室内でトレーニング!スピンバイク『HG-YX-5006』を徹底レビュー

HAIGE(ハイガー)のスピンバイク『HG-YX-5006』 役立ち情報・体験談

このたび、運動不足解消&トレーニング目的で『スピンバイク』なるものを購入しました。

なにそれ?

エアロバイクみたいなもの?

スピンバイクの知名度は低く、自慢げに話しても大体このような反応が返ってきます。

 

そこで僕が実際に購入したHAIGE(ハイガー)というメーカーのスピンバイク『HG-YX-5006』を徹底レビューしていきます!

室内でペダルを回すトレーニングをおこないたい人って結構いると思うのですが、実現できている人は案外少ない気がしています。

●アパートだからローラー台は振動音が響いて迷惑をかけそう。
●ローラー台を置くスペースがない。
●本格的な機器はとにかく高価!気軽に手を出しにくい。

このように考えて室内トレーニングを断念した人も多いのではないでしょうか?当たっているでしょう?…というのも、僕がこのパターンだったんですよね。

このような悩みを一挙に解決できるのがスピンバイクなのです!

室内で、目的に合わせた幅広い運動強度のトレーニングを楽しめる素敵アイテムを、ぜひ多くの人に知ってほしいと思います。

 

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スピンバイクの特徴・メリット

百聞は一見にしかずということで、僕が購入したHAIGE(ハイガー)のスピンバイク『HG-YX-5006』を見てもらいましょう。

HAIGE(ハイガー)のスピンバイク『HG-YX-5006』

各部の詳細な説明は改めておこないますので、まずは特徴・メリットについてお話ししますね。

①使用時間に制限がない
②高い負荷をかけることができる
③静音性が高く、環境や時間帯を気にせず使用できる
④コンパクトなので場所をとらない
⑤価格がさほど高くない

①使用時間に制限がない

室内でペダルを回す…というと『エアロバイク』を思い浮かべる人が多いかと思いますし、実際にスピンバイクより知名度は高いでしょう。

しかし、大抵の家庭用エアロバイクには”連続使用30分”という制限があるのをご存知ですか?もちろんメーカーにもよりますが、長くても”60分”といったところです。

 

トレーニング開始から約20分で脂肪が燃焼されはじめること、心肺機能を鍛える場合はとにかく長い時間ペダルを回す必要があることを考えると、30分ではまったく足りませんよね。

連続使用時間はペダルに負荷をかける方式によって違うのですが、”摩擦負荷システム”を採用しているスピンバイクは使用時間に制限がない。無制限にペダルを回せるのです

 

②高い負荷をかけることができる

スピンバイクのペダルには、どのような形で負荷がかかるようになっているのか?摩擦負荷システムについて見ていきます。

構造はいたってシンプルで、ペダルを回すとベルトに連動してホイールが回ります。

HAIGE(ハイガー)のスピンバイク『HG-YX-5006』

負荷を重くしたいときはテンションノブを+側(時計回り)に回すと、ホイールにブレーキパットが押し付けられ、その摩擦力で負荷がかかるのです。

非常に単純な仕組みですが、それ故に無段階で負荷の微妙な調節ができ、なおかつ高い負荷をかけてトレーニングすることができるというわけです。

どのくらいの負荷をかけることができるのか?テンションノブをぐいぐい回していくと、ヒルクライムのトレーニングに十分役立つくらいの負荷を実現できます。

 

③静音性が高く、環境や時間帯を気にせず使用できる

アパートやマンションなどの集合住宅に住んでいる人、夜間しかトレーニングの時間が取れない人にこそ、スピンバイクを使っていただきたい。

とにかく駆動音が静かなので、同じ部屋でテレビを見ていたとしても気にならないレベル。隣の部屋で寝ている人を起こさずにトレーニングできるレベル。

振動が発生することもないので、集合住宅にお住まいの人は隣人はもちろん、下の階の住人にも迷惑をかけることはないと思います。

唯一、音が発生するのは負荷をかけたとき。回転しているホイールにブレーキパットが接触すると『シュー』という摩擦音が発生しますが、気になるほどではありません。

 

そして、注意点がひとつ。スピンバイクの駆動方式は『チェーン式』と『ベルト式』があるのですが、静音性を求めるのであればベルト式がオススメです。

ゴムベルトで動力を伝達するベルト式は、負荷をかけていない状態だとほぼ無音。対して、普通の自転車のような構造のチェーン式は結構音が響くようです。

もちろんチェーン式のメリットもあるのですが、静音性やメンテナンスの手間を考えると、やはりベルト式が手軽でいいのではないでしょうか?僕の『HG-YX-5006』もベルト式です。

