はじめてのロードバイク!初心者が30km走って思うこと【さいたま市大宮区⇒自宅】

11月某日、ビアンキバイクストア大宮店から注文していたロードバイク『Oltre(オルトレ)XR3』が組みあがったという連絡がありました!

ついに来たか!待ちに待ったロードバイクの納車です!

今回は納車の様子、そして人生初のロードバイクに乗ってみた感想をお伝えしていきます。

祝!『Oltre(オルトレ)XR3』納車!

当日の朝はワクワクした気持ちと、はじめてのロードバイクで自宅まで走って帰らなければならない緊張感に包まれていました。

高まる鼓動を抑えながら家を出ます。

服装は、サイクルジャージとスポーツタイツの上に短パン。背負ったリュックサックの中には購入したSPD-SLシューズ。付属のネットにはヘルメットを括り付けておきます。

完全装備でビアンキバイクストア大宮店に到着すると、そこには僕のロードバイクが丁寧に置かれていました。感動の対面です。

Bianchi Oltre(オルトレ)XR3

めちゃくちゃカッコいい。買ってよかった。

サイクルコンピューターは奮発して『ガーミンEdge 520J』をチョイス。高価なものですが、将来的にブルベに挑戦するのであれば、GPSを搭載したモデルがいいでしょう。

ワンランク上のモデルで地図が表示される820Jにしなかったのは、走っている最中にそこまで詳細な地図を見るかな?と思ったのがひとつ。

520Jでも、あらかじめパソコンで作成したルートを取り込んでおけば、画面にルートだけは表示されます。正しいルートから外れてしまったときは警告音が鳴るようなので、それで十分。

そして、もうひとつの理由が操作方法。

520Jはボタン式、820Jはタッチパネル式なんです。サイクリングで操作するのであれば、誤作動の少ないボタン式の方がノンストレスだと判断しました。

フロントライトは『CATEYE VOLT800』です。写真だと見えにくいですが、ガーミンに干渉しないようにハンドルの裏側に付いています。

レーザーみたいで男心をくすぐるぜ。

このライトもかなり高価な代物ですが、ブルベで使うのであれば800ルーメンは必要ということで購入を決意。

400km、600kmに挑戦する場合はもう1灯必要らしいです。どんだけお金かかるんだ…。

ボトルケージは2つ。勢いでカーボン製を買ってしまいました。

どなたか、この自転車沼から引き上げてください。

そして、SPD-SLペダル!店員さんの巧みな話術に引き込まれ、なんと最上位モデルのデュラエース(DURA-ACE)を購入。

ペダルは内臓されているベアリングの性能によって、走り心地や疲れ具合に大きな差が出るそうです。

店頭にあったティアグラ(TIAGRA)のペダルと回り具合を比較させていただくと、確かに明らかな違いがある。

具体的に言うと、ペダルを指で弾いて回したあとの止まり方が全然違う。ティアグラは止まる位置がバラバラだったのに対して、デュラエースは必ず重い方が下を向いて止まります。

これには驚き。

いちいち目で確認したり、足でペダルの位置を探らなくてもいいので、ビンディングを着けるときに捗りそう。

そんな理由でデュラエースのペダルにしました。値段もそこまで差がないしね。

そして最後はテールライト。

これは店頭にあったものを適当にチョイス。最初はシートポストに付いていたのですが、サドルバックを付ける可能性があるので、シートステイに移動。

あ、後輪に付いていた円盤は外してもらいました。

これはスポークプロテクターと言って、チェーンが外れて、スプロケットの内側に落ちてスポークを痛めるのを防ぐためのものだそうです。

あった方が安全なのでしょうが、ここは見た目重視で行かせていただきます!

ロードバイクのオプションパーツについては、大体こんなもんです。

それにしても、冷静に考えるとお金をかけすぎた。トータルで50万円くらいです。

うん、ここは冷静になっちゃいけないところだな。

乗車説明とポジションの確認

そして、店員さんからロードバイクの取り扱い方法について説明があります。

基本的にクロスバイクと同じなので知っていることもありましたが、再確認の意味を込めて、しっかり聞きます。

クロスバイクと大きく違うのは、やはりハンドル回りでしょうか?

クロスバイクのまっすぐなハンドルとは違い、ロードバイクはウニュンと下に落ちるように曲がっているドロップハンドルです。

この違いは大きいぞ。

基本的な握り方、向かい風のときやダウンヒルで使う下ハンドルの握り方、そしてギアの変速の仕方をレクチャーしてもらいました。

説明が終わったら、次はローラー台に固定されたOltreXR3にまたがってみます。実際に乗ってみてペダルを回し、ポジションの確認とビンディング着脱の練習をします。

乗車説明を聞いている間にSPD-SLシューズにクリートを取り付けておいてもらいました。クリートが付くと、想像以上に歩きにくい。

ドキドキしながらロードバイクにまたがります。

まず最初に思ったのが、「サドルの位置高い!」でした。フィッティングのとき、こんなに高かったっけ?ローラー台に固定されている分、視点が高くなっているからかな?

