ときは2019年5月19日!
群馬県高崎市で開催された『第7回榛名山ヒルクライムin高崎』に初参加してきました!
通称『ハルヒル』と呼ばれるヒルクライムイベント。
かなりきついと話に聞く榛名山に、ロードバイク歴6か月の自分が通用するのか?どれくらいの速さで上れるものなのか?
身をもって体験してきました。
はじめてとなる大規模なイベントでしたが、めちゃくちゃ楽しかったです!
ハルヒル参加にむけて下準備
ヒルクライムのイベント自体に参加するのは、これで2回目。
最初は、埼玉県秩父市で開催の『第1回秩父美の山チャレンジヒルクライム』でした。

そのときはクロスバイクで走りました。
「ほとんどの人がロードバイクなんだろうなぁ……」
そう思いながら会場にいくと、予想どおり。案の定の結果でした。
このときの体験により”自転車イベントにはロードバイクで出るもの”という認識が、少なからず生まれました。
僕がロードバイクに乗りはじめた理由のひとつに、「たくさんのイベントに参加してみたい!」という気持ちがありました。
そのため、購入後すぐに『スポエンCYCLE』で出れそうなものを探します。
スポエンCYCLEは、全国の自転車イベントや競技大会を検索し、そのまま参加申し込みができる専門サイト。
そこで、うわさのハルヒルをみつけ、「イベント貧乏になってやる!」くらいの決意を胸に、エントリーしたのでした。
ハルヒルに向けて、やるべきことはたくさんあります。
そのあたりは結構ややこしいところなので”参加者マニュアル”という形で別記事にしました。

ぜひ参考にしてください。
大会当日までに必ずやらなければいけないことが、大きく2つあります。
群馬県高崎市で開催されるハルヒル。
前日に受付を済ませる必要があるため、遠方からの参加者は宿泊するところを確保しておく必要があります。
僕の場合は、親切な友人がサポーターとして協力してくれるとのことで、宿の手配を引き受けてくれました。ありがたいです。
僕は今までのライドすべて、Tシャツ、ハーフパンツ、UNIQLOのスポーツタイツという服装で走っていたため、いわゆる”ガチなウェア”をもっていなかったのです。
日常のライドはそれでOKなのですが、今回は別!
7,000人以上が参加するハルヒルで、いつものような服装で走るということは、水泳大会にジャージで参加してプールに飛び込むようなもの。
参加するための”正装”だと認識しているため、きっちり準備しておきます。

BLというメーカーのサイクルジャージ。
極力シンプルな色合いものもをチョイスしました。

同じくBLのレーサーパンツ。
通称・レーパンと呼ばれているものですね。お尻のところにパットが入っており、サドルからの衝撃を吸収してくれます。
ついでに靴下も買ってみました。

足裏に滑り止めがついています。
シューズがずれるのを防ぎ、エネルギーをロスすることなくペダルに伝えることができる……のを期待しています。
それにしても、スポーツ自転車用のウェアは高価です。
比較的安いものを選んだんですが、合計16,000円もぶっ飛んでいきました。
まぁ、仕方あるまい!これは、いわばロードバイク乗りの”戦闘服”のようなもの。なければ、はじまらない。ならば、どんなに高くても買うしかないのです。
自分の人生で、このピチピチとしたジャージに袖をとおす日が来るとは、まったく思っていませんでした。なにが起きるかわからないですね。
そして、ついにハルヒルがやってきました!
正直なところ、ヒルクライムの練習をするどころか”本州最北端をめざす自転車”で負傷した体を療養していたため、自転車に乗ることすらできない日々でした。
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しかし、泣き言をならべても仕方ない。
タイムは気にせず、完走をめざして楽しんで走っていきたいと思います!
大会前日の参加受付
5月18日、ハルヒルの前日。
参加受付をするため、群馬県高崎市にむかいます。
受付は『高崎駅東口』と『榛名体育館』の2か所でおこなわれており、エントリー段階でどちらかを選ぶことになります。
僕は高崎市まで車で向かうので、駐車場がある榛名体育館を選択。ちなみに榛名体育館ではオープニングセレモニー&ウェルカムイベントが開催されます。
高速道路を走っているときから、屋根にロードバイクを載せた車を何台も見かけて、「あの車もハルヒル参加者なのか!?」とテンション上がりまくり。
そして、安全運転で無事に榛名体育館に到着。
受付会場は、たくさんのロードバイクがひしめき合い、サイクルショップや出店が立ち並ぶ、まさにお祭り状態でした。

