ロードバイクを傷から守る方法!バリアスコートと表面保護テープ

愛車である『Bianchi OltreXR3』は、フレームカラーがマットブラックの渋くてイカしたロードバイクです。

とても素敵で非の打ち所がない…と言いたいところですが、気になるところも当然あります。

『とにかく、傷や跡が付きやすい』

同じような悩みを抱えている人、いるんじゃないでしょうか?

今回はマットブラックのカーボンフレームを傷から守るための対策をお話していきます。

ロードバイクの傷

ロードバイクを倒したり、ぶつけたり、引っかけたりするとフレームが傷つくのは当たり前のことですよね。

これまでに2回ほど立ちゴケをしましたが、運よく目立った傷が残らずに済みました。地面と接触したであろうところに、ビアンキバイクストアのステッカーが貼ってあったんです。

これに守られた。本当に運がよかった…!

さて、ここからが本番。こちらのシートポストの写真を見てください。

Bianchi OltreXR3のシートポスト傷

少し傷がついているのがわかると思います。実はこれ、サドルバッグを付けたときにベルトのバックルが擦れてできた傷なんです。

ロードバイクを納車後、早い段階でこの傷を付けてしまいとてもショックを受けました。

マットブラックだからひときわ目立つというのもあるのでしょうが、それにしても結構簡単に傷が付いてしまうもんだなぁ…。

調べてみると、これは”傷”というよりも、マット塗装が”剥離”してできた跡と言う方が正しいのかな?…どっちでもいいわ!

とにかく、他のロードバイクについてはわかりませんが『Bianchi OltreXR3』では、このような仕様になっております。

とは言え、サドルバッグを付けないわけにはいかないしなぁ。

シートポストは見えにくい部分だからまだいいけど、トップチューブバッグで同じことが起きるのは絶対に避けたい。

どうにかならないものか?…ということで、自分がしてみた工夫を2つ紹介します。

多分これがロードバイクの傷対策の最適解だと思います!

WAKO’S バリアスコート

まずは、こちらをご紹介しましょう。

WAKO'S バリアスコート

スポーツ自転車に乗る人ならお馴染みのWAKO’S商品『バリアスコート』です。

どのような効果があるのか?商品の箱に書いてある文言を抜粋してみましょう。

WAKO’S バリアスコート

スプレーして拭き取るだけのガラス系コーティング剤。

高密度ガラス系ポリマーがデコボコを埋め、さらにその上にオリジナルポリマーレジンの幕が結合することでハイブリッドコーティング膜を形成。

ガラスのような輝きと深みのある艶を実現します。

まるで鏡のような仕上がり!

前半部分はなにを言っているのか難しくてわかりませんが、スプレーして拭き取るだけで表面にコーティングが施され、フレームを汚れや傷から守ってくれるのです。

夢のようなスプレーではないですか?

使い方は簡単です。

①水洗い

これは自動車を想定しているのかな?ロードバイクの場合は水洗いまで必要ないでしょう。

汚れやほこりをウエスなどできれいにします。ピカピカにしましょう。

②スプレー

容器をよく振ってから、少量を付属の特殊マイクロファイバークロスにスプレーしてから薄く塗り伸ばします。

フレームに直接スプレーしてもいいのですが、この方法だとムラになりやすいので注意です。

③拭き上げ

付属クロスの面を変えながら、できるだけ薄く塗り伸ばすように吹き上げます。

この3ステップでコーティング完了。どうです?とってもお手軽でしょう!

それでは、実際に愛車で実践してみた画像を見てきます。わかりやすいように『トップチューブ』『シートチューブ』『ダウンチューブ』の3か所を比較してみます。

『トップチューブ』Before

トップチューブ、バリアスコート前

『トップチューブ』After

トップチューブ、バリアスコート後

『シートチューブ』Before

シートチューブ、バリアスコート前

『シートチューブ』After

シートチューブ、バリアスコート後

『ダウンチューブ』Before

ダウンチューブ、バリアスコート前

『ダウンチューブ』After

ダウンチューブ、バリアスコート後

どうですか!あんまり変わらないって?うーん、確かに!

写真で見ると余計にわかりにくいですが、実際に見るとマットカラーに深みが増したと思います。簡単に言うと色が濃く鮮明になったように思います。

本当にコーティングできているの?…という疑いの声を払拭するために水滴でテスト!

まずは、バリアスコートをスプレー前のトップチューブに水滴をポタリ。

トップチューブ、バリアスコート前での水滴テスト

お次にバリアスコートでコーティングした状態で、同じように水滴を垂らしてみます。

トップチューブ、バリアスコート後での水滴テスト

水滴が広がっていたコーティング前に対して、水滴を弾いて丸まっているのがわかりますよね?垂らした瞬間、フレーム表面をするりと流れてしまうほどの効果です。

これで、水滴や汚れへの耐性が上がったことが実証できましたね!マットブラックは傷だけでなく汚れもつきやすく目立つので、少しでも汚れにくくなるのはありがたい。

このようにバリアスコートでフレームをコーティングすることで、傷や汚れからフレームを守ってくれるのです。

とは言え、防げるのは細かい傷程度です。自転車を倒したらコーティングなんて関係なく傷つくと思いますので過信は禁物です。

3M Scotch 表面保護テープ♯331

バリアスコートの良さはわかったけど、少しでもフレームが傷つくのは嫌だ!ノンストレスでトップチューブバッグやサドルバッグを取り付けられないの?

