クロスバイクで御朱印をもらおう【秩父三社(埼玉県秩父市)】前編

三峰口駅 自転車ライド

こんにちは、にしきです!

数か月前に遡りますが、このブログを読んでいただいている方から、「奥秩父の三峰神社御朱印ライドはどうでしょうか?」というコメントをいただきました。

はじめてのコメントで嬉しかったこともあり、速攻でライドを決意。

三峰神社について調べてみると、秩父神社、宝登山神社とあわせて『秩父三社』と呼ばれているそうです。

せっかくなので秩父三社をすべて回ろう!ということで、今回の秩父三社御朱印ライドを企画することと相成りました(p゚∀゚q)

 

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林道・大血川線を越えて三峰神社へ

まずは、秩父までの交通手段ですが、自宅から自走だと距離がありすぎるし、行き帰りで輪行はしんどそう。

そのため、今回はクロスバイクを載せて車で向かうことにしました。

 

ででん!

三峰口駅

向かった先は秩父市荒川白久にある三峰口駅。ここは、埼玉県最西端の駅だそうです。

三峰口駅には1日500円の有料駐車場があるので、ここを起点に秩父三社を回る計画です。駐車場を借りるときは、駅員さんに駐車券を発行してもらいましょう。

 

さて、車からクロスバイクを降ろして準備完了!9:00きっかりに出発です!

三峰口駅周辺

雲ひとつない快晴!そして、目の前に広がるきれいな緑!やっぱり秩父は最高だ。

空気が美味しくて、いくらでも吸える。

 

最初にめざすのは当然ながら三峰神社。三峰口駅から三峰神社までは約20kmですが、その大半が上り坂です。

三峰神社は標高1,100mのところにあるようなので、ざっと700~800m上るのかな?その辺りの感覚はまだまだ疎いです。

 

しばらく国道140号を走っていましたが、三峰神社に繋がる林道に入りました。

国道140号から三峰神社に続く道路

三峰神社へのルートはふたつあって、ひとつは国道140号をひたすら直進して、秩父湖沿いにある県道278号を走っていくルート。言わば、表の道。

そして、もうひとつは僕がこれから走る林道です。裏の道と言ってもいいでしょう。

 

この林道では、昨年(2017年)7月9日に第1回Mt.三峰ヒルクライムという大会が開催されたそうなんです!

最初は普通に表の道から上ろうと思っていたのですが、こんな胸の高鳴る情報を知ったからには林道を走るしかないでしょう!

地図上で比較してみると、表道の方が若干距離は長い、裏道の方が若干勾配がキツいようです。一般的なサイクリストはどっちから上るんだろう?

 

この林道には名前が付いていて、脇を流れる一級河川にちなんで『林道・大血川線』というそうです。

めっちゃ怖い名前だな!

家に帰ってから大血川の名前の由来を調べてみたら、案の定、怖い伝説にちなんだものでした。うん、その場で調べないでよかった。

 

林道に入ってからはず~っと上り坂なので、かなり体力を消耗します。正直甘く見てました。

小一時間ほど走っていると、道幅が狭くなってきました。心なしか勾配もさらにキツくなってきたように感じます。林道に、「ここからが本番だ!」と言われているようです。

三峰神社までのヒルクライム

暑い日差しが降り注ぐ中でのヒルクライムは過酷の一言。

 

林道には落石がたくさん転がっているので注意が必要です。こぶし大くらいのものから、大人でも持ち上げるのが困難なくらいの岩石まで、大きさはさまざま。

こんなの上から落ちてきたらどうしよう?そういえば、ここまで上ってくる道中に『熊、出没注意』の看板もあったし、実は危ないところなのか?

調べてみると、林道・大血川線は過去に落石が原因で通行止めになっていたことがあるそうです。実例を出されると、リアルに怖くなってきた。

 

ヒーヒー言いながら、上っていると目の前に僕の苦手なものが出てきました。

駆ヶ越トンネル

そう、トンネルです。駆ヶ越トンネルという名前の字面は素敵なのですが、どうしても嫌な想像をしてしまいます。

引き返すわけにもいかないので、意を決してトンネル内部に突入!内部は暗くてひんやりしていて、苦手な雰囲気。ここは、心を無心に走り抜けるのが吉。

三峰神社までのヒルクライム

トンネルを抜けた先では、目も覚めるような絶景がお出迎えしてくれました。

すっげー!標高どのくらいだろう?調べてみると1,100mくらい。上ってきたなぁ。こういうご褒美があるからヒルクライムはやめられない。

 

嫌いなトンネルも抜けて、きれいな景色も見れたしテンション上がった!三峰神社は目と鼻の先。この勢いでひとっ走り行くぞー!

