伊豆大島一周サイクリング!距離、所要時間、必要な荷物を確認しよう

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季節は夏!なにか、夏らしいことがしたい!

そうだ、島を走ろう

そんなわけで、伊豆諸島で最大の島『伊豆大島』を一周走るサイクリングを計画しました!

 

はじめての島ライドに挑戦するためには、いろいろな荷物を準備する必要があります。

今回は『準備編』ということで、伊豆大島を選んだ理由、船と宿の予約の仕方、新しくそろえた道具についてご紹介していきます。

海を渡って島を走るときの参考にしてください。

 

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伊豆大島はどんな島?一周の距離は?所要時間は?

伊豆大島はどんな島?

クロスバイクで島を走りたい。では、どこの島を走ろうか?

インターネットで調べていると『自転車の楽園』というキャッチコピーが目を引くホームページにたどり着きました。

どこだろう?なるほど、伊豆大島ですか!

 

伊豆大島は自転車の聖地をめざしていて、2016年1月にはアジア自転車競技選手権大会、2016年6月には全日本自転車競技選手権ロードレースが開催された島だそうです。

年に1回『伊豆大島御神火ライド』というサイクリングイベントも開催しているみたい。

 

一周の距離は?所要時間はどのくらい?

伊豆大島には、島内を一周する『伊豆大島一周道路』が整備されており、距離は約46.6kmです。

車だったら1時間ほどで一周できますが、自転車ではそうはいきません。アップダウンが激しいので、初心者だったら4~5時間はかかると思っておいた方がいいでしょう。

 

観光や休憩を考慮するともう少し時間がかかるので、せっかくならば先を急がずに1日かけて島をまわる方が楽しめそうですよね。

 

人生初の島ライドは伊豆大島で決まり!

伊豆大島一周について、ホームページやサイクリストのブログを見ていると、車の交通量が少ないためとても走りやすく、自然の中を走る感動があるそうです。

観光名所やグルメはもちろん、温泉施設も充実しているとのことでモチベーション上がってきた!

 

こうして、人生はじめての島一周サイクリングの舞台は伊豆大島に決定しました。

 

船と宿を確保しよう

伊豆大島に行くにはどうすればいいの?

伊豆大島に行くには、海運会社『東海汽船』の船を利用することになります。

各地にターミナルがありますが、僕が住んでいるところから近いのは東京都港区の竹芝客船ターミナルですね。詳しい航路図は東海汽船のHPに掲載されています。

 

竹芝客船ターミナルを出発する伊豆大島行きの船には2種類があります。

大型客船
●夜の22時に出発して、翌朝の6時に到着。所要時間は約8時間。
●運賃は最安価の2等客室で4,530円。時期により多少変動する。
●自転車は輪行袋に入れれば無料で持ち込める。
高速ジェット船
●1日1本の大型客船とは違い、平日は2本、土日祝は3本の船が運航している。
●所要時間は約1時間45分。
●運賃は7,340円。時期により多少変動する。
●自転車は輪行袋に必ず入れる必要があり、別途1,000円がかかる。

※運賃を含む情報は2017年当時のものです。詳細は東海汽船HPよりご確認ください。

 

もろもろが違いますが、とくに大きいのは所要時間でしょう。多少お金を払ってでも速く行き来したいという人は高速ジェット船がオススメです。

僕は、「船の上で一泊するというのも”自転車旅”らしくていいじゃないか!」なんて思い、大型客船を予約しようとしましたが残念ながらすべて満席。

行楽シーズンの混み具合、そして伊豆大島の人気を侮っていました。

 

高速ジェット船はまだ少しだけ空席があったので、急いで予約!7時20分発~9時5分着の便を無事に確保することができました。

往路は13時20分発の大型客船を予約したので、ゆっくりと船旅を楽しみながら帰ることにします。

 

宿を確保しよう

次は宿泊施設の確保ですが、僕はいつも『じゃらん』を使って探しています。地味にポイントもたまるので得した気分になります。

 

今回の伊豆大島一周サイクリングですが計画したのが遅かったため、よさそうなところは軒並み満室で空きがない状況でした。

仕方ないと言ったら失礼ですが、ちょっと古めかしい民宿が空いていたのですかさず予約。

港から遠い、景観が悪い、エアコン有料。それでもよければご利用ください

念押しをするように記載された情報に一抹の不安を覚えますが、寝るだけなので問題ないでしょう!

 

これで、船と宿の確保は完了!

行楽シーズンや長期連休のときは船も宿も混み合うので、予定が決まった段階で速やかに予約をおこなうことが大切ですね。

 

準備する道具は?

大型客船で海を渡り、伊豆大島を走るためにはどんな道具が必要だろう?