これだけで、すでに楽しい。エントリーしたかいがありました。
とにもかくにも、まずは参加受付を済ませましょう。

榛名体育館のアリーナが受付会場です。

事前に郵送されてくる『ナンバーカード引換券』をスタッフの方に渡します。
大会の案内、ナンバーカードや計測チップなどのレースに必要なもの、参加賞、補給食、地元の観光案内など、いろいろ入っている袋と交換していただきました。
この袋、大きなビニール製のナップサックになっており、下山時に必要な装備を入れるのに使う超重要なアイテムとなります。
ハルヒルには3つのコースが設けられています。
・榛名神社コース…11.6km(計測距離11.4km)、平均勾配5.2%、最大勾配11.0%
・初心者コース……6.7km(計測距離6.5km)、平均勾配4.6%、最大勾配6.5%
もちろん『榛名湖コース』にエントリーしました。
せっかく走るのであれば、長い距離を楽しみたいですからね!それにしても、最大勾配14%?激坂すぎます。
体育館の中にはステージが設けられており、トークショーなどがおこなわれるようです。
イベントがはじまっていないため閑散としていますが、少しずつ混みだすのでしょう。

イメージキャラクターのお三方。大人気自転車マンガ『弱虫ペダル』の作者・渡辺航先生がデザインしているしているそうです。
問題なく受付も済んだので、ブラブラしてみよう。
体育館を出てすぐのところに、メカニックブースがありました。

せっかくなので、計測チップの取り付けと一緒にロードバイクをチェックしてもらいました。状態は問題なし。万全のコンディションで望めそうです!
計測チップはこんな感じです。

フロントフォークに結束バンドで取りつけます。
余った部分はメカニックブースにあるニッパーをお借りして、パチンと切りましょう。
実際の計測チップには自分の番号と名前が書かれたシールが貼ってあるのですが、写真撮影のため一時的に剥がさせてもらいました。
今度こそ会場内を散策してみます。
おいしそうな出店がたくさんありますが、14時という中途半端な時間のためか人はまばら。ここが賑わうのは明日の本番かな?
それに比べて、サイクルショップは大盛況!

型落ち品なのかな?安価で販売しているお店が多い印象です。
イベント参加にあたり、もし忘れ物があったとしてもここで買い足すことができそう。
各所にスピーカーが設置されているため、外にいても体育館内のトークショーを聴くことができるのは、うれしい配慮ですね。

ちなみに、トークショーの様子はこんな感じ。
さて、参加受付とウェルカムイベントは十分に堪能することができました。
本日の宿にむかいましょう!
宿に移動して明日への準備
友人が予約してくれた宿は、榛名山の山頂付近にある榛名湖周辺にあります。
そのため、榛名山を上る必要があります。
友人に車で先行してもらい、僕はロードバイクで大会当日に走るコースを試走する……ということもできたのですが、あえて一緒に車でむかいました。
今回のハルヒルはタイムではなく、楽しんで完走することが目標。
だったら、明日の本番は初見で走った方が楽しいのではないか?そう思ったのです。決して、「今日はあんまり体力を使いたくない」という弱気からではありませんよ!
なにはともあれ、車でゴー!
榛名湖までの道中には、試走されている参加者の方がたくさん。
車でのほほんと上っていることに若干の後悔を感じますが、この気持ちは明日への活力になる。
それにしても、榛名山!かなりきつそうだ!
ところどころ、車のエンジンが唸るほどの急勾配。ここを自転車で走ることを想像すると、体が震えてきます。これが武者震というやつか。
「なるほど。榛名山のコースはだいたい把握できた」
となりにいる友人にむけて、根拠のないかっこつけをおこないながら山道を走り、本日の宿に到着しました。
チェックインを無事に済ませると、友人は釣りに出かけていきます。
僕は榛名湖の周囲を走ってみることにしました。
本州最北端をめざす自転車旅から2週間ちょっとの間、まったくロードバイクに乗っていないのはさすがにまずいだろう。
楽しむどころではなくなってしまう。付け焼刃ですが、少しでも走っておきます。
榛名湖畔の周回道路を、時計回り・反時計回りの計2周、走りました。
榛名湖一周が約5.5kmなので、合計で約11kmです。わずかながら上り坂もあるため、軽いウォーミングアップにはちょうどいいコースです。
療養のおかげで、アキレス腱と左ひざの痛みはまったくありません。コンディション良好!
榛名湖周回ライドの様子は、別の記事にまとめておきますね。

