トラベルノートを持とう!自転車旅を”記録”して楽しむ5つのポイント

トラベルノート・旅の感想 役立ち情報・体験談

サイクリング、自転車旅を愛する皆さん、”トラベルノート”はお持ちでしょうか?

なにそれ?

そんな声が聞こえてきそうが『トラベル=旅行』からもわかるように、要するに旅に持っていく1冊のノートです。

 

なにを書き込むかは人にもよるのですが、主には旅の記録を書き記したり、思い出に残るものを貼り付けたり、スタンプを押したり、使い方はさまざまです。

このトラベルノートがあると、自転車と共に走り出すのが一層おもしろくなると思っていて、僕も早い段階でお気に入りのノートを用意しました。

 

人間の”記憶”はあいまいですが、こういうノートに簡単にでも”記録”しておけば、大切な思い出を呼び覚ますきっかけになります。

では、どのようにトラベルノートを活用しているのか?少し気恥ずかしいですがお話しさせていただきます。

 

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僕のトラベルノート

クロスバイクを納車してから約1年が経過した、2018年のゴールデンウィーク。

僕は『日本横断自転車旅』と称して、人生初の連泊を伴うサイクリングにでかけました。

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この自転車旅を出かける前に、「せっかくなら旅の記録を残したい」ということで購入したのがこちらのノートです。

トラベルノート表紙

コクヨの『キャンパス書類収容カバーノート』という商品です。値段は1,000円くらいでした。

文房具屋でよさそうなノートを探しているときに偶然発見し、自転車旅にベストマッチしている!と一瞬で気に入り購入しました。

 

どのような作りをしているノートなのか、写真と共にご説明します。

最大の特徴は”書類収納用のカバー”が付属しているところ。

左側はノートの表紙を挟み込むようになっていますが、ここにもちょっとしたものを挟むことができますね。

トラベルノート左側

僕は旅の予備費として、いくばくかのお金をここに収納しています。万が一、「財布を紛失した!」なんていう不測の事態が起きたら使うお金です。

 

右側は折り畳み式になっており、広げるとそれぞれにポケットが設けられています。

トラベルノート右側

サイクリングした先々で手に入れる細々した紙類、例えば、観光地のパンフレット、地図、交通機関の領収証、マンホールカードなどを収納できます。

 

僕は自転車旅に出かけるとき、このポケットに印刷しておいた”宿泊先の情報”を挟み込むようにしています。

もちろんスマートフォンの中にすべての情報は入っているのですが、念のための備えです。

雨に降られてスマホが水没・故障してしまったときに目的地がわからなくなったら最悪なので、重要な情報はなるべく紙ベースでも持参するようにしているのです。

カバーはプラスチック製で多少の防水効果が期待できるのも、長距離を走り雨に降られる可能性がある自転車旅ではありがたい仕様ですよね。

 

ノートの大きさはA5サイズ。

コンパクトで持ち運びがしやすいですが、適度な大きさがあるので書いたり、貼ったりがしやすい個人的なベストサイズ。

ドット付き罫線が入っているノートなので、文頭がそろえやすい、図や表が書きやすい…などのメリットがあります。

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ノートの中身を公開!自分なりの使い方

ここからが本番です。トラベルノートを実際にどのように使っているのか?ページを開いて、中身を公開していきますね。

 

自転車旅の行程

僕は自転車旅を計画するときに、その行程をノートに書き出すようにしています。

トラベルノート・旅の行程

写真は『本州最北端・青森県大間崎をめざす自転車旅』のときの行程ですね。

内容としては、①日程、②その日の出発地と目的地、③距離、④宿泊先、⑤交通手段の発着時間や金額、⑥持参した荷物、このあたりを最低限書くようにしています。

 

行程を書き出す理由は、旅の最中に素早く確認できるようにするため…というのもありますが、どちらかというと備忘録としての目的が大きいです。

行程表の余白に”その日あった出来事・感想”をメモするようにして、どんな旅だったのか?すぐに思い出せるきっかけとして記録しています。

トラベルノート・旅の感想

青文字がその記録です。ゴチャゴチャと汚い字で書いてありますが、人に見せるものでもないですし、とりあえずは自分が読み返してわかればいいのです。

 

割と忘れちゃうもんなんですよね。

例えば、その日は何km走る予定で実際には何km走ったのか。

どこに泊まって、宿泊費はいくらだったのか。何時発の新幹線・フェリーに乗って、交通費はいくらかかったのか。

旅の最中にどんな出来事が起こり、なにを感じたのか。体調、痛くなったところはなかったのか。

 

このように本当に細かいところですが、記録しておくと役に立ちます。

このおかげで、過去に自転車旅をおこなった自分を時にはお手本にし、時には反面教師にし、クオリティアップした旅の計画を練ることができます。

 