ペダルを回してみると、股間の付け根に違和感がある。うーん、これは初心者には危険な高さな気がするぞ!

店員さんに相談すると、「それでは、2cmほどサドルを下げましょう」と提案してくれたので、素直に受け入れました。お、乗りやすくなった。

店員さん曰く、「ただし、本来の身体に合ったポジションは先ほどのサドルの高さになります。ロードバイクに慣れてきたら、徐々に高くしていきましょう」とのことでした。

ビンディングに関しては、クロスバイクで多少慣れていることもあり、スムーズに着脱できました。てか、SPDよりSPD-SLの方が着脱しやすい?

クリートの両脇の突起部分をペダルに合わせてから、バチンと踏み込んではめる感じなので、感覚的に着けやすい。

『思いきり踏み込まないとはまらない』という情報も聞いたことがあるのですが、そこまで力は必要ないように感じました。

SPDペダルと比べて明らかに固定力が強いのは、ローラー台でペダルを回しているだけでも分かります。だからと言って外しにくいという感じもしませんでした。

帰宅までの最大の難関だと思っていたSPD-SLペダルの扱いに関しては問題なさそうかな?

しばらく、ペダルを回しながらビンディングの着脱を繰り返し、感覚に慣れていきます。

うん、なんとか大丈夫そう!

納車の最後に、ワコーズの『バリアスコート』を紹介していただきました。

バリアスコートでコーティングすることにより、細かい傷や汚れが付きにくくなり、ロードバイクを常に最高の状態にキープしてくれるそうです。

そんなの、やるしかないでしょう!

お値段3,000円(税抜き)かかりましたが、仕方ありません。コーティングしてもらったら、マットブラックに深みが増しました。

さて、これで本当に納車完了です。

店員さんに再度お礼をいい、ロードバイクと共にお店の外に出ます。最高のサイクリング日和ですが、めちゃくちゃ緊張します。

出発する前に、お店の前で記念撮影。

Bianchi Oltre(オルトレ)XR3

よく撮れている。惚れ惚れするほど、カッコいいぜ。

店員さんに見送られながら、横断歩道を渡り、そこからライドスタートです。人生初のロードバイクで、無事に家まで帰れるのか?

どうなる!?

慣れないロードバイクは恐怖です

幸いにも自転車専用のブルーラインがある道路だったので、落ち着いてスタートできそう。

それでは早速、右足のビンディングをはめて…あれ?

練習ではバチンバチンと苦労せずはまっていたのに、道路に出たとたん緊張のあまり、うまくはめられない。落ち着け!