宿の近くのお店は、夕方を過ぎるとすべて閉まってしまいます。
しかたないので、榛名山のふもとまで夕ご飯を食べに下山します。そして、宿に戻り、ひとっ風呂浴びたあと、友人と一杯だけ寝酒を酌み交わし、22時に就寝しました。
ハルヒル本番!いざスタート!
午前4時、宿の一室ににアラームが鳴り響く。
旅人の朝も早いが、ハルヒル参加者の朝はもっと早い。
おそらく宿泊客のほぼ全員が参加者だと思いますが、お隣の部屋は3時過ぎには準備をして出発していたようです。
それでは、ハルヒルのタイムスケジュールをおさらいしましょう。
5:00 各ゴール行き荷物預かり開始(5:50まで)
6:00 選手集合(ゼッケンナンバーごとに指定の場所に整列)
6:30 集合場所からスタート地点に移動開始
6:50 スタートセレモニー
7:00 ヒルクライムレース競技開始
9:30 完走証発行(榛名体育館にて14:00ごろまで)
11:30 表彰式(榛名体育館にて)
15:00 駐車場閉門
こんな感じの1日です。スタートが早い分、午前中にはすべて終了するんですね。
まずは会場までむかいます。
会場付近の宿に泊まっている人は自転車で直接会場まで、そうでない人は全27か所に設けられた駐車場から自転車で会場まで向かいます。
僕の場合は前者ですね。
会場に到着したら、下山用の装備一式を預けるのが一般的。
榛名山を上り切ったあとは、グループでまとまって下山を開始します。その際、かなり冷え込むため防寒具は必須とのことでした。
防寒具を担いで走るのは邪魔になります。あらかじめ”荷物預かり所”に預けて、山頂まで運んでもらい、完走後に荷物を受けとって着替えるという流れになるわけです。
今回、僕は下山用の装備は用意していません。
なぜなら、榛名山を上り切った先、榛名湖周辺に宿をとってあるからです。10時のチェックアウト前なら部屋を利用できるし、車も駐車してあります。
つまり、上り切ったら宿で着替えをおこない、交通規制のかかっていない道路を利用して車で下山するという作戦なのです。
1日を通してのイメージは掴めた!
それでは、新品の戦闘服もといサイクルウェアに着替えます。肌に吸い付くような密着感。これは走りやすそうだ。
余談ですが、宿泊した宿の女将さんにハルヒルに参加することを伝えると、なんと朝4時に朝食を用意してくださいました。
もしかすると、ハルヒル参加者がよく泊まるおなじみの宿なのかもしれません。こうした温かいお心遣いは本当に身に染みます。俄然やる気がわいてきた!
朝方の榛名山はかなり冷え込みます。
サイクルジャージの上に、UNIQLOのウルトラライトダウンを着ることにしました。暖かいし、丸めるとかなり小さくなるので重宝しているアイテムです。
準備は整った!
友人に見送られながら、朝5時半に宿を出発。ハルヒルの舞台へと山を駆け下りていきます。
思ったより暗くはないですが、山道なのでライトを点灯しながら走ります。
ウルトラライトダウンのおかげか、はじめてのハルヒルで気持ちが高ぶっているせいか、そこまで寒さも感じません。
駆け下りていると、他の参加者の皆さんが山道を滑るように走り去っていきます。めちゃくちゃ速い!40~50kmくらい出ていないか?
無理に追いつこうとするのは危険。マイペースを維持することに努めよう。
会場が近づくにつれてロードバイクの数も増えていき、「いよいよハルヒルがはじまるんだな」という実感が湧いてきました。
他の参加者もいるし誘導のスタッフさんもいるため、迷うことなく榛名体育館に到着。
待機位置は参加するコースによって違います。そして、エントリー時に申告したタイム順に整列する”走力順スタート”になっています。
同じくらいの走力の人たちとスタートできるのは、初心者の身からするとありがたい。
榛名湖コースの第3ウェーブ以降の待機位置は、前日に駐車場となっていたグラウンドです。