そんな人には、このアイテムをオススメするしかなさそうですね…!

3M Scotch 表面保護テープ♯331

こちらも傷対策として有名な商品、3M『 Scotch 表面保護テープ♯331』です。

厚さ0.085mmのテープです。厚さ0.05mmのセロハンテープをイメージしていただくとわかりやすいのですが、かなりしっかりとした厚みを感じることができます。

このテープはもともと、精密機械や窓ガラスの加工・輸送時の保護や養生用に開発された商品なので、これを貼ればしっかりフレームを守ってくれる!というわけです。

バリアスコートのコーティングとは違い、もっと直接的&物理的な傷対策ですね。

マットブラックのフレームにも問題なくしっかり貼れる一方で、粘着力自体はさほど高くありませんので、ある程度の回数は貼り直しができるのも魅力。

それでは、実践してみましょう。

3M Scotch 表面保護テープ♯331

トップチューブバッグを取り付けるので、バックルなどが接触する部分にテープを貼っていきます。

3M Scotch 表面保護テープ♯331

はい、完成です。バッグの底が接触するトップチューブに長いテープを1枚ペタリ。そして、バックルが接触する部分にピンポイントでペタリ。

3M Scotch 表面保護テープ♯331

真横から見てみます。テープなので光が反射している部分は目立ちますが、それ以外のところは案外わからないものでしょう?

3M Scotch 表面保護テープ♯331

真上からの写真です。バッグを取り付けたらテープ自体は見えなくなるので気にしなくてOK。

3M Scotch 表面保護テープ♯331

トップチューブを取り付けてみました。バッグとトップチューブが接触している部分を、すべてテープでカバーできています。

この距離からの撮影でこの視認性なので、遠目から写真を撮ったときにはほとんどわからないと思います。ロードバイクの外観を損ねることがないのも嬉しいポイント。

今回紹介した3Mの『 Scotch 表面保護テープ♯331』ならば、バッグとの摩擦からしっかりとフレームを守ってくれるのでオススメです。

フレームの目立たないところに貼っておいて、輪行時にそれを剥がして傷付きそうなところを保護するというフレキシブルな使い方もできますよね。

気にしないことも大切です

カーボンフレームのデメリットのひとつに、その『繊細さ』が挙げられます。

カーボン素材は軽い反面、衝撃に非常に弱くて力のかかり方によっては素材が破断してしまう恐れがあるのです。

僕の中では『陶器』に近いイメージですね。

倒したり、ぶつけたりしてカーボンフレームに大きな衝撃を加えてしまったとき、なにより恐ろしいのは内部が破断していること。

外観の傷が小さかったり、一見するとなにもないように見えても、実はフレーム内部の繊維が破断してしまっているというものです。

内部破断を調べるのはとても難しいらしく、素人ではまず無理。もちろんプロに有料で内部検査をお願いすることは可能ですが、かなりお高いようです。

極力ていねいに扱う!当たり前のことですが、それがカーボンフレームのロードバイクに乗る者の宿命なのです。

ただし!ていねいに扱うことを大前提として、言わせていただきたいことがあります!

「傷のひとつやふたつ気にするな!」

ここからは、ロードバイクの傷対策≪メンタル編≫に突入です。

愛車を磨いているとき、チェーンにオイルをさしているとき、傷を発見すると気分が落ち込みますよね。もちろん僕もヘコみます。

そんな自分に対しても言いたいのです。そんなに気にするなよ…と。

ロードバイクは宝石ではなくて、ただの自転車。外を走る乗り物なのです。

どんなに慎重に乗っていても、意図しないところで気づかないうちに多少の傷がついていることなんてザラにあります。

走っているときにかぎらず、輪行をしても傷はつくものです。

『傷がつく』

それってある意味では、世界に何百台もある同一のロードバイクが、世界で自分だけのロードバイクになる瞬間でもあるんじゃないでしょうか?

走った歴史が傷になり、唯一無二の自分だけのロードバイクになっていく。

自分の体だって、腕とか膝とかに傷が残っていたりしません?

その傷を見ながら、「これは、あのときの…」なんて思い出に浸ることだってあるはず。いい思い出なのか、戒めなのか、それはさておきです。

そう考えると、ことさら愛着が湧いてくるってもんですよ!それこを、自分の体のように!

ロードバイクについた傷を見てヘコむのではなく、「これは、あのときのライドで…」と素敵な思い出を振り返れるように、傷を恐れずいろいろなところを走りましょう!

気にしない、気にしすぎないのが最大の傷対策なのかもしれませんね。

おわりに

立ちゴケ経験のある人なら共感してもらえると思いますが、コケる瞬間って自分の体のことよりも乗っている自転車を気にしちゃいません?

膝小僧からの流血にもめげずに、自転車に傷や異変がないかを入念にチェックしてしまう自分がいます。

でも、冷静に考えると自転車よりも自分の体の方が大切です。そこでけは間違えないようにしたいものですね!

最後に話が脱線してしまいました。気にしないのが1番とは言え、愛車は常にきれいであってほしいものです。

今回紹介させていただいた傷対策を、ぜひとも活用してみてください!

細かい点でなにか疑問点や質問があれば、わかる範囲でお答えしますのでお気軽にどうぞ。

それでは~!

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