GORIX(ゴリックス)の空気入れ『GX-33P』を使ってみた感想

2019年10月某日。ほとんど迷惑メールしか届かないお問い合わせフォームに1件のメールを受信しました。

送り主は『ごっつ株式会社』という会社。

メールを開いてみると、自社ブランド商品を提供するのでブログで紹介してもらえませんか?…という内容でした。

いわゆるオファーです。何故この弱小ブログに…?とは思いましたが、自転車と同じで何事も経験と思って承諾することにしました!

商品レビューするにあたって

商品レビュー依頼を承諾するにあたり、何点か気になったことを確認させていただきました。

Q1.記事を書くにあたり、ご依頼をいただいた経緯を記事にしても差し支えありませんか?

A1.弊社提供商品であることを記載いただいても問題ありません。

Q2.商品レビュー内容についてタブー(禁止事項)はありますか?

A2.極端にデメリットのみの記事は控えていただきたいですが、メリット・デメリットをありのままに記載いただければと思います。

普段、自発的に書いている商品レビューと同じなので、これなら僕にもできそうです。

最後の確認として、商品が届いてから記事にするまで少なくても2~3週間はかかる旨を伝えて、この点についても「問題ありません」という回答をもらいました。

ある程度の期間をかけて継続的に使ってみないと、商品の良し悪しがわかりませんからね!

今回、依頼をいただいた『ごっつ株式会社』、その自社ブランドである『GORIX(ゴリックス)』とはどんなものなのでしょうか?

初耳という人もいるでしょうから、せっかくなのでメールの差出人である広報担当の方にお話を聞いてみました。カッコよく言うとインタビューというヤツですね。

Q1.ごっつ株式会社ってどんな会社なの?

A1.ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイクなどの自転車用パーツのWEB販売(楽天、Amazon、Yahoo!ショッピング、eBayなど)に特化した事業を展開している会社です。楽天ランキング1位、Amazon’s Choice選定商品が多数ございます。

Q2.自社ブランド『GORIX』の魅力とは?

A2.サイクルウェア、工具、サドル、ライト、スタンド、バーテープ、ポンプ、ペダルなど、多岐にわたる自転車用パーツを『高品質かつ圧倒的な低価格』で提供しているブランドです。自転車関連商品で、ありそうでなかった痒いところにも手が届く製品を提供しています。

メールでいただいた回答を、そのまま原文で載せています。

とてもよくわかりました!勉強になりましたね…って、そうなんです。恥ずかしながら、メールをいただいてはじめてその存在を知りました。

元々そういう部分には疎い方なので大目にみてやってください。大切なのは、今知ることができた!ということです。

フロアポンプGX-33P

前置きが長くなりましたが、今回はこちらの商品をレビューしていきます。

『GORIX フロアポンプGX-33P』

GORIX フロアポンプGX-33P

レビュー依頼の商品は、サドル、サイクルポーチ、輪行袋など数点あったのですが、とりあえずはイチ押しのものをチョイス。

カラーバリエーションが豊富で全9色ありますが、僕が要望したのはビアンキ乗りなら当然と言わんばかりのチェレステカラーです。

各部を細かく見ていきましょう。

GORIX フロアポンプGX-33P

鮮やかなチェレステカラーに黒文字の『GORIX』がよく映えています。見た目はスマートでカッコいいですね。

GORIXのロゴは、スプロケットやペダルを表しているのかな?

