トピークの大容量サドルバッグ『Back Loader (バックローダー)6リットル』を使ってみた感想

今回はロングライドや宿泊をともなう自転車旅など、持ち物が多いサイクリングで力を発揮するアイテム、“大容量サドルバッグ”について取り上げていきます。

大容量サドルバッグとは、その名の通り、通常のサドルバッグとは比較にならないほどたくさんの荷物を入れることのできるサドルバッグです。

さまざまなメーカーから販売されていますが、僕が愛用しているのはトピークの『Back Loader(バックローダー)6リットル』です。

こちらのアイテムを紹介していきますよ~!

Back Loader(バックローダー)

こちらが、トピークの『BackLoader(バックローダー)6リットル』です。

BackLoader(バックローダー)6リットル

バッグ自体に撥水性があるので、多少の雨なら浸水の恐れはありません。耐久性、耐退色性に優れた素材で作られているので、悪環境でも長く使用することができます。

BackLoader(バックローダー)6リットル

サドル裏のバーに括り付けるストラップが2本、シートポストに巻き付けるストラップが1本あり、この3本で自転車に取り付けます

サドルバッグ上面には、ゴム紐ストラップがあり、ちょっとした荷物ならここに括り付けることもできます。

BackLoader(バックローダー)6リットル

サドルバッグ背面には、テールライトを取り付けるためのクリップホルダーがあります。

BackLoader(バックローダー)6リットル

複数設けられているので、最適なホルダーを選んで使いましょう。

バックルを外して、サドルバッグをオープンしてみます。サドルバッグの口は巻いていくタイプになっていて、すべて広げるとこのようになっています。

BackLoader(バックローダー)6リットル

バッグに入れる荷物が少ないほど、余分となる口部分が多くなるのでたくさん巻く必要があります。荷物が多ければ、ひと巻きくらいでちょうどいい感じになります。

バッグの中はこのようになっています。

BackLoader(バックローダー)6リットル

たくさん入りそうです。底面にはプラスチックの薄い板が敷かれているので、型崩れすることなく安定して荷物を入れることができます。

このバッグ自体は防水性に優れたタイプではないのですが、それを補うように防水のインナーバッグが付属してきます。

BackLoader(バックローダー)のインナーバッグ

サドルバッグと同じように、口を巻いてバックルで止めるタイプです。インナーバッグの左上にエアリリースボタンが設けられているので、空気を簡単に抜くことができます。

僕は、雨が降る降らないに関係なく、基本的にはインナーバッグに荷物を入れてからサドルバッグに収納しています。

突発的な雨にも対応できるし、なにより荷物の出し入れがしやすい。

ただ、最近になってこの使用方法が正しいのか疑問に思いはじめました。その理由については、改めて後述します!

細かいところでは、ストラップに自転車本体を傷つけないような工夫がされています。

BackLoader(バックローダー)6リットル

写真だとわかりにくいかもしれませんが、柔らかいラバーのような素材で加工がされています。さりげない配慮がとてもうれしい。

商品をザックリ確認したところで、公式データを見ていきましょう。

『BackLoader(バックローダー)6リットル』

◆最大荷重5kg
◆長さ500×幅160×高さ110mm
◆容量6L
◆重量445g

どのくらい荷物を収納できるの?

この大容量サドルバッグは6Lの荷物を収納できます!…と言われても、イメージがわきませんよね。

それでは、どのくらいの荷物を入れることができるのか?僕が自転車旅で実際に使っていた荷物を入れて、検証してみましょう。

自転車旅で持参した荷物のうち、サドルバッグの中に入れた荷物がこちらです。

自転車旅の荷物

・輪行袋
・モンベルのサイクルレインジャケット
・エンド金具
・フレームカバー
・スプロケットカバー
・スポーツタオル×2
・タイヤチューブ×2
・タイヤレバー
・アーレンキー
・携帯ポンプ
・タイヤパッチ
・チェーンオイル
・チェーン用お掃除クロス
・ウエス
・メンテナンス手袋