調べてみたところ、結構いろいろあったのでわかりやすく一覧にしておきましょう。

●輪行道具
●パンク修理道具
●サドルバッグ
●その他(テールライト、鍵)

輪行道具

輪行とは、自転車のタイヤを外してコンパクトにしてから専用の袋にいれて、公共交通機関などで自転車を持ち運ぶことをいいます。

往路で利用する高速ジェット船も、輪行袋に入れないと船内に自転車を持ち込めません。

なので、輪行するのに必要な道具をそろえる必要があります。

 

①輪行袋

僕が購入したのは『OSTRICH(オーストリッチ)輪行袋 L-100』という輪行袋です。

OSTRICH(オーストリッチ)輪行袋 L-100

超定番品の人気商品です。

お値段もそこそこ手ごろな上に、生地もしっかりしているので長く使えそうな一品。

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オーストリッチ(OSTRICH)
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②エンド金具

輪行するときに必ず必要な道具、それがエンド金具です。

OSTRICH(オーストリッチ)エンド金具 エンド幅135mm MTB向け

輪行袋と同じメーカーの『OSTRICH(オーストリッチ)エンド金具 エンド幅135mm MTB向け』という商品を購入しました。

エンド金具は、リアエンド(後輪が付いているところ)に取り付けるアイテムで、リアディレイラーを守るための役割、タイヤを外したあとに自転車を自立させる役割があります。

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③スプロケットカバー

スプロケットとは、後輪に付いているギザギザした歯車のことです。

フレームにぶつかると傷になってしまうので、スプロケットとフレームの両方を保護するためにも必須なアイテムです。

OSTRICH(オーストリッチ)フリーカバー MTB用

こちらは『OSTRICH(オーストリッチ)フリーカバー MTB用』という商品です。

マウンテンバイク用と書かれていますが、クロスバイクやロードバイクにも問題なく使用することができます。実践済みです。

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④フレームカバー

少しでも自転車を保護するためにフレームに巻き付けるカバーです。

TIOGA(タイオガ)フレームプロテクター

こちらの『TIOGA(タイオガ)フレームプロテクター』という商品は、大きいカバーが2枚、小さいカバーが1枚が入っています。

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パンク修理道具

島を走っている最中にパンクをして、走行不能にでもなったら大変なことです。

気をつけて走りますが、もしもパンクしてしまったときは自分でどうにかするしかない・・・ということでパンク修理道具を用意しました。

島うんぬん関係なしに、普段のサイクリングから常備しておいた方がいいですね。

 

①携帯ポンプ

僕が購入したのは『TOPEAK(トピーク)RaceRocket HP MasterBlaster』という空気入れです。

TOPEAK(トピーク)RaceRocket HP MasterBlaster

大きさがコンパクトになるほど1回のポンピングで入る空気量が減ってしまいますが、だからといってあまり荷物になるサイズは持ち運びたくありません。

この携帯ポンプは小さい割に優秀です。ボトルケージのネジ穴を利用してフレームに直接取り付けることもできるので邪魔になりません。

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②タイヤレバー

タイヤをホイールから外すための道具をタイヤレバーといいます。

TACS (タックス) タイヤレバー

3本1セットになっていて、タイヤとホイールの間に爪を入れてテコの原理でタイヤを引っ張り出すイメージです。

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パナレーサー(Panaracer)
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③予備チューブ

タイヤのサイズにあった予備チューブを持参しないと、ここまで紹介した修理道具が意味をなさなくなります。

SCHWALBE(シュワルベ)700×28-45C

初心者の僕にはメーカーの良し悪しがわからなかったので、店員さんにオススメされたものを素直に購入しました。

 

④アーレンキー(六角レンチ)

マシントラブルに備えて、小型のアーレンキー『TOPEAK(トピーク) X-Tool』を購入しました。

TOPEAK(トピーク) X-Tool

これ、今の僕にとっては必須アイテムなんですよね。

キックスタンドを付けたままだと輪行袋に入らなかったので、出し入れするたびにアーレンキーを使ってキックスタンドを着脱する必要があるんです。

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トピーク(TOPEAK)
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サドルバッグ

伊豆大島には一泊で行くので、着替えやアメニティグッズも持参します。

リュックサックはなるべく軽くして体への負担を減らしたいので、パンク修理道具はサドルバッグに入れることにしました。

Aero Wedge Pack(エアロウェッジパック)Mサイズ

購入したのは『TOPEAK(トピーク) エアロウェッジパックM』というサドルバッグです。

 

このサドルバッグに、タイヤレバー、予備チューブ2本、携帯アーレンキーがきれいに収まります。

携帯ポンプはクロスバイクのフレームに直接取り付けます。予備チューブを1本にすればサドルバッグの中にすべて収納できたのですが、友人の分も含めて2本は持参したい。

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~商品レビューはこちら~

トピークのサドルバッグ『Aero Wedge Pack (エアロウェッジパック)Mサイズ』を使ってみた感想
スポーツ自転車に付き物のトラブルと言えば?多くのサイクリストが、『パンク』と答えることでしょう。 それくらいメジャーで走行に支障をきたすトラブルなので、距離にかかわらずパンク修理道具の持参は必須だと言えます。 僕自身もクロスバイクを納車して...