何度か繰り返して、ようやく成功。右足を踏み込むと、軽い力でスーと進んでいきます。

よし!次は左足のビンディングだ。ノールックで付ける自信がなかったので、安全を確認しながら足元に目線を落とし、バチンと装着。

なんとか、記念すべきひと漕ぎ目を踏み出すことができました。

あらかじめ自宅までのルートは確認しておいたので、迷う心配はありませんが、なにせ初めてのロードバイク。頭の中がしっちゃかめっちゃかです。

はじめてクロスバイクに乗ったときも「前傾姿勢がキツイ!」と思いましたが、ロードバイクはもちろんそれ以上。サドルを2cm下げてもらって本当によかった。

ドロップハンドルは必要以上に肩に力が入ってしまい、まっすぐ走れません。どうしてもフラフラしてしまう。交差点で左折するのもやっとです。

ブレーキの制動力も把握できていないため、むやみにスピードを出すと「止まれるだろうか?」と考えてしまいます。

ゆっくり慎重に走っていると、ママチャリに乗ったおばさまに追い抜かれる始末。恥ずかしいけど、こっちは生まれたての小鹿みたいなもの。これが精いっぱい。

混む時間帯なのか、ママチャリに乗った人が多くて、少しペダルを踏むとすぐに前の自転車に追いついてしまう。かと言って、慣れないロードバイクで追い抜くのは怖い。

ロードバイクがママチャリに牽かれている謎の状況に陥ります。

そして、SPD-SLペダル&シューズも曲者です。

着脱自体はSPDペダルで慣れていたのですが、シューズのソールが固いため、ビンディングにはめ込まないとペダルを踏むことができない。

つまり、SPDペダルで編み出した『スピードを落としはじめたら両足のビンディングを外す』という立ちごけ回避方法が通用しないのです。

そのため、セオリー通り、『スピードを落とし始めたら左足のビンディングを外し、左側に重心を傾けて停止する』を心がけました。

四苦八苦しながらも、家に帰るためには走るしかありませんので、安全に配慮しながらペダルを回します。

後半、少し楽しくなってきた

『無事に家に帰る』

本当に命の危険を感じていたので、否が応でも集中力が高まります。

車の動き、信号機の移り変わり、歩行者や自転車の有無など、全神経を使って周囲の状況を把握します。ひとつでも見落としたら事故につながる。

大袈裟のように聞こえるかもしれませんが、慣れていないうちは特に意識しなければいけない大切なことです。

そのため、少しでも走りにくかったり、嫌な感じがしたら、遠慮なくロードバイクから降りて歩道を押して歩きました。

それくらい慎重に覚悟を持って走ります。

クロスバイクならご近所さんレベルの『30km』という距離が、途方もない旅路に感じます。

しかし、人間は”慣れる”生き物。ロードバイクも例外ではありません。しばらく乗っていると、少しずつ慣れてきて、心にも余裕が生まれてきました。

そして、改めてロードバイクのスピードに驚きます。

例えるなら、一般道路をF1カーで走っている気分です。周囲のスピードに対して自分が速すぎるため、全力を出せず、性能を持て余している感じ。もちろん、F1カーなんて乗ったことないんですけどね。

ロードバイクはペダルを踏んだら、踏んだ分だけダイレクトに加速してくれます。少しの力も逃がさないぞと言わんばかりに、推進力に変えてくれる。

ギアの変速もめちゃくちゃスムーズ。クロスバイクの変速は『ガチャン!』ですが、ロードバイクは『タン』くらいの感覚。とても静かで小気味よい。

上質なものに触れている実感が湧きあがり、恐怖でいっぱいだった心の中にも楽しさが芽生えてきました。

走っていると、ジャイアントのクロスバイクに乗った中学生くらいの少年から、「ビアンキ、カッコいいですね!がんばってください!」とエールをもらいました。

咄嗟のことでしたが、かろうじて「お、おう!ありがとう!」と返事。

渋峠を踏破したときも見ず知らずの人から応援してもらいましたが、自転車に乗っていると、こういう一期一会とも言えないような小さな出会いがあるから面白いです。

ありがとう、少年。元気と笑顔をもらったよ。

しばらく走ると、知っている道に出たのでもう安心だ。

歩道橋からの景色

このライドで唯一撮った歩道橋の上からの写真です。夕暮れ時だ。青空と夕日のコントラストが美しい。

しかし、知っている道とは言え、暗くなる前に帰りたい。

その願いもかなわず、太陽はガンガン沈んでいきますが、無事に自宅までたどり着くことができました。

お疲れさまでした。OltreXR3、これからも末永くよろしく!

おわりに

はじめてのロードバイクで、なんとか無事に帰宅することができました。

走行距離は31.36km、所要時間は3時間2分、平均スピードは時速10.3kmというライド結果になりました。

注目すべきは平均スピード。結構歩いたところもあるので、その分遅くなっています。しかし、最大スピードは時速34.1km!そんなに出てたんだ?

さすが、ロードバイク。

これらの情報はすべてガーミンに記録されています。走った後に、走行ルートや詳細な情報を見ることができるのは新鮮で楽しい。

これは自転車旅でも重宝しそう!

さて、今回のライドを通じて思ったのが、”ロードバイク初心者”で”ビンディングペダルも未経験”の人は必ず走りやすい道路で慣れてから公道に出ましょう!ということです。

後半は楽しむ余裕も出てきましたが、ライド前半は正直なところ、そう思わざるを得ないほど恐怖を感じました。

スポーツ自転車は趣味です。趣味で怪我をするのは馬鹿馬鹿しいですし、怪我で済まない可能性だってあります。

自損事故ならまだしも、相手がいる事故を起こしてしまったら取り返しがつきません。

そういうことを考えながら走っていたら、やはりきちんとロードバイクに慣れた状態で公道を走るのは最低限のマナーなのかな?と思いました。

ビンディングペダルではなく、普通のペダルだったらそこまで気にする必要はないと思いますが、備えあれば憂いなしです!

僕も、まずはサイクリングロードで走り慣れてから、改めてロードバイクの乗車感想やSPD-SLペダルについてお話します。

そして、ロードバイクを乗ることによって、クロスバイクにも新たな魅力を発見することができました。そのことも、今後ブログ記事にしたいと思います。

これからもクロスとロードの2台の愛車で、自転車ライフを楽しんでいきます!

それでは!

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