沖縄本島・最北端の地である『辺戸岬』まで、約50kmを走ってきた2日目。出発時はここで引き返し、名護市をまったり観光する予定でした。
しかし、海岸線を気持ちよく進み、辺戸岬での絶景を見たらテンションが上がってきた!
当初の計画どおり、北部『やんばる』一周をめざします。フロント変速機が故障し、ギアの切り替えができない状況でアップダウンの多い道のりを走る。
僕の自転車旅はたびたび”修行”のようになりますが、今回も例外ではなかった。しかし、それはそれで思い出にも残り、悪くないものです。
そんなわけで、走っていきましょう!
~前回のライドはこちら~
やんばるの大自然に足を踏み入れる
自転車旅の2日目。時刻は9時50分。
ここで本日の目標を名護市・辺戸岬往復ライドから、北部『やんばる』一周に切り替えます。気持ちよく走ってきた高揚感と、恵まれた天候がそうさせました。
サイクリング・ハイは時として勇気か無謀か、おもしろい選択肢を選ばせてくれます。
よし、この熱い気持ちのまま出発しよう!
その前に、気になっていた建物の前までやってきました。
外壁には『辺戸岬観光案内所』と掲げられています。シャッターが閉まっているので、営業開始はまだ先なのだろう。
視線を1階分上げると、同じ書体で『展望台』と書かれていました。どうやら見晴らしのいい屋上に上がれるみたいです。
ここは利用できるのかな?
淡い期待を抱きましたが、屋上への階段は海風でさびついた格子で閉ざされていました。
さて、これで思い残すこともないだろう!
さらばだ、沖縄本島・最北端の地『辺戸岬』よ。
戻ってきました、国道58号。
このあたりには、たくさんの観光スポットがあるようですね。
とくに『やんばる国立公園 大石林山』は、やんばる一押しのパワースポット。なんでも、2億5千万年前の”サンゴ礁”が石灰岩となり、プレートの動きで今の場所まで押し上げられたそうです。
一つひとつ見て回りたいところですが、叶わないのが自転車旅の難しいところ。
なんせ、これから険しいアップダウンを約100kmも走らなければいけませんからね。日が暮れる前に帰るためには、目の前の道に集中する必要があります。
走っていきましょう!
太陽がさんさんと照りつける、絶好のサイクリング日和。時刻は10時をまわり、気温もさらに上昇してきました。
首を右にひねると、変わった形の山がそびえ立っています。
ん?もしかして、あれが『大石林山』なのかな?
方角的にそうだと思うのですが、確証がないので”変わった形の山”と認識しておこう。
本日の前半戦、名護市からの50kmは青い海の景色を堪能しながら、平坦に続く海岸線を進んでいたので、体への負担はほとんどありませんでした。
しかし、辺戸岬から先はそうもいきません。やんばるの東側はアップダウンの激しい”山道”を走っていくことになるのです。
「気合いを入れなければ…!」
なんて思っているうちに、ペダルは少しずつ重くなっていきます。
サイコンで勾配の数値を見てみると、5~7%を行ったり来たりしているくらいの上り坂。
自宅で留守番をしている愛車であれば、「楽勝だぜ!」とペダルを回せるのですが、マシントラブルが発生している借り物ロードバイクでは難義な道のりです。
先は長いんだ。序盤から体力を消耗するわけにはいきません。
とりあえず、フロントギアを”アウター”から”インナー”に落とそう。ペダルを踏み込む足が一気に軽くなり、少ない力で回せるようになります。
ずいぶん楽になりました。
故障した変速機はまったく動作しないわけではなく、今のように”大きい歯車”から”小さい歯車”への切り替え、つまり外から内側に”落とす”ことはかろうじてできるのです。
しかし、その逆ができない。小さい歯車へと落ちたチェーンを持ち上げて、大きい歯車にひっかける動作が封じられている…という状況です。