ものすごい人の数!

ヒルクライマーたちがスタートの瞬間を今か今かと待ち望んでいる、この光景は圧巻です。
仮設トイレが何台も設けられています。これなら、急にもよおしても安心。ただ、長蛇の列ができているため、その点は注意でしょう。
それにしても、ジャージとレーパンを買っておいてよかった。
コスプレや仮装をしている人たちもいましたが、基本的にはほぼすべての人が”正装”であるサイクルウェア。Tシャツを着ていたら、絶対浮いていたな。
スタートまでの間、ロードバイクは出走ウェーブごとに地面に寝かせておきます。

きれいに整列されています。
自転車から離れるのであれば鍵が必要かな?と考え、事前に参加経験のある人に尋ねてみると、「不要ですよ」とのこと。
確かに、この状況で盗んでいくような人はいないでしょう。しかし、念のためサイコンだけは外しておきます。
大会案内の持ち物チェックリストに『パンク修理キット』『交換用チューブ』と書いてあったためサドルバッグに入れて持ってきましたが、それらしき道具を持参している人はまばら。
タイムを狙っている人にとっては、重荷になりますもんね。
そういう人たちは”パンク=リタイア”なのかな?僕は完走が目標なので、きちんと持って走ることにします。パンク修理する精神的余裕があるかは、はなはだ疑問ですが……。
6時30分の第1ウェーブスタートを皮切りに、一定の時間を置いて第2ウェーブ、第3ウェーブと順次スタートしていきます。
そのペースが思った以上に速い!
ウルトラライトダウンを丸めてバッグにしまい、急いで”会場の荷物預所”まで行きます。ここに預けた荷物は、会場に保管されます。あとで忘れずに取りに戻りましょう。
いよいよ、自分が走るウェーブのスタート時間がやってきました!
まずはグラウンドから榛名体育館の入口前まで移動します。