三峰トンネル

…はい?

まさかのトンネル再び。しかも、さっきより不気味な雰囲気。もう嫌だー!心を無にして走りますが、駆ヶ越トンネルより長い。さすがは三峰の名前を冠したトンネル。

その後、なんとか走り抜けて、無事に三峰神社にたどり着くことができました。

 

意外とおもしろい日本神話の世界

三峰神社は、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東征中、碓氷峠に向かう途中に現在の三峰神社がある山に登って伊弉諾尊(イザナギノミコト)・伊弉册尊(イザナミノミコト)の国造りを偲んで創建したと伝えられている神社です。

 

イザナギ、イザナミとか名前は聞いたことあるけど一体なんなの?国造りって?知識がなかったので、日本神話について調べてみると、これが結構おもしろい。

簡単にお話すると、世界がまだドロドロのスープのような状態の時代、天上には高天原という神々の世界があったそうです。

そこに生まれたのイザナギとイザナミは、高天原の神々から天沼矛(アメノヌボコ)という矛を授けられ、それで世界を造ることを命じられるというお話です。

 

ちなみに、イザナギとイザナミの国造りで最初に生まれた島が淡路島。そう、サイクリストの間ではアワイチの名称でも親しまれている淡路島一周ロングライドの舞台です。

どうです?

脱線したと見せかけて、サイクリングの話に戻ってきましたよ!

これから淡路島を走る機会があれば、島の歴史だけではなく、神話の世界にも思いをはせながら走ってみたいと思います。

実際、淡路島にはイザナギを祀った伊弉諾神宮があるようなので、そういう知識があれば、ただ走るだけよりも2倍くらい楽しくなりそう!

 

さて、前置きが長くなりましたが、さっそく三峰神社をお参りしてみましょう。

三峰神社の境内入口にある三ツ鳥居

境内入口にある三ツ鳥居。鳥居が3つくっついたような変わった形をしているのが特徴です。

鳥居の前では狛犬ではなく狼が向き合っています。日本武尊を道案内したのが狼ということで、三峰神社の眷属(神の使い)になっているそうです。

三峰神社の隋身門

随身門と呼ばれる大きく神秘的な門です。とてもきれい。そして、ここにも神の使いである狼がいました。

標高が高いのと、高い木が作り出す日陰が多いためか地上に比べて涼しい。空気が澄んでるのを感じます。

さすが、関東屈指のパワースポットと呼ばれている三峰神社。参道を歩いているだけでも、パワーをもらえる気がするぞ!

 

そして、拝殿です。

三峰神社の拝殿

参拝者の長い列に並びながら、拝殿の装飾を眺めているとあっという間に自分の番。これからの旅の安全を祈願させていただきました。

社務所で御朱印をいただき、無事に秩父三社御朱印ライドのスタートを切りました。

三峰神社からの風景

参拝を終えて、駐輪場まで向かっている道中からの風景です。美しすぎる。ヒルクライムはとてもキツくて大変だったけど、本当に来てよかった。

 

時刻は12:00ちょうど。スタートしてから、3時間が経ちました。まだまだ先は長いので、次の目的地に向かうことにしましょう。

この後、走りながら、日本武尊の銅像を見るのを忘れていたことを思い出し、また改めて来ようと思いました。

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初めてのハンガーノック?

秩父神社までの道のりをおさらい。

来た道をそのまま引き返すのはおもしろくないので、表の道から向かいます。まずは、県道278号を下って走り、国道140号に合流します。

あとはひたすら秩父駅方面に走っていけば、秩父神社があるはず。走行距離は約35kmとまずまずの距離だけど、上り坂もないので比較的楽だと思います。

それでは、出発しましょう!

 

ダウンヒルからのスタートなので、とっても楽ちん。県道278号は整備された道なので林道と比べて走りやすいです。

三峰神社から秩父湖までのダウンヒル

風が気持ちいいのですが、急勾配のつづら折りが続いていて油断できません。

そして、林道に比べると圧倒的に交通量が多い!車に気を遣いながら走ることになりました。これは、林道から上ってきて正解だったかもしれない。

二瀬ダム(秩父湖)

ダウンヒルの終わりには二瀬ダム、またの名を秩父湖が現れました。二瀬ダムは秩父4ダムのひとつですね。いずれは、秩父4ダムも走破したい!