不便ですが、仕方ありません。故障も込みで覚悟して、辺戸岬を出発したわけですからね。
国道58号の起点にいたる
えっちらおっちら上っていると、道端に目を引く看板があらわれました。
『注意!「ヤンバルクイナ」ロードキル多発地帯』
ロードキルとは、車に引かれたり、衝突したり、はたまた排水溝に落ちれ溺れてしまったり、道路による影響で野生動物が死んでしまうことをいいます。
自然豊かな『やんばる』には、ヤンバルクイナ以外にもさまざまな生き物が住んでいます。
しかし、それゆえに対策やキャンペーンで注意喚起をしても、ロードキルが多発し、近年は増加傾向にある…というのが現状だそうです。
とても心が痛むことです。
野生で暮らす生き物たちの居住地、そこを切り開いて整備した道路。車はもちろん、サイクリングで走るときも最大限の注意をもって運転しよう。
ようやく坂道を上り切りました。
本日最初の上り坂は約3kmと、距離にすると短く感じますが、体が慣れていないためか余計につらく感じます。
しかし、達成感を得られるのは間違いない。これぞ、峠や山道を登る”ヒルクライム”の醍醐味。
そして、ご褒美と言わんばかりにやってくる下り坂。
先ほどまでは敵対していた地球の重力が味方となり、ペダルを回さずともオートメーションですいすい進んでいきます。
ほとんど車も走っていない自然の中を、風を切って走ります。汗をかいた体が一気に冷やされる感覚が心地いい。
野生動物との遭遇に十分注意しながら、約4kmを走りました。
坂道を下り切った先には民家や郵便局があり、人々の生活を感じる空間が広がっていました。
目を引いたのは『奥ヤンバルの里』という看板。調べてみると、やんばるの自然を楽しみながら沖縄民家風のコテージに泊まれる宿泊施設があるようです。
ひとりで泊まるのは寂しいですが、友人や家族と来たら楽しそう。
少し進むと、ここが『国頭村奥』という場所だとわかりました。
その先には、沖縄県では割とおなじみの『共同店』がありました。
共同店というのは、集落の住民の方が共同で運営する商店のこと。食料品や生活雑貨など多種多様のものが売られています。
調べたところ、沖縄県に点在する共同店の第1号が、この『国頭村奥』で生まれたそうです。2006年には創業100周年を祝う記念式典もおこなわれ、今でも営業している現役のお店。
共同店は気軽に入っていいものか?
もちろんいいんでしょうが、僕個人の性格上、非常に悩むところだったので興味はありつつも素通りします。本当に補給に困ったら、遠慮なく活用させていただこう。
奥川に架かる橋の手前に、もの凄い感動ポイントを発見しました。
国道58号の起点、はじまりの場所です。
鹿児島県最南端の島『与論島』をサイクリングしたときに、5mくらいの短いレールと車輪が置かれた『ヨロン駅』という場所がありました。
沖縄県から鹿児島県へと続く国道58号。海を渡るその道路を”海上鉄道”と捉え、その間に位置する与論島と2か所を結ぶために5mのレールを敷いたのです。
なんだかすてきなエピソードですよね。
沖縄本島、与論島を含め、いろいろなところを自分の足で走ったからこその熱い感動。しっかり受け取ることができました。
もの思いにふけりながら、横を見ると『一般国道五十八号について』と刻まれた記念碑を発見。
鹿児島県鹿児島市を起点とし海上を渡り、種子島、奄美大島を経由して沖縄県那覇市(明治橋)を終点とする路線である。
沖縄県内に初めて上陸する地点が当地となっている。
国道58号記念碑より
あれ?よく読んだら、自分の認識と真逆だったぞ。国道58号は鹿児島市からはじまり、ここはあくまで”沖縄県内での起点”ということなのか。
起点ということは”終点”でもあり、橋を渡った先に続いている道は『沖縄県道70号』でした。
いろいろと勘違いを正すことができました。よかったよかった!