ぞろぞろと、みんなで歩いていきますよ。

大勢おりますが、これでも全体のほんの一部。ハルヒルの人気の高さがうかがえます。
スタート直前までは、ここで待機。

初参加で勝手がわからないので、ウェーブ最後尾を位置取りました。まわりの選手を見て、学ばせていただきます。
そして、少しずつ前が進んでいきます。ついにか……!
地面を蹴って、サドルにお尻をのせます。集団の中でビンディングをうまくはめられるか?少し不安でしたが、バチンと一発でクリートキャッチに成功。
これまでの自転車旅で、何十回も繰り返した着脱。かなりスムーズにはめられるようになっていて、自身の成長をわずかならが感じます。
榛名体育館を出発して、約1.7kmのところに計測が開始される正式なスタート地点があります。そこまでは、ゆっくりサイクリングを楽しむ。
『START』
大きく描かれたアーチが見えてきた!人生初のハルヒルが幕を開ける!
榛名山、勾配14%の洗礼
スタートアーチをくぐり、少し走るとタイムの計測地点を通過しました。
周囲の参加者たちのペースも、心なしか上がった!?
スポーツ自転車を趣味にしてから、ほとんどのライドで”単独行”をしているため、大勢で走ること自体がとても新鮮です。
自分のペースをつかむまで、とりあえず同じくらいのスピードの人を目安にしよう。
スタート直後の勾配は4~6%前後。このくらいは、難なく上っていきます。
ハルヒルは、沿道に地元の方々が応援に集まってくれるのが特徴なんだそうです。
いざ応援される立場になるとうれしい。
「応援、ありがとうございます!」
このくらい元気よく返事をしたいところですが、控えめな僕は笑顔で会釈をする程度にとどめておきました。
集団で走っていると、つい前にいる人を追い抜いたり、逆に抜かれたりを繰り返してしまいますね。近くの人と競う感じ、嫌いじゃありません。
しかし、これが想像以上に体力を消耗します。
先は長いので無理をしないで、自分のペースで走り続けることが大切だとわかっているのですが、これもヒルクライムイベントの魅力なのでしょう。
息を切らしながら上っていると、初心者コースのゴールである『一之鳥居』が見えてきました。
無事に通過。ここを過ぎると、急に勾配が上がります。8~10%くらいかな?
勾配14%の激坂も控えているので、こんなところでへばっているわけにはいかない!
後半戦に備えて、なるべく足の筋肉を温存するためにも、今は軽いギアにして高ケイデンスでペダルを回すよう心がけます。
数か所に設けられた給水所では、ボランティアの方々がお水と羊羹を配ってくれていました。
これはありがたい!
羊羹を食べると喉が渇きそうだったため、紙コップのお水を受けとりゴクリ。水分が体に染みわたります。
もちろんボトルは用意していたのですが、未熟なためヒルクライム中に飲むのが苦手なんです。
一連の動作がスムーズではないため、飲みおわったあとにゼーゼーと苦しくなってしまうねすよね。これは致命的な欠点。練習しなければ……!
10%を超える勾配もあらわれてきました。
これくらいになると、座ってのペダリングはとても厳しい。時折、ダンシング……まぁ、僕くらいのレベルだとただの”立ち漕ぎ”なんですが……を、織り交ぜていきます。
ここで、足に異変を感じます。
「ううっ、ふくらはぎに違和感。つりそう……」
うそだろ?こんなところでつったら、もう走れないぞ!
よし、病は気からだ。気のせいだと思うことにして、負荷のかからないようにペダルを踏もう。
そして、激坂の開始を告げる『榛名神社』をいよいよ通過しました。
ハルヒルでもっとも急勾配で、過酷な区間に突入したのです。
これは、やはりきつい!立ち漕ぎをしなければ、前に進まないぞ!こんな上り坂が、まだまだ続くのか!?
我慢のしどころだ。ゆっくりでもいい。確実に、少しずつでも進んでいこう。
汗を垂れ流し、息を切らして走っていると、前に自転車から降りて歩いている人がいました。
「歩いている人に……追いつけない!?」
サイコンを見ると時速5kmくらいしか出ておらず、なんなら歩いた方が速いくらい。
なんだろう、この複雑な心境は!
あとどのくらいだろう?
足を労わりながら走っていたため、タイムは置いておいて、まだ少し余力は残っています。ゴールまで2kmを切ったら、気合いを入れてペースを上げる作戦。
走行距離が13kmを超えた……!
長かったハルヒルも、終盤の連続つづら折り区間に入りました。
もう少しでゴールまで残り2kmというところで、ふと目に入った案内標識に、まさかの文字が書かれていました。
「残り0.5km!?」
そうか、しまった!
榛名湖コースの全長は16.1kmですが、タイム測定距離は14.7kmだった!完全に忘れていた!
機を逃した感は否めませんが、最後の力を振り絞り全力でペースをあげます。
計測終了地点に、友人がカメラ片手に待っててくれたので、つらさをこらえて笑顔でピース。そして、ふたたびペダルを踏み込む!
なんとか、計測終了ラインを越えました!
お疲れさまでした。
いやいや、まだハルヒルはおわっていません。しかし、ゴールまでの約1.7kmは下り坂になっているため、実質的にはクールダウン区間といえるでしょう。
そして、ついにゴールアーチをくぐることができました!
ハルヒル、無事に完走です。今度こそ本当にお疲れさまでした。
【本日のライドデータ】
走行距離 16.42km
所要時間 1時間19分
走行時間 1時間19分(-0時間0分)
ありがとう、ハルヒル!また来年
自分が今しがた通過したゴールアーチを眺めます。