自転車旅の荷物

1枚に収まり切らなかったので、2枚目突入。主にアメニティーグッズですね。

・消臭スプレー
・洗顔剤
・ボディソープ
・ブラシ
・歯ブラシ&歯磨き粉
・髭剃り&シェービングクリーム
・アメニティーポーチ

改めてみると、結構大量の荷物ですよね。それでは、いつも使っているようにサドルバッグに入れていきましょう。

まずはパンク修理道具やメンテナンス道具などの細かいものを、ジップロックに入れてひとまとめにします。

それから、インナーバッグの中に入れていきましょう。

BackLoader(バックローダー)のインナーバッグ

かなりギュウギュウに入っています。口の部分はひと巻きするのがやっとでした。これを、今度はサドルバッグの中に入れていきます。

BackLoader(バックローダー)6リットル

欲張って荷物を詰め込みすぎたかな?サドルバッグいっぱいで余裕はありません。限界容量と言ってもいいでしょう。

口の部分を巻いて、ストラップのバックルをはめ込み、あとは長さを調節してあげれば完了!

BackLoader(バックローダー)6リットル

千葉県から岩手県まで3日間かけて走ったときの荷物、その半分くらいが収まっています。

2019年ゴールデンウィークは本州最北端である青森県の大間崎まで超ロングライドの自転車旅に出かけます!

いかがでしょうか?

こうしてみると、容量6Lってかなりたくさんの荷物を入れることができますよね。

自転車への取り付け

今度は、ロードバイクに大容量サドルバッグを取り付けてみましょう。

まずは、サドル裏のバーにストラップを通してバックルをはめていきます。バックルが大きめに作られているので、狭いバーの隙間を通すのは何気に大変。

焦らずに、片方ずつ取り付けていきましょう。

BackLoader(バックローダー)6リットル

そして、シートポストにストラップを巻き付ければ取り付けは完了です。

BackLoader(バックローダー)6リットル

あれ?なんか、へにゃんとしていません?これ、サドルバッグの中に荷物が入っていない状態なんです。

ただでさえ、ストラップを通しにくいサドル裏のバー。バッグが重いと余計に作業がしづらいので、僕はサドルバッグを取り付けてから荷物を入れるようにしています。

ストレス軽減のちょっとしたコツですね。

この取り付け方法で活躍するのが、インナーバッグです。荷物をすべて詰め込んでひとまとめにすることで、サドルバイクへの収納が1回で終わります。

バッグの口を巻いて、ストラップのバックルをはめれば今度こそ取り付け完了です。

BackLoader(バックローダー)6リットル

大容量サドルバッグを取り付けただけで、普通のロードバイクから一気に長距離を走る旅人仕様に様変わりしましたね。カッコいい!

後ろから見ると、このような感じになっています。

BackLoader(バックローダー)6リットル

クリップホルダーにはお好みでテールライトを付けましょう。目いっぱい荷物を入れた状態でも、バッチリ後方から確認できる位置に装着できます。

上面のゴム紐ストラップを利用するならこんな感じでしょう。写真は愛用のマリンシューズです。他にも500mlペットボトルくらいなら余裕で収めることができます。

使ってみた感想・レビュー

良いところ

なんと言ってもその収納力ですね!

日帰りのロングライドだったら、この『Back Loader(バックローダー)6リットル』で十分!1泊以上の自転車旅でも、その大部分の荷物を請け負ってくれるでしょう。

バッグの口を巻いていくタイプなので、中に入れる荷物の量によってバッグ自体のサイズ感を調整できるのもいいところ。

テールライトを取り付けるクリップホルダーの存在もありがたいですね。複数口あるので、どれだけ荷物を入れても、後方から視認されやすいベストな位置にライトを付けられます。

バッグ自体の撥水性、インナーバッグのおかげで突然の雨でも慌てずに走り続けられるのも強みのひとつ。

ちなみに、荷物を取り出せば、サドルバッグを付けたまま輪行袋に入れることもできます。ササっと取り出せるように、荷物をインナーバッグにまとめておくと便利です。

これは良し悪しですが、取り付けた大容量サドルバッグが”フェンダー(泥除け)代わりにもなってくれます。

当然、バッグの底面は汚れますが、撥水性のおかげで汚れがつきにくい&落としやすくなっているので、そこまで気になりません。

ねんごろ、不注意で水たまりの中を走ってしまっても背中が汚れずに済むのでありがたい。

気になったところ

特にない…と言いたいところですが、仕方ないと思われる部分も含めて数点だけ。

普通に走っている分にはまったく問題ないのですが、バッグに目いっぱい荷物を詰め込むとさすがに重く感じます。

ダンシングしたときなど、サドルバッグが左右に振られる感触があるので注意が必要です。

サドル裏のバーにストラップを通すのに、手間がかかります。簡単ではあるんですが、バックルが大きく、バーの隙間が狭いため、不器用な僕は毎回ちょこっと苦戦。

着脱を繰り返す必要がある自転車旅などでは、もう少しサクっと付けれないものかと試行錯誤しています。

とは言え、サドルバッグを取り付け、インナーバッグを入れて口を巻き上げ、そしてストラップを調整して完了。ここまでの作業、かかっても2~3分なので贅沢な悩みかもしれません。