山あり谷ありのサイクリング
沖縄本島北部、東海岸を縦断する県道70号。その起点に架かる『奥橋』からの眺め。
空が青くてきれいだ。海へと流れ込んでいる『奥川』は時間帯の関係なのか、潮が引いて水量が少なくなっています。
海と川の境目を”河口”といい、淡水が入り混じった海水を”汽水”というらしい。サイクリングとは関係ないが、うんちくを述べてみました。
奥橋を渡ると、再び上り坂があらわれました。
山の中を走ります。勾配は先ほどと同じ5~7%くらいですが、結構きつい。
木々の間をすり抜ける光は”木漏れ日”と呼ぶには、あまりにも強烈。時刻は10時30分を過ぎ、太陽も本気を出してきたようです。
なかなかの勾配に苦戦しましたが、距離自体は短かったのでサクッと上り切りました。そして、ふたたびダウンヒルに突入!…する前に、ペダルを緩めていったん止まります。
北部『やんばる』はアップダウンが多く、ロードバイクのコンディションも悪いため上り坂では相当な時間を費やしてしまいます。
ゴールの名護市まで先は長く、もたもたしていると日が暮れてしまいそう。ナイトライド対策にCATEYEの『VOLT800』を持参しているとはいえ、できるなら避けたい。
そこで重要になってくるのが、ダウンヒルです。
事故につながる恐れがありますし、野生動物のロードキル問題もあるため、あまりスピードを出すつもりはありませんが、それでも、もう少しだけ急いで時間短縮をはかりたい。
そのためには、インナーに落としたフロントギアをアウターに戻す必要があります。
故障した変速機には頼れない。しかたないので、チェーンをグイっと引っ張って、手動でのギアチェンジを試みます。
成功!2~3回ペダルを動かして、タイヤを空転させてみます。問題なさそうですね。
文明の発達がめざましい昨今。
自動走行の車が台頭する現代で、まさかギアを手動で変えることになるとは思いませんでした。しかし、これぞ自分の力で転がす”自転車”の本領でしょう!
前置きが長くなりましたが、ダウンヒルに適したギアにすることができて大満足。風を切り、坂道を駆け下りていきます。
目の前に大きな橋があらわれました。そこから顔を覗かせる絶景に、思わず足を止めます。
美しいやんばるの自然。山の中を走っていたので、なんだか海を懐かしく感じます。
細かいアップダウンの連続を越えていきます。
山の中へといざなうように続いている立体道路。
左手側にちらりと見えるのは『楚洲の浜』と呼ばれるところ。川遊びやダイビングなど、水辺のアクティビティを楽しめるそうです。
時期的なものなのか、日頃からそうなのかわかりませんが、とにかく自転車はおろか車すら1台も走っていません。
スマートフォンの電波が届かないエリアも多いうえに、道行く人もいないとなれば、緊急事態に助けを求めるのが困難になります。
なにも起こらないように、注意しながら走ろう。
沖縄県は11月でも日差し強く、暑い。
大汗をかきながらヒルクライムを上り、ダウンヒルで体を冷ます。そんな風に走っていたら、みるみるドリンクの残量が減っていきます。
「どこかで補給をしたいな…」
あたりを見回していると、タイミングよく自動販売機を発見しました。
赤オレンジ色の屋根、真っ白な壁は西洋の雰囲気を漂わせるホテルです。
『アダガーデンホテル沖縄』
自動販売機は敷地の中にありましたが、閑散としていたのでしれっと使わせていただきましょう。いいタイミングで補給することができて安心です。
辺戸岬から出発して、ここまで約25km。少なくとも自分が走った県道70号沿いに、共同店以外でドリンクを購入できるスポットはなかったように思います。
北部『やんばる』を走るときは、事前の準備が重要になると肌で感じることができました。
森林と海と太陽と
上って上って、快速ダウンヒル。坂道を駆け下りていると、前方になにやら石碑を発見したので、スピードを落として停車します。
『安波節の歌碑』
国頭村安波に伝わる唄。お祭りやお祝い事でうたわれるそうです。YouTubeでも聞くことができるので、興味ある方はぜひぜひ。
時刻は12時ちょうど。頭の真上で輝く太陽からは、容赦のない日差しが降りそそぎます。
それにしても、いい道。最高のロケーションを独り占めして走れる幸せ。
ここまでは細かいアップダウンが多い印象でしたが、今回の上り坂は長そうだ。幸いなことに勾配は大したことないので、気合いを入れてペダルを踏みます。
調子の悪いフロントギアは、無理に手動で切り替えていたためか悪化しているようにも感じます。あんまりやらない方がいいのかな?
