんともメルヘンチックな名前の駅ですね。

道中、秩父を象徴する『武甲山』がきれいに見えたので撮影しておきました。

武甲山

はじめて見たときは、「ピラミッドみたいだけど、なんだこの山!」と驚いたものです。

 

武甲山はセメントの原料である”石灰岩”が多く採掘できる山で、明治時代から採掘がはじまりました。現在までに大規模な採掘が進められた結果、今のような姿に変わってしまったそうです。

そう考えると、なんとも痛ましい。身を削って石灰石を提供してくれる武甲山に感謝しなければいけませんね。

 

朝9時から暑い日差しの下を延々走っていたせいもあり、体が悲鳴を上げています。もう限界!疲れた!ペダルを回す足に、どうしても力が入りません。

それでも、「御花畑駅にさえたどり着けば…!」という一心で走ります。

 

宝登山神社を出発してから約1時間が過ぎ、時刻は16時45分。なんとか目的地に到着しました。

ちちてつサイクルトレイン(御花畑駅)

駅のホームに自転車を持ち込んでるー!?という驚きを得るには、写真の構図がいまいちわかりにくかったですね。

御花畑駅から輪行して帰る

これが、僕の用意した秘策なのですが、ただの輪行ではありません。

 

秩父鉄道がおこなっている『ちちてつサイクルトレイン』を利用します。

利用除外日を除いた通年、一定の区間で自転車を輪行袋に入れずにそのまま電車に載せることができるというサービスなのです!

ちちてつサイクルトレインのチラシ

秩父のことを調べていたら偶然このチラシを発見したので、今回利用してみようと思いました。

平日であれば宝登山神社の最寄り駅である『長瀞駅』から直行できたのですが、土日に利用できる区間は御花畑駅から三峰口駅の間だけ。

それでも半分くらいはショートカットできるので十分!楽しちゃいましょう!

 

御花畑駅は小さいですが、とてもいい雰囲気です。なんだかノスタルジックで癒される。

この『ちちてつサイクルトレイン』を利用可能な駅には空気入れが常備されているらしいです。こういうサイクリストへの気遣いが本当にうれしい。

 

駅に着いた瞬間、なにをどうすればいいかわからなかったので駅員さんに事情を説明すると、10分後に来る電車が本日最終のサイクルトレインでした。

走ってる電車全部に乗れるわけじゃないのね!あぶねー!間に合ってよかった。

いわれるがままに切符を買い、駅員さんに案内されて自転車をホームに持っていきます。そこで撮影したのが先ほどの写真というわけですね。

 

ちなみに、切符はこんなのです。厚くて固い紙の切符で、なんだかレトロな雰囲気。

ちちてつサイクルトレインの切符

思い出にほしいなと思いましたが、三峰口駅であっさり回収されてしまいました。

 

土曜日だからか電車待ちをしている人は多いのですが、脇に自転車を携えているのは自分だけ。なんだか緊張してきたぞ。

そして、電車がやってきました。電車に自転車を”そのまま載せる”という非日常なことをしている自分が少しおかしくなってしまいますが、無事に乗車。出発進行!

 

これ、はたから見たらかなりシュールな光景じゃない!?秩父鉄道を利用している人からしたら、日常茶飯事?見慣れた光景?そうであってくれ!

内心ドキドキしながらも、冷静をよそおい車窓から流れる景色を眺めていると、「これはこれで風情があっていいもんだな」なんて、落ち着きを取り戻します。

最初は立っていましたが、三峰口駅が近づくにつれて乗客が少なくなっていたので、僕も座らせてもらうことにしました。

自転車を支えながら電車に揺られる感覚は、なかなか味わえないな。

 

約20分の電車旅を楽しみ、17時30分に三峰口駅に戻ってきました!

所要時間は約8時間半。予想以上にハードなライドとなりましたが、秩父三社の御朱印をいただくことができましたし、新しい発見や驚きもあって、とても楽しい時間を過ごすことができました。

 

暑かった。たくさん汗をかいた。そんなライド後のお楽しみは、そう温泉です!

最初に向かったのは『西武秩父駅前温泉 祭の湯』という駅前にある有名な温泉だったのですが、駐車場がいっぱいで入れませんでした。

急遽調べたところ、近くに『武甲温泉』という施設があるらしい。うん、秩父の顔である武甲山の名を冠した温泉。そっちの方がいい気がする!

 

ゆっくり湯船に入って今日1日の疲れを取り、夕飯を食べて帰路につきました。

お疲れさまでした~!

 

おわりに

秩父三社を巡る御朱印ライドの成果がこちら。

秩父三社(三峰神社、秩父神社、宝登山神社)の御朱印

右から、三峯神社、秩父神社、宝登山神社の御朱印です。

三社とも素敵ですね。個人的には、秩父神社の””の字が力強くてカッコいい!

あとになって御朱印帳を見返すと、クロスバイクで走った道のりまでも鮮明に思い出すことができるのが、御朱印ライドの魅力です。

 

御朱印をいただくのにあたり寺院仏閣について調べてみると、いろいろな発見があっておもしろいということに改めて気づきました。

そして、その”おもしろさ”は、言うなれば”土地を知る”ということだと感じました。

自転車で走るのは、それだけでも当然のように楽しいことですが、走る土地のことをさまざまな観点から知ることで、さらに味わい深いサイクリングができると思います!

 

今回の御朱印ライドを経て、走りたいところリストに『淡路島』を追加しました。

国造りの神さまであるイザナギとイザナミが最初に造った島。国生みの伝説の残る島を、ぜひともクロスバイクで走ってみたい!

僕は行くといったら行く、走るといったら走る男。なるべく早く企画して、見聞きしたことをお話していきたいと思います。

 

~淡路島ライドはこちら~

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