こんにちは!初心者にしきです。
ワタクシ、2017年11月19日に開催された『第1回秩父美の山チャレンジヒルクライム』というイベントに参加してきました!
スポーツ自転車に乗りはじめて間もない初心者がイベントに参加するのって、けっこうハードルが高いと感じています。
なので今回は、初心者である僕がイベントに参加しようと思ったキッカケや、参加するまでの流れと準備、そして当日の様子をお話ししようと思います。
これからイベントに参加しようとしている人の参考になれば幸いです!
参加しようと思ったキッカケ
いつもひとりでサイクリングしている僕ですが、「たまには人と一緒に走ってみたい…」という気持ちがあり、サイクルイベントに興味を持ちました。
調べてみると、一口に”サイクルイベント”と言ってもいろいろと種類があるみたいで、その中でも初心者が参加しやすいのが上り坂を走るヒルクライムのイベントだったのです。
ヒルクライムイベントが初心者にオススメな理由は大きく3点あります。
②比較的短い時間でイベントを楽しむことができる
③レース感覚も味わえるので燃える
長距離耐久レースの”エンデューロ”や、決められたコースの周回数を競う”クリテリウム”は競技性が高く、初心者が参加するのは難しい印象でした。
その点、山や峠の上り坂に設定されたコースを走るタイムレースの”ヒルクライム”だったら、大勢で走りはしますが、結局は自分との闘い。とっつきやすいでしょう。
最近になってヒルクライムの楽しみに目覚めていた僕にとっては、うってつけのイベント!
さっそく『スポエンCYCLE』という自転車イベント検索サイトで、関東圏内で開催されるヒルクライムイベントを調べてみます。
すると、埼玉県秩父郡の皆野町で開催される『第1回秩父美の山チャレンジヒルクライム』を発見して、エントリーしたという流れです。
エントリーするにあたり、はじめての経験なので楽しみ以上に怖くもありましたし、「本当に走れるのか?」という不安がありました。
そんな風に躊躇しそうになったときはどうするか?とりあえず、ポチっとエントリーしてしまえばいいんです!そうしたらもう、参加するしかないですからね!
参加に向けての準備
サイクルイベントに参加するために、必ず準備しなければいけないものがあります!
それはなにか?
●グローブ
普段からスポーツ自転車を楽しんでいるのであれば、「すでに持っている!」という人が大半だと思いますが、僕はこの時点でどちらも持っていなかったので急いで買いました。
安全なサイクリングの必須アイテム。買おう…買おう…と思いつつ先延ばしにしていたので、イベント参加が購入のいいキッカケになりましたよ。
そして、気になるのが服装ですが、大会運営に問い合わせてみたところ、動きやすい恰好であればなんでも大丈夫だそうです。
実際には、ほとんどの人がサイクルジャージ、レーサーパンツという本格的な服装をしていると思いますが、そんなのは関係ありません。
僕のモットーは『あるものを使う!』です。いつも着ているユニクロ装備で十分じゃ~い!
装備、服装については準備完了。
次は『自転車車検証』です。スポーツ自転車専門店で自転車に異常がないかを点検しれもらい、安全な自転車だというお墨付きをもらわなければなりません。
車検代は自己負担。車検証提出の有無は参加するイベントによって変わると思います。
なにはともあれ、これですべての準備が整いました。あとは当日を待つのみ!
そして当日!…その前に
今回のイベントは前日に受付と競技説明会があるようなので、「あとは当日を待つのみ!」なんて言ってたら走れなくなるところだった!
前日受付は12時00分~16時00分とのこと。
受付は長蛇の列になるだろうと思い、その日は12時ピッタリに受付会場に到着しましたが、会場は意外なほど閑散としていました。
大会運営スタッフの人に車検証を手渡し5分で受付終了。・・・はやっ!競技説明会が16時30分からだから、あと4時間25分もがあるよ!
もっとギリギリに来てもよかったな。参加賞にもらったスポーツゼリーを握りしめながら、しばし物思いにふけりました。
ただ待っているのも時間がもったいないので、周辺を散策サイクリングすることにしました。
会場から『道の駅 みなの』に移動して、まずは焼き芋で腹ごしらえ。
甘~い!んま~い!
そして、クロスバイクにまたがりサイクリングを開始します。向かった先は皆野町の名所のひとつである『国神の大イチョウ』です。
約3kmほどゆっくりと走りながら、目的地をめざします。
そして到着!遠目からでもその存在感に圧倒されました。
大イチョウというだけあって、迫力がすごい!全然おさまりきらなかったので、少し後ろに下がって撮影。
きれいな黄色に色づいていました。いい時期に訪れることができましたね!
埼玉県の天然記念物にも指定されていて、知々夫国を支配した国造である『知知夫彦命(ちちぶひこのみこと)』のお墓の脇に植えられた木であると言われているそうです。
名所に行くと、その土地の逸話や歴史を知ることができて楽しい。
競技説明会、そして立食パーティー
競技説明の会場は『いこいの村 ヘリテイジ美の山』という宿泊施設の宴会場です。
会場に入るとすでに大勢の参加者が集まっています。大会運営スタッフから15分くらい競技説明がおこなわれ、そのあとに質疑応答の時間が設けられていました。
印象的だったのは、「試走したときに大きな段差がありました。スピードが出ていたらパンクや落車の危険性があるのでは?」という質問。うん、確かにあった。
主催者の方から、「厚手の敷物で段差をなくしているので大丈夫です」という回答があったので、その場は収まりました。
競技説明会が終わると、そのまま宴会場で立食パーティーがおこなわれました。
丸テーブルに並べられるサンドイッチや唐揚げなどの軽食。飲み物。そして、それを取り囲む初対面の参加者たち。
非常に気まずい!…が、そこは僕を含めて皆さんいい大人です。「どうぞ、どうぞ!」なんて言いながらお皿を配ったり、お茶を汲んだりしているうちに場の空気も和んできました。
自転車好きが集まっているんだから、会話が弾まないわけがない!
「初心者で緊張しています。皆さんロードバイクなのに、僕はクロスバイクなんですよね」
僕も思ったことを投げかけてみると、「緊張することないですよ!初レースを楽しまないと!」という暖かい言葉をかけていただきました。
正確な数字ではないのですが、参加者150人中、ロードバイク以外の自転車での参加者はたったの5人。なんというマイノリティでしょう!
立食パーティーは流れ解散だったので、気がつくと残っているのは僕のいる円卓の参加者のみ。
主催者の方にも混じっていただき少しお話しをして、明日は楽しみましょう!と気合いを入れて宴会場を後にしました。
明日は楽しいヒルクライム
思いがけず貴重な体験をすることができました。自転車の話を誰かとこんなに熱くできたのは、はじめてだったので楽しかった!参加してよかったー!
前日受付に早く着きすぎたことも、皆野町を散策できたので良しとします!
前日の夜。
少し緊張して、楽しみだとワクワクして、そしてまた緊張して。遠足の前日に楽しみで眠れない子供のような心境でした。”童心にかえる”とは、まさにこのこと!
イベント当日の様子は、次の記事でお話しさせていただきます~!
~次回のライドはこちら~

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