こんな山の中で、「マシントラブル!自走できなくなった!」というのだけは勘弁ですよ。
道中で看板を発見。ついに国頭村を抜けるようです。
『またんめんそーれ』
沖縄の方言で、「またおいで」という意味だそうです。美しい自然の景色、刺激的なコースを楽しませてくれた国頭村に感謝し、先に進みます。
そして、長い坂道を上り切ったところで東村に入りました!
木々と逆光にブラインドされて見えにくいですが、間違いなく『東村』と書かれています。
歌碑があったところから約8kmの上り坂。さすがに疲れたぞ!時間にすると50分くらい走っていたことになります。
心機一転、東村をゆく。
橋から下の覗き込んで見ると、水量の減った川がありました。
地図ではこの先に『新川湖』があるらしい。そうすると、この川の名前は『新川』なのかな?
やんばるの青々とした森林、色合いが美しい景色。
野生動物がたくさん住んでいそう。
しかし、北海道のように熊はいないのでその点は安心。危険なのはイノシシくらい?
30分くらい走っていると、再び大きな橋が架かっていました。
なんだこりゃ?
調べてみると『福地ダム上流洪水吐』というらしく、上流にある福地ダムに溜まった水が多くなった場合、水量を調整するために、ここから直接海に放流するのだそうです。
橋を渡っていきます。
少し坂を上ると、福地ダム周辺を一望できる展望駐車場があったので立ち寄ります。
「あそこを走ってきたんだなぁ…」
自分が今まさに渡ってきた橋が、眼下に見えます。高いところへと移動するヒルクライムの醍醐味ともいえる瞬間ですね。とてもいい景色。
そして、こちらが沖縄県最大の”みずがめ”といわれている『福地ダム』です。
森林の中にひっそりと蓄えられた大量の水。なんだか、もの凄く清らかなものように感じます。
ここまでで走った距離はあと少しで100km到達といったところ。出発してから6時間半が経っています。ぎょうさんペダルを回しましたね。
今日のゴールである名護市為又のホテルまで、残り50kmか。
「正直、しんどい!」
おわることを知らないアップダウンに翻弄されながらも、フロント変速機が壊れた自転車でよくがんばっている。我ながら感心してしまいます。
汗だくで疲労を感じはじめていますが、まだまだ足は動く。さあ、さらに先をめざそう!
貴重な平坦道。遅くも速くもない、まったりとしたペースで走ることができます。
青い空、白い雲、輝く大海原!
本当に沖縄県の海はきれいです。しかし、観光客の押し寄せる沖縄本島の海も、やはり汚れていっているのだろうか?
美ら海のある沖縄県に来るたびに、環境問題について考えてしまうのはなぜだろう。
とにもかくにも、僕にできるのはこの自然を満喫しながら海岸線を走ること。それだけです。
日本一のパイン村を訪れる
下り基調の道なりをしばらく走っていると、色鮮やかな看板を見つけました。
『花と水とパインの村 東村』
おお、東村はパイナップルが有名なのか!知らなかったです。
描かれているのはPRキャラクター『パインマン1号』というらしい。ドストレートですが、「2号もいるのか?」と好奇心を掻き立てるあたり秀逸なネーミング。
ん?あれは、もしかして?
橋の欄干のところに、パイナップルが置いてある!もちろん作り物ですが、よくできていて遠目で見ると本物のようです。
さすが、パインの村…なんて思っていたら、さらにおいでなすった!
この建物は、どうやら東村の中央公民館だそうです。壁一面を使ってパインを宣伝。もしや、このキャラクターが『パインマン2号』なのか?