 

その他

①テールライト

必須ではないですが、サドルバッグを取り付けるときに反射板を外す必要があったので、代わりに購入しました。

単4電池×2個で動くテールライト『キャットアイ セーフティライトOMNI-5』です。

キャットアイ セーフティライト OMNI-5

サドルバッグのクリップホルダーに取り付けられるタイプです。

島に限らず、ロングライドで辺りが暗くなってしまったときに効果を発揮しそうですね。これはいい買い物をした。

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キャットアイ(CAT EYE)
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②鍵

クロスバイク購入時に買った鍵は頑丈だけどその分とても重いので旅には不向きと判断し、少し軽い鍵を買いました。

knog(ノグ)PARTY COIL

スタイリッシュな鍵『knog(ノグ)PARTY COIL』です。カラーリングが豊富で、クロスバイクとおそろいのチェレステカラーを購入しました。

ダイヤル式より楽かな?と思って小さい鍵を使って開錠するタイプにしましたが、「この鍵を紛失したらどうしよう」という新たな悩みが生まれました。

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Bianchi ROMA3、伊豆大島仕様に換装!

島一周に必要なものをそろえて装備したところ、ROMA3もだいぶ様変わりしました。

Bianchi ROMA3(伊豆大島仕様)

購入時と比べれば、ゴテゴテと装備品が取り付けられてパワーアップした感があります!

 

サドルバッグとテールライトはこんな感じ。

Bianchi ROMA3に付けたサドルバッグ

サドルバッグのクリップホルダーを利用することで、スタイリッシュな見た目になります。

きちんと取り付けられているので、外れる心配はありません。

 

携帯ポンプはシートチューブに取り付けて、すっきり収まりました。

Bianchi ROMA3に付けた携帯ポンプ

なんだか一気に玄人感でません?

 

新しく購入した鍵はステムに巻きつけておきます。

Bianchi ROMA3に付けた鍵

少しでもリュックサックを軽くする工夫です。試走してみたところ、ハンドリングにはまったく影響ありませんでした。

 

カスタマイズというほど大層なことはしていませんが、次のサイクリングに向けて自分で考えてクロスバイクをいじるのは楽しいですね。

いっそうクロスバイクに愛着を感じるようになりました。

 

輪行をマスターしよう

伊豆大島を一周するための情報、荷物はすべて整いました。残るは輪行をマスターするのみ!

クロスバイク、ロードバイクなどのスポーツ自転車は輪行ができるようになると、途端に世界が広がりを見せます。

僕はYouTubeで輪行手順の動画を見て学びました。

 

初心者でハードルが高いのは、やはり後輪の着脱でしょう。僕自身も、「壊れない?」「これで合っているの?」と最初はおっかなびっくり作業をしていました。

それでも『タイヤを外し輪行袋に入れる、輪行袋から出してタイヤを付ける』という一連の作業を何度か繰り返していると、なんとか動画を見ないでひとりで輪行作業ができるようになりました。

何事も経験ですね。あとは島で実践するのみ!

 

~輪行についてはこちら~

クロスバイクで輪行しよう!基本と注意点について
輪行とは?自転車を分解してコンパクトにし、専用の袋に入れて公共交通機関を利用すること。輪行を覚えるとサイクリングの自由度が上がり、さらに世界が広がります!メリット・デメリット、必要なもの、手順を解説します。

 

おわりに

今回は人生はじめての島一周サイクリングということで、準備に1記事使わせていただきました。

これから島を走る人の参考になれば幸いです。

 

次回はついに伊豆大島を走ります!

クロスバイク初心者が島を走ることでなにを思い、なにを得るのか?伊豆大島は本当に『サイクリストの楽園』なのだろうか?

こうご期待!

 

~次回のライドはこちら~

伊豆大島を走ろう!真夏の島一周サイクリング(その1)
クロスバイクで人生初の島一周サイクリングに出かけました。舞台となったのは伊豆諸島最大の島である伊豆大島です。真夏の炎天下、アップダウンに苦しめられながらも島特有の景色やグルメを楽しみながらペダルを回します。

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