スタートしてゴールする。
そんな単純なことが、こんなに気持ちいいなんて思いませんでした。
そのまま流れで預けた下山用の装備を受けとることになります。

前日、当日で預けた荷物の受けとる場所が変わるようですね。
ゴール後の選手は右方向に促されています。

このままスイスイと宿に向かってもいいのですが、来年のために様子を見ておこう。
自転車を押しながら歩きだします。足がふらふらだ。道中、ドリンクと羊羹が配られていたので、ありがたくいただきます。
預けた荷物の受けとり場所。

前日受付でもらったビニール製のナップサックが、ところ狭しと並んでいます。
ゼッケン番号と同じナンバーのシールが貼られています。
下山待機エリアでは、走りおえた大勢の参加者たちが集まっていました。

写真奥が、下山を待機しているグループ。
あとで聞いた話ですが、結構な待ち時間があったそうですね。事故防止のため単独で山を下りることが認められていないため、やむを得ません。
ちなみに、ここで計測チップの回収もおこなっています。忘れずに返しておこう。
待機エリアには、出店や大型バスを利用した休憩所などもあり、疲れた体をリフレッシュさせることができるようになっていました。
よし、そろそろ僕も準備をしようか。
下山待機エリアを出発します。榛名湖を反時計回りに走れば、交通規制に引っかかることなく宿にたどり着くことができます。
サイクルウェアから私服に着替えて、車で下山します。
榛名体育館の近隣駐車場に車をとめて、歩いて会場までむかいます。

続々と下山グループが帰ってきていました。
今回はイレギュラーな形でこの場にいますが、本来だったら僕もあの中の一員だったのか。そう考えると、「なんだかもったいないことをしたな……」なんて思います。
会場に預けた荷物を受け取り、完走証をいただきにいきます。
発行してくれるのは、榛名中学校の生徒の皆さんかな?ボランティアで参加してくれているみたいです。ありがとう。なんだか、ほっこりします。
それにしても、ボランティアの方々、警察の方々、多くの協力があり、この大会が成り立っているんですね。僕も、走らせてもらえて本当にありがたかった。
タイムは”1時間12分”でした!
目標の1時間30分は大幅に上回れてたのでよかったです。
僕がエントリーした『榛名湖コース男子B(30歳以上~39歳以下)』は1,410人の参加者がいて、その中での順位は真ん中より下の方。
なんだろう。思ったより悔しい!次回はせめて真ん中より上にいってみせる!
昨日は気がつきませんでしたが、タイムスケジュールが貼ってありました。

案内にも乗っている情報ですが、こういう気づかいは助かりますよね。
ハルヒルでカロリーを消費して、お腹もペコペコです。

そんなときに発見した”なめこ汁無料配布”は、もう最高すぎます。
群馬県高崎市ってなめこの生産が盛んみたいですね。めちゃくちゃおいしかったです。
昨日は少し閑散気味だった出店会場も、多くの人たちで盛り上がっています!