また、単純に「行って帰ってきた!楽しかった!」でおわらせてしまうのは、非常にもったいないと僕は思います。

経験は財産です。

後世に残す…といったら大げさですが、せっかくだったら無理ない範囲で独自の”旅記録”を付けておくと、さらに自転車が楽しくなりますよ。

 

旅に持っていく道具のリスト

僕は旅に持っていく道具を箇条書きにして、ノートに書き記しています。

トラベルノート・道具

ひと目でわかるようにしておくことで、次の旅までどれだけ期間が空いても、「あれ?この前はなにを持っていったっけ…?」なんて悩まずに済むわけです。

 

そして、旅から帰ってきたらこのリストを見返して”必要だったもの・不要だったもの”を総括し、それもまたノートに記録しておきます。

こうすることによって、旅に持っていく道具の取捨選択がどんどん洗練されていく!…といいな。なんて思いながら、ちょこちょこメモしています。

 

イベント参加の感想・体験談

イベントに参加したら、自分の感じたことを文章に起こすようにしています。

そんなに何回も参加しているわけではありませんが『榛名山ヒルクライムin高崎』と『Mt.富士ヒルクライム』で走った感想は書いてあります。

また、参加者の証であるゼッケンシールも思い出としてノートに貼り付けています。

 

これも一種の備忘録、未来の自分のために残すメッセージですね。

大会に参加したときのリアルな感動って、時間が経てば経つほど薄れていき、やがては無意識に脚色した思い出になりがちです。

そのため、参加したらなるべく早いうちに、起こったこと、感想、注意点・改善点などをノートに書いているわけです。

 

同じイベント・大会は基本的に年1回。

月日が経ち、記憶がおぼろげになったところでこれを読み返すことで、なにかしらのヒントを得ることができる…と思っています。

 

思い出を貼り付ける

ぶらりと訪れた観光スポットや施設の”チケット”なんかも、思い出の記録として貼り付けるようにしています。

トラベルノート・チケット

完全な自己満足ですが、たまに見返すと、「あのとき、ここに立ち寄ったんだよな」なんて、過去の素敵な旅に思いを馳せることができます。

 

写真でいいじゃん?と思う人もいるかもしれません。確かに、写真ほど過去を思い返すのに適したものはありませんからね。

でも、なんていうんだろう。

写真ほどストレートに思い出せない奥ゆかしさがよかったり、チケットやそういう小物だからこそ呼び覚まされる記憶なんかもあるわけです。

 

自転車旅で使った新幹線やフェリーなんかのチケットなんかも貼っています。

トラベルノート・フェリーチケット

全部が全部を捨てずに取っておくわけでもないんですが、主要なものだったり、思い出深いものは残すようにしています。

同じような旅をするときに、「あのときのフェリーって何時発の何時着だったっけ?」「交通費かかっただろう」なんて忘れがちな情報を確認するのにも役立ちます。

 

スタンプ帳として使う

観光地や道の駅に設置されているスタンプ、あれが好きなんですよ。

トラベルノート・スタンプ

まさに旅の思い出!ですよね。

トラベルノート・スタンプ2

遭遇したスタンプは余裕があれば押すようにしています。

上下逆さまに押されたスタンプなんかを見ると、「あのときは相当疲れていたっけな…」なんて思い出までよみがえってくるので侮れませんよ!

 

こういうのって、パンフレットの余白や紙切れに押しても絶対に捨ててしまうので、トラベルノートをスタンプ帳として使っているわけです。

直接スタンプせずに、貼り付ける方法もアリですね。

 

おわりに

今回は”トラベルノート”をご紹介させていただきました!

直接は自転車に関係ないかもしれませんが、記録を残すことで、自転車でのお出かけをさらに盛り上げてくれるアイテムだと思っています。

 

自転車旅では、「少しでも荷物は軽くしよう…!」と意識しているのですが、このトラベルノートだけは必ず持参するようにしています。

自転車旅でのライドが過酷すぎて、宿で旅の記録を書いているうちに寝ちゃったり、朝起きてみたらミミズがのたうち回ったような汚い字だったり。

スタンプを間違えて上下逆さまに押してしまったり、チケットの貼り方をミスってページがボロボロになったり。折れたり、雨に濡れたり、なんやかんやあります。

少しずつ内容が充実していって、いい意味でノートが汚れていくのは快感です。

 

興味のある人は、なんでもいいのでノートを買ってみて、次のライドの行程でも書いてみたらいかがでしょうか?

未来の自分に向けたメッセージ本を作成すると思って、気軽に、楽しく、愛用のノートを持って自転車で走り出してみましょう!

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