見方によってはゴリラに見えないこともない。サイクリストもゴリラのようにパワフルに!という願いがこもっているのでしょう。

お次は、ハンドルと呼ばれる持ち手部分。

GORIX フロアポンプGX-33P

プラスチック製の持ち手ですが、滑らず握りやすいようにバイカラーの部分がラバー素材になっています。こういう気遣いはありがたいですよね。

安定して空気を入れるには欠かせないフットベース。

GORIX フロアポンプGX-33P

本体のサイズと比較して、かなり大きめに作られている印象です。踏み心地はよさそう。

空気圧ゲージは、文字が大きくて見やすいです。

GORIX フロアポンプGX-33P

ゲージの全周を覆っている灰色のパーツは、目標空気圧を目印に設定できる目印ダイヤルゲージ機能。目標となるのは赤い矢印なので目立ってわかりやすい。

実際に空気を入れる口金がこちら。

GORIX フロアポンプGX-33P

口金のヘッド部分を自転車のバルブ(空気を入れるところ)に押し込み、レバーをグイっと持ち上げればロック完了。

GORIX フロアポンプGX-33P

レバーを上げるのには、少しだけ力がいります。そして、レバーを下げるときは一気にバチン!と戻るので、指を挟むと結構痛いです。注意しましょう。

ロードバイクのバルブは『仏式』ですが、GX-33Pは『英式』『米式』の3種類に対応していますので、シティサイクルでも利用できます。

さらに、ボールや浮き輪に空気を入れるアタッチメントまで付属しています!夏の海にGX-33Pを持っていけば大活躍間違いなしですね。

それではお次に、僕が現在使っているトピークの『ジョーブロー スポーツⅢ』と比較してみましょう。

GORIX フロアポンプGX-33P

GX-33Pの方が一回り小さいのがよくわかりますね。

公式データはこちらになりますので、参考にしてください。

『GORIX フロアポンプGX-33P』

◆全長 610mm
◆重量 1200g
◆最大空気圧 160psi

『トピーク ジョーブロー スポーツⅢ』

◆全長 678mm
◆重量 1680g
◆最大空気圧 160psi

使ってみた感想・レビュー

各部をチェックしたところで、商品が届いてからほぼ毎日このフロアポンプを試用した体験をもとに、GX-33Pについてお話していきます。

良いところ

比較的小さい分、軽量なので取り回しがきくのが魅力です。

僕はフロアポンプを、玄関にある縦置きスタンドと壁の間の狭いスペースに置いているので、片手でヒョイと持ち上げられる重量なのはありがたい。

頻繁に持ち運びをするものではありませんが、車で遠方に出かけるときなんかは使い勝手がよさそうだと感じました。

空気圧ゲージに付いている目印ダイヤルゲージ機能がすごくいい。

現在使用している『ジョーブロー スポーツⅢ』は、目印が簡単に動いてしまうので、使うたびに合わせる必要があるのですが、GX-33Pではその心配が皆無です。

1度合わせたら、よほどのことがない限り勝手には動かないので重宝します。こういう細かいところの積み重ねが、ストレスフリーの商品になるんだと思います。

そしてこのフロアポンプ…というよりは、GORIXブランド全般の最大のメリットは他社商品と比べて、値段がとても安いところ。

GX-33Pは、ごっつ株式会社の自転車通販サイト『ごっつプライス』で1,999円(税込)で販売されています!めちゃくちゃ安いですね。

トピークの『ジョーブロー スポーツⅢ』は、5,280円(税込)なので、その差は一目瞭然。お財布へのダメージを極力減らしたい人には特にオススメです。

あとは、カラーバリエーションが豊富な点もいいところかな?

イエロー、ブルー、レッド、ピンク、マットピンク、ライム、チェレステ、オレンジ、マットブラックの全9色があります。

フロアポンプでここまで色を揃えているところも珍しいのではないでしょうか?おかげさまで、ビアンキとの配色が合う合う!

気になったところ

たったひとつだけ!それは、高圧になると”空気を入れる”という作業が、なかなかに大変だということです。

この部分については、実際の体験談を交えながら説明していきましょう。

GX-33Pの試用は、室内保管しているクロスバイクでおこないます。これなら天候に左右されずに、毎日テストすることができます。

タイヤの適正空気圧は『65~100psi/4.5~6.9bar』と書いてあるので、とりあえず最大値まで入れてみよう!GX-33Pをセットして、いざ実践!