なにを食べよう?高崎市の名物もたくさんあるため、迷ってしまいます。
ハルヒルのうれしいところが、この”金券1,000円”の存在です。

ゼッケンに印字されたこの金券は、この出店会場で使えるんです。
実質的には、参加費マイナス1,000円でハルヒルを楽しめるわけですね!
サポートしてくれた友人に500円分をプレゼント。
2日間付き合ってくれた報酬としては、明らかにせこすぎますね。

これで、ちょうど1,000円でした!
安くないですか?とてもおいしく、そしてボリュームもあったので大満足。
お腹も満たされたので、帰路につくことにしました。
とても長くなりましたが、ハルヒル初参加の体験談を語らせていただきました。
榛名山はきつかった!
でも、それ以上に楽しかったです!7,000人を超える参加者がいて、みんなが一斉に同じ山を上るなんて経験、めったにできないですよ?
急勾配を上りながら、あたりを見回すと同じようにゼーゼーと息を切らしながら走っているサイクリスト仲間がいる。
もうね、こう思わずにはいられない。
「みんな、なにが楽しくて走っているんだろう?」
楽しみ方、楽しいと感じるポイントは人ぞれぞれですが、多くの人が”上り切った先にある達成感”を得るために山を訪れるのかな?
なんとなく、そう感じました。
楽しかった!最高でしたよ、ハルヒル!
運営に携わったすべての方、地元ボランティアの方に心からのお礼を胸に、高崎市をあとにしました。ありがとうございました!
ちなみに、第7回ハルヒルの参加賞はサコッシュでした。

すてきなデザイン!日頃のサイクリングで、活用できそうですね。
今回のタイムは1時間12分でした。来年の目標は1時間切り!必ず達成していきたいと思います。
そのときは、またご報告させていただきますね~!


コメント
ハルヒル記事、楽しく読ませて頂きました!
どれだけ楽しんで走ってきたかが伝わってきて、自分もこんな大会に参加してみたいと強く思わされました。メタボなのでヒルクラじゃない方向でw
意外だったのがサイクルジャージを持ってなかったことですね。Tシャツで走ってたら背中なんて汗だくで酷いことになりそうな……さらにそこにリュックなんて背負った日には何のセルフ拷問かと(^^;;
いずれブルベ挑戦の記事を読めることも楽しみにしてます! お疲れでしたー!
コメントありがとうございます!
ハルヒル、めちゃくちゃ楽しかったですよ。メタボ気味でも大丈夫。来年のハルヒルまで、まだ時間はありますからね(笑)
でも本当に、ちょっとでも興味があれば思い切って参加してみることをオススメしますよ!僕も全然自信ありませんでしたが、なんとかなりました。新しい世界が見えるはずです。
初のサイクルジャージ最高でした。夏場のライドは汗だくで、背負ってるリュックにも汗の被害が…という状態です。あんまりきれいなもんではないですが、元々発汗が少ない体質なので、サイクリングで汗をかくのは気持ちよくて好きだったりします。
ブルベは必ず挑戦しますね!その前に東京湾一周でもしてみようかと考えています。時間がいくらあっても足りない…(´-`)
ハルヒル完全参加マニュアル、力作ですね! お疲れ様でした。
(なぜかそちらの記事にコメント欄が出てこないので、こちらでコメントを……)
申し込みから受付、スタートまでの流れはハルヒルだけでなくどんな大会でも通用しそうなので、気持ちの予習として、自分がイベント参加するときの参考にさせて頂きます。
地元の小さなサイクリングイベントですが、10月の渥美半島ぐる輪サイクリングにてイベントデビューを果たそうと、参加募集が始まるのを指折り数えて待っていた本日。
参加が決まりました! ボランティアスタッフとして! ……なんでやねん。
つ、次のイベントこそ参考に……
コメント欄、なぜか消えていたので復活させました。ご指摘、ありがとうございます!
自分の備忘録も兼ねて、なるべく詳しく作ったつもりなので役立てていただければ幸いです。実は富士ヒルにも参加したのですが、なまこさんのおっしゃる通り、大まかな流れは共通していました。…が、富士ヒルは富士ヒルで注意事項があるので、また記事にしたいと思います。
イベント初参加がボランティアスタッフとは!奉仕の精神ですね(^o^)/
渥美半島ってどこだろう?調べてみたら愛知県なんてすね。せっかくだし参加しようかな!と思ったら先約が…。残念。
ボランティアスタッフもきっといい経験になることでしょう。楽しんでください!