クロスバイクで雨の中を走った体験談と注意点

新品のブレーキシュー 役立ち情報・体験談

先日、茨城県つくば市から水戸市までサイクリングをした帰り道、運の悪いことに大雨に降られてしまいました。

雨の中を約1時間、雨上がりに約2時間走りましたが、なかなかに大変でした。走りにくいことこの上ないし、少なからずクロスバイクにも影響がありました。

 

そこで今回は、自分自身の体験を通して学んだ雨天ライドの注意点についてお話させていただきます。

「天気予報じゃ晴れだったのに…」

そんな突然な雨にも、正しい知識と備えがあれば対処できるはずです!

 

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走行への影響

①視界が悪くなる

当然のことなんですが、雨で視界が悪くなります。

雨雲に覆われた空模様では快晴時のときとは比べものにならないくらい薄暗いでしょうし、雨粒が顔を打つだけで視界を奪われますよね。

いつも以上に周囲に対する警戒心が必要となります。

 

また、視界が悪くなるのは自転車に乗っている僕たちサイクリストだけではありません。車のドライバーや歩行者の視界も同じように悪くなっているのです。

そのため、雨が降ったらフロントライトとテールライトを点灯させる。こちらの存在を周囲に対して積極的にアピールしましょう。

 

僕は普段からメガネをかけているので、当然クロスバイクに乗っているときもメガネですがレンズに雨水がつくと”視界不良”なんてレベルじゃあない!

危険とはいえ、こればかりは仕方ありませんよね。

信号待ちなどで小まめにレンズを拭いて、少しでもクリアな視界を確保しましょう。

 

②路面が滑りやすくなる

とくに注意が必要なのが、マンホールや排水溝の金属蓋、路側帯などの白線などです。雨に濡れるとものすごく滑りやすくなります。

うっかり踏んでしまったときにペダルを漕いだり、ブレーキをかけたりしてしまうと、つるんとタイヤが滑って非常に危険。そのまま転倒する危険性大です。

 

対処法は滑りやすいものの上をなるべく走らないようにすること。これに尽きます。

どうしても避けられない場合は、下手にペダルを漕いだり、ブレーキをかけたりせず、まっすぐ進入してまっすぐ抜けることを心がけましょう。

 

③ブレーキが効きにくくなる

ホイール外周部の『リム』と呼ばれる部分をゴムで挟み込み、その摩擦で制動するのがブレーキの簡単な仕組みです。

リムやブレーキシューが雨で濡れると摩擦抵抗が少なくなり、結果としてブレーキが効きにくくなってしまいます。

 

ブレーキが効きにくくなると『制動距離』(ブレーキが効きはじめてから停止する前の距離)が長くなります。

 

安全に走るための対処法は2つ。

『スピードを出しすぎない』

『早めの判断でブレーキをかけられるように、周囲の状況に気を配る』

なにも雨の日に限った心構えではありませんが、雨が降りはじめたらいっそう意識することが大切だと思います。

 

なにも雨の日だけの心構えではないのですが、雨が降ったらよりいっそう意識することが大切だと思います。

 

④服が濡れることによる体温低下

雨で服が濡れたまま走っていると、どんどん体温は奪われていき、次第にベストなコンディションではなくなっていくでしょう。

走る時期が『冬』だったらなおさらですし、ロングライド中では死活問題と言えます。

 

天気がイマイチで雨の可能性もあるかな?と思ったときはレインウェアが役に立ちます。

折りたためばコンパクトになるものが多いので、荷物を圧迫することなく気軽に持っていけると思います。

 

僕が雨に降られたときはレインウェアを持っていなくて、仕方なくコンビニで雨がっぱを買いましたが、機能性は相当に悪い。

用途が違うので仕方ないですが、自転車には乗りにくくなるわ、通気性ゼロなので雨がっぱの中に熱がたまり蒸れてしまったりと散々でした。

逆に言えば、防寒具としては結構優秀なのか?なんて思ったほどです。

 

とにかく、サイクリングに特化したタイプのレインウェアが1着あるととても便利。

まだ持っていないという人は突然の雨に備えて、購入を検討してみてはいかがでしょうか?

 

⑤泥水が飛んで汚れる

これも地味に嫌ですよね。

基本的にクロスバイクやロードバイクなどのスポーツ自転車にはフェンダー(泥除け)が付いていません。

そのため、後輪に巻き上げられた泥水は自転車本体のみならず、自分自身の背中なんかも盛大に汚してくれます。

 

クロスバイクを街乗りや通勤で使っている人はフェンダーを後付けで装備すれば、この問題はおおむね解決です。

しかし、「スポーティーに楽しんでいる!」という人は自転車にはなるべくなにも付けたくないものでしょう。実用性より見た目のカッコよさ重視。気持ちわかります。

 

そういう場合は、泥水がたまった水たまりに近寄らないこと。

もしくは、背中の汚れは雨天ライドを乗り越えたサイクリストの証として受け入れることをおすすめします!