ハンドルを引き上げて、グイっとひと押し。空気がタイヤの中に流れ込んでいきます。

それを2~3回ほど繰り返すと、『ジョーブロー スポーツⅢ』と比べて、フロアポンプのサイズが小さいためポンプのストロークが短く、1回で入る空気量が少ないと感じました。

しかし、ポンプ自体の可動は非常にスムーズで、小気味よく空気を入れることができます。

ハンドルが重くなりはじめたのは、空気圧『58psi/4bar』あたりからです。ハンドルを押し込んだときの反動が少しずつ強くなっていきます。

適正空気圧の下限である『65psi/4.5bar』を越えると、腕の力だけでは物足りなくなり、体重を使って空気を押し込むようになります。

そして、鬼門となるのが空気圧『87psi/6bar』から先。腕の力と体重を使っても反動に負けてしまい、ハンドルが押し戻されて空気が入らない。ここまでか?

そう思いましたが、何回も使うことでコツをつかみ、編み出したのが『全体重を使って一気にハンドルを押し込む』という方法です。

これなら腕の力を必要とせず、少しずつですが確実に空気が入っていきます。そして、適正空気圧の最大値『100psi/6.9bar』までたどり着くことができました。

腕の力が弱いこと、体重が軽いこと(…と言っても60kgあります)が原因なのかもしれませんが、最大値まで入れようとすると、なかなか難儀なところはありました。

女性はなおさら大変かもしれませんね。

とは言え、空気圧は”好み”によるところが大きいので、「空気を入れるのが大変」というのもめざす空気圧による、人による、と言えるでしょう。

まとめ

良いところ、気になるところを包み隠さず書かせていただきました。

それでは、総合的に判断したときに『GORIX フロアポンプGX-33P』はどんな人に合っているのか?購買層はどのあたりなのか?

そのあたりの考えをまとめてみましょう。

合っていると思う人

①できるだけ安価でフロアポンプを手に入れたい人

他社製品と比べて、かなり安価で手に入れることができるので、アルバイトでお金を捻出している学生さんやお財布事情が厳しい人にはありがたいですよね。

または、「もうひとつ欲しい!」と2台持ちを検討している場合は、安価であることが購入のキッカケになると思います。

②持ち運びを多用するアクティブな使い方をする人

ロードバイクを車に積んで遠征することが多い人は、軽量で持ち運びが楽なGX-33Pは力を発揮します。

③シティサイクルで利用する人

一般的にの適正空気圧は『44psi~58psi/3bar~4bar』くらいと言われているので、GX-33Pなら余裕で入れることができます。

パンクの原因の大半は少ない空気圧で走っていることなので、シティサイクルでもしっかりと空気圧を管理してあげれば快適なライドができるでしょう。

合っていないと思う人

①少ない力で楽に空気を入れたい人

適正空気圧の下限を越えると少しずつハンドルが重くなっていき、最大値まで入れようとすると「楽に空気を入れられます」とは言えないことが試用でわかりました。

空気入れで力を使いたくない人、極力少ない力で済ませたい人には不向きでしょう。

②空気を入れる頻度が多い人

使用頻度が多ければ多いほど、空気を入れるのが煩わしくなり、少しでも楽に空気を入れたいと思うようになるものです。

上記①と②については、人によっては慣れることで気にならなくなるかもしれませんね。

③シビアな空気圧の調整を求める人

僕のようなホビーライダーはあまり神経質に空気圧を見ているわけではなく、適正値の間くらい入れるようにしています。

しかし、アスリート志向の人は、それだけ空気の量にも敏感になることでしょう。

GX-33Pでは高圧になるといれにくくなるため、シビアな空気圧調整を必要とする人には不向きだと感じました。

おわりに

今回は、『GORIX フロアポンプGX-33P』をご紹介させていただきました。

フロアポンプ購入の検討材料にしていただければ幸いです。

フロアポンプは普通に扱っていればそうそう壊れるものではありませんので、1度買ってしまえば、かなり長い期間をお世話になると思います。

そして、快適なライドにはなくてはならない必需品で、使用頻度も高いもの。

だからこそ、妥協はできない!

空気の入れやすさ、扱いやすさ、デザインなどを総合的に判断して、自分のスタイルに合ったフロアポンプをチョイスしてみてください。

それでは、快適な自転車ライフを楽しみましょう!

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