ついにやらかしてしまいました!
以前おこなった関東最東端ライドでの出来事です。銚子市からの帰り道、不注意でクロスバイクを倒してしまいました。
幸い傷は浅いのですが、大切に乗っていたのでショックを隠し切れません。
しかし、過ぎたことでくよくよ悩んでいても仕方ない!今回は初心者ながらに、フレーム傷の塗装にチャレンジしてみました。
愛車・Bianchi ROMA3に傷が…
茨城県取手市から関東最東端である千葉県銚子市をめざしたサイクリングでの帰り道、利根川サイクリングロードの脇で休憩していたときのこと。
いつものようにキックスタンドでクロスバイクを自立させていたのですが、安定性に欠ける柔らかい芝生に止めていたため、強風の煽りを受けた拍子に倒れてしまいました。
倒れた先も芝生だったらよかったのですが、あいにく硬いアスファルトの上。
クロスバイクの左側から倒れたのでギア周辺に影響はなかったのですが、フレームに小さい傷を作ってしまいました。
ヘロヘロに疲れていたとはいえ完全に不注意でした。悔やんでも悔やみきれない。
これが、そのときの傷です。
わかりますか?写真だと確認しにくいですが、黒っぽい筋がついているところです。
めちゃくちゃ小さい傷!なのですが、愛車についたはじめての傷は気になってしまうものです。
純正塗料でLet’s 塗装!
塗装が剥げているままにして、錆びたり、なにかしらの不具合が生じても嫌なので、ものは試しに塗装をしてみることにしました。
何事も経験ですよね!
使用する塗料はこちらです。
クロスバイク購入時に店員さんから、「傷ができたらお使いください」といただいたBianchi純正のチェレステカラー塗料です。
まさか、こんなにも早く使うことになるとは…!
とりあえず、小瓶を開けてみるといきなりのアクシデント。
フタの裏側に刷毛が付いているのですが、毛先が割れてひん曲がっているではないか!これではきれいに塗れずにムラができてしまう。
幸先が悪いことに不安を感じながらも、家にあった筆で代用します。
完全に自己流ですが、傷の周辺にマスキングテープを貼って塗料をペタペタと塗ってみました。
なるべく筆ムラができないように工夫しつつ、塗装完了。どうだろう?
純正塗料のチェレステカラーなだけあって、フレームとの色の差はほぼないように感じます。はじめてにしてはうまく塗れたかな?
丸1日ほど放置させましたが、完全には乾燥していなそうだったのでさらに2~3日放置。マスキングテープを剥がしてみます。出来栄えはいかに!?
写真が暗くてわかりにくいのですが、塗ったところはやはり目立ちますね。
色味はいい感じだと思うのですが、妙に厚ぼったい。筆ムラを気にして数回ぬりぬりしてしまったので、その分だけ厚くなってしまったみたいです。
爪楊枝なんかの細く尖ったもので、傷になっている部分にピンポイントでチョンチョンと塗った方がよかったかもしれない。
ま、いっか!
錆び防止のために塗ったんだし、多少は不格好でも良しとしましょう!
塗装してから3か月後
それでは、塗装にチャレンジしてから3か月後の状態をお見せしましょう。
苦労して塗った塗料が剥げて、傷が丸見えになってるー!
雨天ライドで風雨にさらされたり、汚れたフレームをガシガシ拭き掃除したから、そのときに剥がれてしまったのかな?
悩みましたが、あえて再塗装はしませんでした。
この3か月間、積極的に乗り回していたので他にも多少の傷を作ってしまいましたし、すべてに対処しようとするとキリがありません。
大きな傷ならともかく、軽微な傷はそのままでも問題ないでしょう!
気にしすぎないで最大限の対策を
大切にしている自転車に傷がつくのは、本当にショックですよね。
しかし、外を走る乗り物なんだし、小さい傷のひとつやふたつで過剰に反応していても仕方ないと思いました。
大切に乗るのは当然なのですが、気にしすぎないことも重要です。
それに、傷ってなにも悪いことだけじゃありませんよ。
僕はこの傷を見るたびに、関東最東端をめざして走ったサイクリングの記憶が鮮明によみがえります。傷のひとつにも大切な思い出があるってすごくないですか?
自転車についた傷は、共に走ったサイクリングの歴史。
そう考えると、簡単に傷を消してしまうのも少し寂しい感じがしますよね。
そうは言っても、大切な自転車はなるべくベストな状態を保ちたい!そのような人は、極力傷がつかないように日ごろから工夫する必要があります。
僕がおこなっている傷防止対策をご紹介するので、参考にしてください。
おわりに
愛車に傷ができて、塗装をして、そして3か月後の様子までお話ししました。
素人塗装なので、本格的な塗装をするための参考にはならないと思いますが、初心者の悪戦苦闘を楽しんでいただければ幸いです。
行動距離を広げるために輪行に手を出すと、どれだけ気をつけていても軽微な傷は生まれます。
じゃあ、輪行をしないのか?そんなわけにはいきませんよね。
傷を恐れてサイクリングが消極的にならないように!楽しく、元気にペダルを回していきましょう!
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