それにしても、日本一ときたもんだ。これはどこかでパイナップルを食べなければ…。
なんて考えていたら、すぐそばに『道の駅 サンライズひがし』があったので、休憩も兼ねて立ち寄ることにしました。
こじんまりした道の駅ですが、太陽を模した看板と沖縄赤瓦が特徴的なすてきな建物。写真を撮り忘れてしまったのは痛恨のミスです。
店内に入ってみると、パイナップルで作られたドレッシングやジャムなどの特産品がたくさん販売されていました。食べてみたいものばかり。
切り分けられたパイナップルあるかな?と期待していたのですが、あいにく見当たりません。
仕方なく…というわけではないですが、かわりにこちらを購入。
東村で採れたパインを使用した、パイナップルフローズンです。暑い中を走ってきたご褒美としては、申し分ないでしょう。
ストローを咥えてひと吸いすると、濃厚な南国の甘さが口いっぱいに広がります。
これはおいしい!熱くなった体をいい感じにクールダウンしてくれる、素晴らしいスイーツです。
心身ともにリフレッシュしたところで、再スタート。
ここは『慶佐次(げさし)川』といい、両岸は『ヒルギ』と呼ばれる種類のマングローブ林になっているそうです。
川面にはカヌーを楽しむ人たちがいます。おそらく、国指定天然記念物『慶佐次湾のヒルギ林』を抜けて楽しむマングローブカヌーのツアーに参加しているのでしょう。
あれ?気がつけば県道70号がおわりを迎えていたみたいです。
場所は、東村の『有銘』というところ。国道331号を走ります。
相変わらずのアップダウンを越えていきます。
ようやく名護市に入りました!眼前に広がるのは『汀間(ていま)川』のマングローブ。
なんだか不思議な光景です。
沖縄本島一周、無事に達成
短いトンネルを2つ抜けると、ついに『名護』と書かれた青い案内標識があらわれたぞ!
ここを右折すれば、名護市にたどり着くことができます。
そして、この国道329号は、前回の沖縄自転車旅で名護市から那覇市まで走ったときに利用した思い出の道路です。
夜明けに走ったのですが、暗くて本当に怖かった。
T字路を曲がった瞬間からはじまる、結構な勾配のヒルクライム。
そうだ、思い出した。前回もこの山道に苦戦を強いられたんだ。勾配は3~5%くらいですが、ここまでに蓄積された疲労のおかげで余計に体が重く感じます。
『辺戸岬 57km』
名護市為又から辺戸岬まで約50kmだったので、引き算すると残り7km?もう少しだ!
20分ほど走り続けると、ようやく上り坂がおわりました。
ここからは楽々なダウンヒルです。
森林に囲まれた交通量の少ない道路。街灯があるとはいえ、暗い時間帯に走り抜けた過去の自分自身を褒めてあげたいです。
そして、16時30分に県道71号の『世冨慶』に到着。名護市まで戻ってくることができました!
「疲れた…疲れ果てた」
しかし、まだまだおわりではない。もう少し、ホテルまで走らなければなりません。
昨日走った県道71号、国道58号を使い、名護市役所前を通過します。
青い矢羽根マークに導かれ、車道を快走。安心して走れます。
街中を流れる川を渡ります。
日が落ちはじめ、太陽が赤く輝いています。やんばるで見た自然豊かな川もいいですが、こういう生活の風景に溶け込んでいるのも悪くないですね。
名護市為又まで最後のヒルクライム!つらいが、もう少しだ。
なんとか上り切り、時刻は17時過ぎたところ。無事にホテルまでたどり着くことができました!
お疲れさまでした。到着するや否や、全身からどっと噴き出す疲労感。
それにしても、本当に今日は上ったり下ったりの繰り返しだったな。もの凄い刺激的でした。
これにて、北部『やんばる』一周を走破しました!
それはイコール、2回に分けてのチャレンジになりましたが、沖縄本島一周をぐるりと一本の線でつなげることができたということ。
すさまじい達成感。やり遂げたという感動が、押し寄せます。
とはいえ、まだまだ沖縄自転車旅はおわらない。明日に向けて準備をするとしましょうか!
【本日のライドデータ】
走行距離 148.30km(トータル160.04km)
所要時間 10時間20分
走行時間 9時間29分(-0時間51分)
~次回のライドはこちら~
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