 

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自転車への影響

雨の中を走ったスポーツ自転車への影響は大きく2つあります。

 

①汚れ

汚れの原因は水たまりなどの泥、そして雨水と混ざって飛び散るチェーンの油です。

残念ながらどちらも防ぎようがありません。

 

とはいえ、しょせんは汚れ!家に帰ってからきちんと拭き掃除、場合によっては水洗いをすることでサッパリきれいになるでしょう。

自転車は外を走るものなので、汚れについてはあまり神経質にならなくてもいいと思います。

汚れたまま放置はNGですけどね!

 

②ブレーキシューの摩耗

これには本当に驚きました。

雨天ライド中にブレーキをかけていたら、キーキーと異音がするようになってしまい、帰ってから見てみるとブレーキシューの”山”がこんなにも減っていました。

摩耗したブレーキシュー

素人目に見ても、すり減って薄くなっているのがわかります。

新品のブレーキシュー

新品のブレーキシューと比較してみてください。

 

包丁を研ぐときって、砥石を水で濡らしてから研ぎますよね?

それと同じ原理で、ブレーキシューの削れカスと水が、砥石と水のような関係性になってしまい一気に削れてしまうそうです。

 

雨天ライドはブレーキシューの消耗を早めるということですね。

ショップに行って前後のブレーキシューを交換してもらいましたが、部品代と作業工賃合わせて6,000円くらいかかりました。

高っ!これくらい自分で交換できるようにならないと、お金がかかりすぎちゃいますね。

 

~2020年1月追記~

このときの雨天ライドで、ほぼ新品だったブレーキシューが交換にまで追いやられました。

しかし、これを最後にブレーキシューは交換していません。

 

長距離走ったり、雨に降られたこともあったんですが、まだまだ大丈夫。

思うに、最初からクロスバイクに取り付けられていたブレーキシューはあまり品質が良くないものだったのか、それとも最初から経年劣化していたものだったのか…。

真相はわかりませんが、雨の日に走ったからと言って即交換!とまではいかないので安心してください!

 

雨に濡れてしまった自転車の対処法

自転車が雨に濡れてしまったら、必ずやらなければいけないことが2つあります。

 

①濡れたまま放置しない

1つ目は、雨でぬれた自転車を濡れたまま放置しないこと。理由はフレームの金属部分やチェーン類が錆びてしまう恐れがあるからです。

今回の僕は雨が止んだ後にカラっと晴れたので、2時間ほど走りながらしっかり乾かすことができたので不幸中の幸い。

 

そうでない場合は、家に帰ってから布巾で水気をふき取り、さらに通気性のいい場所で乾くまで保管しておきましょう。

扇風機なんかがあれば、風を当てておくのもよさそうですね。

 

②チェーンを注油する

雨に濡れて、1番ダメージが大きいのがチェーン部分です。

まずはウエスで水気を取りましょう。そして、泥や砂などの汚れをきれいに落としてから適量のオイルをチェーンに差します。

 

チェーンのコンディションは快適な走行に直結しますからね。超重要です。

 

サイクリング中の急な雨には

いくら天気予報を見ていたとしても、サイクリング中に急な雨に降られてしまうこともあるでしょう。それは仕方のないことです。

そんなときは落ち着いて、ここまで話したことを思い出してみてください。

 

まとめ!

①少しでも天気が怪しいと感じたらレインウェアを用意しておこう!

②マンホールや排水溝の金属蓋、白線は滑りやすいので注意すべし!

③ブレーキが効きにくくなるのでスピードの出しすぎには注意。周囲をよく見て!

 

あとは、急いでなければ雨宿りするのもひとつの手段だと思います。少しでも雨脚が弱まれば儲けものだし、通り雨だったらすぐに止む可能性だってあります。

お天気アプリの雨雲レーダーなんかを参考にしてみるのも賢いですね。

 

ここまで話しましたが、スポーツ自転車は”基本的には”雨の日は乗らない乗り物だと思っています。

それでも、雨の中を走らざるを得ないときもある。

そんなときは、雨の日に走る危険性と対処法をしっかりと頭の中に入れて、安全第一で事故がないように楽しみましょう!

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