使い方にもよりますが、上面のゴム紐ストラップを過信しない方がよさそう。

前述した千葉県から青森県までの自転車旅では、ここにビニール袋に入れたマリンシューズを括り付けていたんですが、3~4回は吹っ飛んでいきました。

強く締め上げても、徐々に緩んできてしまうようです。万が一のことも考えて、失くしたら困るものを括るのはやめておきましょう。

これまた、とは言え、ガタガタ道を含めて500km以上走った道のりで3~4回だったら、むしろ優秀なのか?

クリップホルダーの作りが少し心もとないです。薄めの生地1枚という感じなので、頻繁に着け外ししていたらへたりそう。

そして最後にとても細かい部分ですが、下の写真の『トピーク』のロゴを見てください。

BackLoader(バックローダー)6リットル

この黄色い部分にはマジックテープが付いていません。僕の持っているものは、このロゴが外はね気味にクセ付いており、若干足に干渉して気になるときがあります。

こんなところですね。あくまでも、強いて言うなら!レベルの気になり具合なので、人によってはまったく気にならないと思います。

メリットの方がはるかに多いサドルバッグですが、少し気になったところでも挙げた方が購入を検討している人の参考になるかもと思って書かせていただきました。

経年劣化

この大容量サドルバッグを購入して約1年半が経ちましたが、使用に伴う経年劣化はどの程度のものなのか?改めて手に取り、マジマジと観察してみました。

まずはサドルバッグ本体です。大容量の荷物を入れるためのバッグだけあって、各部分がかなり頑丈に作られています。

本体はもちろん、ストラップやバックルに大きな損傷や摩耗は見受けられませんでした。

唯一あやしいのは、クリップホルダーです。クリップが入りにくいときがあるので、グイグイと力を込めて付け外しを繰り返していたら、生地に若干のダメージが…。

現時点では、まだ全然なんともないのですが、万が一ここがちぎれでもしたら大変なので、今後はもっと繊細に使っていきます。

そして、付属するインナーバッグ。これは僕の使い方が悪かったせいで、小さな穴が開いてしまいました。

エアリリースボタンと併用すれば、空気が抜けるのが早くていいね!…というわけには、もちろんいきません。

穴が開いてから常時使用は見直した方がいいのかな?と考えるようになりました。

雨が降りそうなときだけピンポイントで使う?それだと、自転車旅ではどうしよう?咄嗟の雨に対応できないのも困る。

考えた結果、インナーバックだけでも販売しているようなので、常時使用を継続していく方向でいきます。

角ばったものを入れるときは注意しましょう。優しく取り扱うことが、長持ちの基本ですね。

おわりに

大容量サドルバッグ、トピークの『Back Loader(バックローダー)6リットル』をご紹介させていただきました。

荷物の多いロングライドや自転車旅に出かけようと思っている人には、本当にオススメです。

同型のサイズラインナップとして6リットルの他に、10リットルと15リットルがあり、値段は6リットルが6,600円+税、サイズが上がるに連れて1,000円ずつ高くなっていきます。

僕自身、どのサイズを買おうかとても迷いました。

「6リットルの値段プラス2,000円で倍以上入るなら、15リットルがお得では?」

「大は小を兼ねると言うし、大きいのを買っておけば後悔ないだろう!」

スポーツ自転車初心者の僕はそう思っていましたが、よくよく調べてみるとそう単純なことでもないようです。

15リットルのサドルバッグを買ったのに入れる荷物が少なかったら、バッグの重量が丸々無駄になってしまいますもんね。

自分がどのくらいの荷物を入れて走るのか?具体的にイメージしながら、最適なサイズのバッグを選ぶことが大切です。

前回からの繰り返しになりますが、『自転車の世界では大は小を兼ねない』ということです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする