ロードバイクを買いました!購入を迷っている人に向けた体験談を大公開

初心者サイクリストにしきです。

時が経つのは本当に早いもので、クロスバイクに乗りはじめてから1年と10ヶ月が経ちました。いろいろなところを走り、思い出にあふれた時間を過ごせたと思います。

そんな僕ですが、ここに来て『ロードバイク』に強い興味を持つようになり、「乗ってみたい!」という欲求は日々高まるばかりです。

今回はクロスバイク歴1年10ヶ月の僕がロードバイクに対して思うこと、感じること、そして購入に至るまでのプロセスをお話していきます。

今昔・ロードバイクに対する考え方

まずは、クロスバイクを買ったときの気持ちを振り返ってみようということで、当時のブログ記事を読み返してみました。

一部抜粋してみます。

クロスバイクを購入するためにインターネットで情報を集めていると、このような言葉が目に入ってきました。

『クロスバイクに乗ると、すぐにロードバイクが欲しくなる』

これは、クロスバイクに乗っている知人も言っていたので、信憑性のある言葉のようです。

経験者からすると、「どうせすぐにロードバイクに乗りたくなるんだから、最初からロードバイクを買っておけ!」ということなのでしょう。

しかし、前にも話しましたが、ロードバイクはあまりにもスポーツに特化していて、敷居が高いというイメージがあったこと。

長距離を自転車で走るロングライドよりも、近場をサイクリングしたり、自転車で寺社を巡り、御朱印を集めるというような乗り方を想定していたこと。

そして、なにより、金銭的な問題。クロスバイクに比べて、ロードバイクはとても高価であること。

このような理由から、スポーティーな乗り方と街乗りを比較的安価で楽しめるクロスバイクに乗ることを決めました。

クロスバイクに乗って、ロードバイクが欲しくなったら、その時はその時で考えます!

1年10ヶ月を”すぐに”と言うのかわかりませんが、『クロスバイクに乗ると、すぐにロードバイクが欲しくなる』という言葉通りになっていますね。

当時の僕がロードバイクではなくクロスバイクを選んだ理由は、大きく3点あったようです。

それでは、なぜロードバイクを購入する気になったのか?考え方、気持ちの移り変わりを見ていきましょう!

その1.『(ロードは)スポーツに特化していて敷居が高い』

初心者なら誰もが思うことですよね。

でも今はスポーツ自転車の世界を知って、ロングライドやヒルクライムのイベントにも参加してみたいと思うようになりました。

クロスバイクで参加できるイベントもありますが、ロードバイクによる参加が圧倒的に多いので、気持ち的にハードルが高いのです。

数あるイベントに気兼ねなく参加するためにも、スポーツに特化したロードバイクに興味を持ちはじめました。

その2.『ロングライドよりも近場をサイクリングする乗り方を想定』

当時の僕は近場のサイクリングを想定していたのか。これは忘れていました。

スポーツ自転車にハマった人”あるある”のひとつに、『距離感の崩壊』があります。

クロスバイクを購入した当時は、お店から自宅までの約30kmでさえ果てしないロングライドに感じましたが、今では30kmくらい近所感覚。

サイクリストとして順調に距離感の崩壊が進んでいる証拠ですね。

自分の中で、クロスバイクで1日に走れる限界距離は200kmだと考えています。実際に1日で170km走ったことがあるので、プラス30kmだったらなんとか走れる。

それだけ走れれば問題ないように思いますが、最近僕が興味を持って挑戦したいと思っているのが『ブルベ』という競技です。

簡単に説明すると、決められた距離を決められた時間内に走り切るという競技なのですが、距離がハンパない。最短で200km、長いものになると600kmを走るという世界。

その世界にクロスバイクで飛び込むのはさすがに厳しそう。そこで、長距離をより少ない力で走れるロードバイクに注目したというわけです。

その3.『金銭的な問題』

クロスバイクの購入を検討しているときは予算5万円でした。

結局、気に入った『Bianchi ROMA3』が8万円だったのですが、「自転車1台に8万円も払うのか!?」と金額に恐れおののき、かなり葛藤して購入を決断した思い出があります。

しかし、今では「8万円は妥当。むしろそれ以上の価値はある」と考えています。

これが、スポーツ自転車にハマった人”あるある”のひとつ、『金銭感覚の崩壊』を引き起こした状態ですね。自転車にハマると泥沼と呼ばれる所以でもあります。

ロードバイクを買うなら数十万円は必要という事実を抵抗なく受け入れているのも、『金銭感覚の崩壊』の影響ですが、それだけではありません。

スポーツ自転車には金額に見合った価値があるということを、クロスバイクを通じて理解していることが1番の要因だと思います。

そんな自分が若干恐ろしくなりますが、”高額”ということがイコール”買わない理由”にはならなくなりました。

スポーツ自転車のことを少しずつ知ることで、ロードバイクへの認識も深まり、昔と今を比べると考え方がだいぶ変わってきましたね。

僕がロードバイクに乗ってみたくなった理由は、その1とその2でもあるように、自転車のスポーツに特化した部分を楽しんでみたくなったということです。

まだ漠然としていますが、当面は『Mt.富士ヒルクライム』に参加すること、そして『ブルベ200km』を完走することを目標にしたいと思っています。

そして、もうひとつの理由は『純粋な好奇心』です。

クロスバイクで走っていると、必ずと言っていいほどロードバイクに追い抜かれるんです。その背中を無謀にも追いかけますが、全力でペダルを回しても離されるばかり。

トレーニングをしているんだろうし、地力が違うのはわかっています。

でも、クロスバイクとロードバイクってそんなに違うものなの?性能に差があるの?どれだけ漕いでも追いつけない背中に、僕もロードバイクに乗れば追いつける?

純粋に好奇心がチクチクと刺激されます。

風のように走り去っていくロードバイクの世界を体験してみたいと思うようになりました。

予算を決めよう!必要な物は?

ロードバイクを購入するのにあたり、まず考えなければならないのは”予算”です。

いくらまで出せるか?どのくらいの金額を上限に設定するか?

それを検討するためには、まず『ロードバイクを楽しむために必要なもの』を把握する必要があります。

クロスバイクを買ったときの経験を活かして、必要なものをおさらいしてみましょう!

ロードバイクを楽しむために必要なもの

・警音器(ベル)

・前照灯(フロントライト)

・反射板、尾灯(テールライト)

・ボトルケージ×2

・サイクルコンピューター

・SPD-SLペダルとシューズ

クロスバイクと兼用できるものは買う必要ありませんが、はじめてスポーツ自転車を買う人のために記載しておきましょう。

・ヘルメット

・鍵

・パンク修理道具(予備チューブ、タイヤレバー、携帯ポンプ)

こんなものでしょうか?

将来的にはブルベに参加してみたいので、安全に夜も走れるようにフロントライトは光度の高いものにしよう。

サイクルコンピューターはケイデンス(ペダルの回転数)と坂道の斜度を計測できるものがほしいけど、やっぱり高いかな?

ペダルはSPD-SLペダル一択!クロスバイクにSPDペダルを取り付けたのは、まさにこのときのためと言っても過言ではない!

徐々にイメージが膨らんできました。そして、ソロバンを弾いて叩き出した予算が『30万円』です!ロードバイクに20万円、その他の必要なものに10万円という内訳。

自分でも驚きです。

クロスバイクを買ったときは、まさか「自転車に30万円出してもいいだろう!」という精神状態になるとは思いもしませんでした。

まぁ、32歳独身男の唯一の趣味だ!30万円くらいポンと出してやろうではないか!

予算を決めたので、20万円くらいの素敵なロードバイクを探しましょう。

インターネットで調べたり、知人にアドバイスをもらったりして、どこのメーカーにしよう?どんな色にしよう?妄想を広げながら選定をおこなうのは楽しい時間です。

しかし、ここからが『げに恐ろしき自転車沼』のはじまりでした。

やっぱりBianchiのロードバイクが欲しい

いろいろなロードバイクを見て、「あっちもいいな」「こっちもカッコイイ」状態に陥りましたが、クロスバイクでなじみのある『Bianchi(ビアンキ)』に決定しました!

そして、インターネットで見つけて一目惚れしたのが『Intenso(インテンソ)』です。

振動吸収性に優れていて、ロングライドを得意としている初心者向けのモデル。フレームはフルカーボンでお値段は208,000円(税抜き)です!

カッコイイじゃん!少し予算オーバーしているけど、この程度は大目にみましょう。

フレームカラーがチェレステだとクロスバイクと被って新鮮味が少ないと思っていたので、カラーバリエーションにマットブラックがあるのも嬉しいポイント。

しかし、インターネットの画像や情報だけで判断するのは危険ですし、プロのアドバイスもいただきたいところ。

そこで、休日を利用して実際にビアンキバイクストア大宮店にお邪魔してみました。

店内に入ると、ロードバイクがたくさん並んでいます。ここに相棒となるロードバイクが眠っているのか。出会いが楽しみだぜ。

ちょっと脱線しますが、お客様から預かってメンテナンスしている自転車を見るのが好きなんですよね。新品の自転車と違って、乗っている人のこだわりなんかを感じることができて。

自転車を見ながらウロウロしていると、お目当てのIntensoを発見。店頭にあったのはチェレステでしたが、フレームの形や全体的な雰囲気はおおむね想像通り。

イイ感じ!これは、早々に決まりか?

そう考えていたところに、「なにかお探しですか?」と店員さん登場。

今はクロスバイクに乗っていて、ロードバイクにも興味を持っていることを説明すると、とても親切に対応してくれました。

しかし、ここから事態は急変することになるのです。

にしき「自転車旅が好きなんです。日本横断して佐渡島を走りましたよ!」

店員さん「すごいですね!クロスバイクで1日にそれだけ走れるのは大したものですよ」

にしき「そうですか~?」

褒められれば誰でも気分が良くなるものです。

店員さん「初心者ということでしたが、スポーツ自転車経験はありますし、そう考えれば初心者の域は脱していますよ」

店員さん「スポーツ自転車に乗るのがはじめてという方にはIntensoはオススメですが、それだけの経験があれば、個人的にはもうワンランク上のモデルをオススメしたいところです」

にしき「…と、言いますと?」

店員さん「これを見てください」

そうして見せてもらったのが、『Oltre(オルトレ)XR3』というモデルでした。

フレームがよりスポーティーな形状になっているのは素人目に見てもはっきりわかります。美しい曲線を描いているトップチューブ。タイヤに沿って形が変形しているシートチューブ。

めちゃくちゃカッコイイ。

店員さん「このOltreのフレームには振動を除去してくれる”カウンターヴェイル”という素材が使われているんです」

にしき「カウンターヴェイル!?名前からしてカッコイイ。でも、お高いんでしょう?」

値段「358,000円(税抜き)で~す!」

にしき「本当に高かった!」

予算を15万円以上オーバーしています。これはさすがに買えなそうだ。

店員さん「予算オーバーなのは承知していましたが、どうしてもオススメしたくて」

店員さん「さすがに学生さんには金額的にオススメできませんが、仕事をしている方であれば、なんとか手が届くラインかなと思いました」

にしき「ぐぬぬ・・・」

確かにそうなんです。15万円は大金ですが、決して出せない金額ではないのが悩みどころ。

店員さんの名誉のために言いますが、高いものを買わせたいがためにオススメしているわけでは断じてありません。

購入者が満足する自転車に乗ってほしいという気持ちがヒシヒシと伝わってきました。

にしき「出直して検討します」

20万円の買い物をするつもりが、35万円以上の買い物になりそうなのであれば、即決するのはあまりに危険すぎる。

落ち着いて、冷静になれ。本当に欲しいものを買うんだ。

そう自分に言い聞かせて、ビアンキバイクストア大宮店を後にしました。

相棒は『OltreXR3』で決まり!

僕「こんにちは~!この前見せてもらったOltreXR3ください!」

ロードバイクだけで当初の予算30万円を軽々突破してしまいましたが、冷静に検討した結果なのでご安心ください。

いろいろ考えましたが、フレームだけは替えがきかないので、本当に欲しいものを買おうと思いました。大金を出して購入して、後悔するのだけは避けたいですからね。

なので、初のロードバイクは『Bianchi OltreXR3』に決定です!

フレームカラーはマットブラックをチョイス。クロスバイクもそうですが、光沢のあるカラーよりもマットな質感の方が好きみたいです。

コンポーネント(駆動関係の部品郡)は105(イチマルゴ)です。シマノのコンポの中で上から3番目のグレードのものです。

あと3万円出せば、もうワンランク上のUltegra(アルテグラ)にできたのですが、上を見たかキリがなくなるので止めました。

店員さん「それでは、フィッティングをおこないましょう。ご自身の体形とロードバイクのポジションを合わせる作業です」

大きな鏡の前に置かれているフィッティングマシンにまたがり、ペダルを回します。

店員さん「姿勢いいですね!」

にしき「えへへ」

褒め上手です。

店員さん「それでは、下ハンドルを握ってエアロポジションをとってください」

僕「エアロポジション?こうかな?」

店員さん「体は少し硬いようですね。お風呂上りにストレッチするといいですよ!」

これまでに2,000人をフィッティングしてきたと豪語する店員さん。僕の体の硬さを一瞬で見抜くとはさすがです。

こうして、フレームサイズは決まりましたが、どうやら僕は身長(171cm)の割に手足が長いようです。

店員さん「手足が長いのでベストなのは2cmほどsドルを前に出すことです。その分、ハンドルの位置が近くなるので、ステムを少し長いものに交換する必要があります」

ステムとは、フレームとハンドルをつないでいるパーツです。値段を聞いてみると2万円くらいとのこと。

僕「・・・買いましょう。ここまできて、妥協するつもりはありません!」

なんやかんやありつつも、無事にフィッティングが終わりました。

せっかくなので、フロントライト、テールライト、ボトルケージ、SPD-SLペダルも同時に購入。サイクルコンピューターとSPD-SLシューズは吟味してから買うことにしました。

納車は数か月先になるようですが、楽しみすぎます!

おわりに

僕がロードバイクに興味を持ち、購入に至るまでのプロセスはいかがだったでしょう?

ロードバイクの購入を検討している人の参考になったり、背中をほんのり押してあげることができればいいなと思いながら書きました。

先輩方は「あるある」とか「その気持ちわかる」とか思いながら読んでもらえれば幸いです。

当初の予算30万円という設定は完全に消え失せて、あったのは『最高のロードバイクが欲しい』ということだけでした。

考えてみたら、唯一の趣味である自転車です。

あんまりケチっても仕方ありませんよね。心のどこかで「なるべく安く済ませたい」と思っていたようですが、そんな気持ちはどこかに飛んでいきました。

クロスバイクに乗るようになってから、少なからずロードバイクには興味を持っていましたが、まさか自分の人生でロードバイクに乗る日が来るとは思わなかった。

大切なのは勢いですね。そして、シンプルな欲求に従うこと。

小難しいことを考えず、いや、考えた上でシンプルに「乗ってみたい!だから買う!」でいいんじゃないかなと思います。

もちろん、日々の生活を切迫させない程度の支出に抑えることが大前提ですけどね!

念願のロードバイクが無事に納車されたら、また記事にしたいと思います。

それでは、また!

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