 

国道140号に合流したので、あとは秩父神社まで一直線だ!…と気合いを入れたものの、なんだか体の調子がおかしいぞ?

足が痛いわけではないけど、いつもより重い感じがする。ペダルを漕ぐ足にも力が入らなくて、スピードが出ない。向かい風というわけでもなさそうだ。

三峰神社までのヒルクライムは確かにキツかったけど、ここまで消耗するほどだったか?もしかして、これがウワサに名高いハンガーノック?

 

ハンガーノックとは、体を動かすエネルギーを使い切ってしまった、いわゆるガス欠状態のこと。手足に力が入らなかったり、頭がぼーっとしたり、体をうまく動かせなかったりという症状があらわれます。

確かに、朝ご飯からなにも食べていないけど、そんなこと今までだってあったし、それだけでハンガーノックになったりするのかな?

いまいちわからないけど、とりあえずコンビニに立ち寄って補給しよう。うーん、あんパンはやっぱりこしあんですね。

お腹を満たし、少し休憩していると随分力を取り戻したように感じます。よし、ゆっくりでもいいから秩父神社をめざそう!

 

時刻は14:00。三峰神社からペダルを漕ぎ続けるころ約2時間、ようやく秩父神社に到着!

秩父神社

炎天下の中、自転車で走るのは本当に辛い。でも、その分、目的地にたどり着いたときの達成感と安堵感はとても大きい!

それでは、さっそくお参りにいきましょう。

 

その前に、秩父神社について少しお話しておきますね。

秩父神社は、初代の知知夫国造である知知夫彦命(チチブヒコノミコト)が、八意思兼命(ヤゴコロオモイカネノミコト)を祀ったことに始まる神社です。

知知夫彦命?どこかで聞いた名前だなぁ…と思ったら、美の山チャレンジヒルクライムに参加したときに、皆野町で見た『国神の大イチョウ』!

あれは、知知夫彦命のお墓の脇に植えられた木だって話だった!(※詳細はこちら

 

そして、八意思兼命は知恵を司る神さまで、岩戸に隠れた天照大神(アマテラスオオミカミ)を外に出すための方法を八百万の神に授けたことで有名です。

天照大神はイザナギから生まれた神さまで…って、さっきお参りしてきた三峰神社はイザナギとイザナミを祀ってましたよね。

 

うーん、繋がるなぁ!

御朱印のアーティスティックな部分に魅力を感じて寺院仏閣巡りをするようになりましたが、こういう話を調べはじめると素直におもしろい!

 

境内に入り、少し歩くと2100年以上の歴史を持つ秩父神社が見えてきました。

秩父神社

色鮮やかな装飾が目を引きます。権現造りという建築様式で、埼玉県の重要文化財に指定されているそうです。

参拝の後、無事に御朱印をいただきました。

もう少しゆっくり見たいところなのですが、これから宝登山神社まで走らなければいけないので、早々に出発します。

 

貧乏性なのか、僕の旅はいつもバタバタですね。もう少しゆったりした旅をしたいもんだ。

 

前編のおわりに

さて、長くなりそうなので前後編に分けさせていただきます。

読んでくれている人の中には、「あと、宝登山神社だけじゃん!」と思う人もいるかと思いますが、この後も話題盛りだくさんなのです!

自分的にはですが(´゚∀゚`)

 

自転車ブログなのに、寺院仏閣や日本神話に話題を割きすぎるのはどうなんだろう?

そう思ったりもするのですが、僕にとっては寺院仏閣を巡り御朱印をいただくという趣味も、自転車があってこそ。これも自転車の魅力の一部だと思っています。

 

そういうわけで、後編も御朱印ライドの体験談をお話していきたいと思います!

コメント

  1. PALCOM より:

    三峰神社御朱印ライドを実行していただき、ありがとうございます。三峰神社に参詣する人の数は、最近では、半端ではないらしいですね。

    ところで、秩父はサイクリストが多いからなのか、輪行袋に収納した自転車を携えて、西武秩父駅の窓口でレッドアロー号の特急券を購入すると、何も言わなくても列車の最後部座席を選んでくれます。

    • にしき より:

      こちらこそ素敵なところを紹介していただき、ありがとうございました!
      記事では取り上げませんでしたが、『白い氣守』の影響でしょうか。
      そうなんですか!お得情報ありがとうございます。
      そういう細かい気配りが心に沁みますよね。僕らサイクリストも最大限のマナーを持って、輪行させていただきましょう!

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