こんにちは、にしきです!
今回は、石川県金沢市を旅行したときに利用した、公共レンタサイクル『まちのり』についてお話をしていきたいと思います。
まちのりってなに?
まちのりとは、石川県金沢市街地にある自転車のレンタル・シェアリングサービスのことです。簡単に言うと、利用者みんなで自転車をシェアするサービスです。
街中の21か所に設置された『サイクルポート(貸出・返却拠点)』または『まちのり事務局』であれば、どこでも自転車の貸出・返却ができます。
つまり、自転車を借りた場所ではない、別の場所のサイクルポートに返してもOKなのです!
これが、サイクルポート。自転車がずらりと並んでいます。
ここは、日本三大庭園で有名な兼六園のサイクルポート。
この端末機を操作して、自転車レンタルの手続きをおこないます。
見えづらいかもしれませんが、これが21か所のサイクルポートの設置場所。
金沢駅周辺の観光名所には必ずあるといっても過言ではない!と思います。
僕がまちのりを利用しようと思ったのも、金沢市を観光するのにあたり、自転車が1番便利そう…というかちょうどよさそうに感じたからです。
観光名所が集まっているのでレンタカーを使うほどでもなく、バスでの移動よりも気軽に移動できるし、なにより街並みがきれいなので、ゆっくりと自転車で移動するのがちょうどいい。
天気さえよければ、本当におすすめです!
レンタル料金と利用方法
まちのりの料金は以下の通り。
基本料金:1日200円、1ヶ月1,000円、1年9,000円
追加料金:最初の30分0円、以降30分ごと200円
基本料金?追加料金?どういうこと?…となると思いますので説明します。
まちのりは一般のレンタサイクルとは大きく違う点が3つあるんです。
①1日200円の基本料金を払っても、1日借りっぱなしにできるわけではない。
②基本料金で連続使用できるのは30分まで。以降30分ごとに追加料金200円がかかる。
③ただし、ポート間を30分以内で乗り継げば(1度返却して再度借りる)、基本料金で何回でも利用できる。
まちのりは、みんなで自転車をシェアするサービスです。
みんながず~っと借りっぱなしにしていると、「利用したいのにサイクルポートに自転車がない!」という状況になってしまいます。それを防ぐためのシステムですね。
サイクルポートにある端末機の最初の画面でも、それを謳っています。
実際に利用しましたが、観光する上ではなんの不自由もないシステムだと感じました!
先ほども説明した通り、観光名所が集まっているので、10~15分くらいで次のサイクルポートに乗り継いで行けますし、焦らなくてもいろいろ見て回れました。
肝心の使い方は?
それでは、上のパンフレットの①~③まで、順番に説明していきます!
①登録
まずは、サイクルポートにある端末機から登録手続きをおこないます。
端末機からの登録手続きはクレジットカードがないとできないので、準備しておきましょう。
端末機を操作して、”利用期間”と”利用台数”を選択。1日利用の場合は、ここで利用に必要なパスワードが発行されます。
最後に、”電話番号の入力”と”クレジットカードの挿入”をおこない、登録手続きは完了!
利用料金は後日クレジットカードから引落しされる仕組みです。
では、「クレジットカードを持っていないよ!」という人は利用できないのか?
そんなことはありません。
現金での利用を希望する人は、金沢駅の近くにある『まちのり事務局』で利用の手続きをおこないましょう。
まちのり事務局で利用の手続きをおこなうと、専用のICカードを発行してもらえます。必要な金額は、1日の基本料金200円+デポジット料金800円の合計1,000円です。
このICカードを使うことで、サイクルポートから自転車を借りることができます。
利用終了後にはICカードをまちのり事務局まで返却しに行かなければなりませんが、追加料金が発生していなければ、デポジット料金800円がそのまま戻ってきます。
②借りる
借りる方法は、パスワードとICカードで若干違います。
パスワードの場合は、端末機でパスワードを入力して、乗りたい自転車の番号を選びます。そうすると、自転車のロックが外れて、自由に利用できるようになります。
ICカードの場合は、前輪付近のラック部分にある読み取り機にICカードをかざすと、自動的にロックが外れる仕組みです。
さて、自転車を借りることができたら、金沢の街に向かって走り出しましょう!
追加料金を払いたくないという人は、基本料金で乗れる30分を意識して、上手に街を散策しましょう!
③返す
これは、もう本当に簡単です。
サイクルポートの空いているラックに自転車を置くだけです。きちんと返却されると、ラック部分のランプが赤から青に変わるので、確認しましょう。
利用期間内であれば、②と③を繰り返しおこなえるので、乗れば乗っただけ得ですよ!
まちのり自転車の乗り心地レビュー
まちのり自転車はこんな感じになっています。
自転車自体は小さいですが、意外としっかりしています。サドルの調節も簡単で、自分の体に合うようにセッティングが可能です。
後輪にはスポンサー様の看板が付いております。まちのりライダーは、金沢の走る広告塔ってことですね(o’3`d)
ハンドルには、自転車のルールと緊急時の連絡先が書いてあります。こういう気づかいが嬉しいですね。
前かごにはサイクルポートマップが付いているので、観光に役立ちます。ちなみに、鍵も付いているので、駐輪して自転車から離れるときは必ず施錠しましょう!
ギアは1~3の3段階あります。結構スピードが変わりますので気を付けましょう。
自転車の紹介はこんなところですかね?
実際に乗ってみると、とても乗り心地がよく、快適なライドを楽しむことができました。
いつもクロスバイクに乗っているので、街乗り用にこういうサイズの自転車も悪くないなと思いました。
おわりに
いかがだったでしょうか?
今回は、金沢旅行で見つけた『まちのり』というレンタサイクルを紹介してみました。
うまく利用すれば、金沢の街を観光するのに心強い味方になってくれると思います!
また、旅行先でおもしろくも快適な自転車に出会ったら紹介していきますねv(`ゝω・´)
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