 

④コンパクトなので場所をとらない

室内トレーニング機器の購入を躊躇する原因のひとつに『置き場所問題』が挙げられると思うのですが、スピンバイクは非常にコンパクトなので場所をとらないというメリットがあります。

僕自身も、「勢いで買ったはいいけど、どこに置こうかな?」なんて考えながら組み立てていましたが、いざ出来上がると小さいのなんの。

とりあえずのつもりでリビングの隅っこ、壁とダイニングテーブルの隙間に設置したのですが、意外にも収まりがよくって定位置になりました。

HAIGE(ハイガー)のスピンバイク『HG-YX-5006』

壁と隣接するくらい近くに置いていますが、ペダルを回すのにあたって不都合は一切ありません。快適にトレーニングをおこなうことができます。

購入前は”スピンバイクの周囲にはある程度のスペースが必要”という先入観があったのですが、部屋の隅っこでも問題ないのは嬉しい誤算でした。

 

⑤価格がさほど高くない

ロードバイクの室内トレーニング機器で有名なものといえば、やはり『3本ローラー』や『固定ローラー』と呼ばれるものでしょう。

どちらも値段に関してはピンキリですが、ある程度よいものをチョイスするとなると、3本ローラーで2~5万円、固定ローラーで5~10万円くらいです。気軽に購入するには少しお高い。

その点、スピンバイクはお財布にも優しい。僕の買った『HG-YX-5006』は通常価格で21,800円でした。個人的には、「試しに買ってみようかな?」と思える価格帯だったんですよね。

もちろん、もっと高いの安いのありますが、HAIGE(ハイガー)はスピンバイク界ではかなり有名なメーカのようなので安心感があり、購入を決意したというわけです。

 

各部、大きさ、仕様の確認

お次にスピンバイク『HG-YX-5006』の各部、大きさ、仕様の詳細を見ていきましょう。

HAIGE(ハイガー)のスピンバイク『HG-YX-5006』

本体カラーは室内に溶け込みやすいホワイトを選びました。カラーラインナップとしては他にブラックがありますが、差し色がイエローなので好みが分かれそう。

HAIGE(ハイガー)のスピンバイク『HG-YX-5006』のサドル

サドルは前後に最大90mmの無段階調節が可能、高さは6段階での調節が可能です。

サドルの中央からハンドルまでの長さは570~660mm、サドルの最上段からペダルの最下段までは710~860mmまで調節することができます。

クロスバイクやロードバイクのサドルに比べてクッション性があり、乗り心地は悪くありません。角度も自由に調節することができます。

サイズは一般的なものと同様なので、既存のサドルカバーも問題なく取り付けられます。

 

ハンドルは握れる場所が多いブルホーンタイプになっています。

HAIGE(ハイガー)のスピンバイク『HG-YX-5006』のハンドル

同じ体勢で長時間ペダルを回すのは大変なので、小まめにポジションを変更できるハンドルはありがたいですね。

ハンドルの高さは4段階で調節が可能です。サドルと合わせて調節すれば、自分が普段乗っている自転車に近しいポジションでトレーニングをすることができます。

ハンドルの爪部分には付属の専用メーターが取り付きます。時間、速度、距離、消費カロリーを表示させることができますが、僕は最初に動作確認したきり使っていません。

 

ペダルにはトゥクリップが付いているので、足を固定すれば引き足を使いながらトレーニングすることができます。

HAIGE(ハイガー)のスピンバイク『HG-YX-5006』のペダル

ペダル表面はギザギザしているので素足は厳禁。メーカーとしてもスポーツシューズを履いての使用を推奨しています。

ペダルとホイールを連動させているベルトはカバーに覆われているので、衣類を巻き込む危険性はないと思います…が、ひらひらした格好ではなく動きやすい服装で乗りましょう。

 

また、スピンバイクには”フリー機構”がありません。普通の自転車って走っている最中にペダルを回さなくても、惰性でホイールが転がり、走り続けますよね?これがフリー機構です。

スピンバイクは、ペダルとホイールの動きが完全に連動しているので、ホイール回転中はペダルも回り続けます。そのため、急に足を止めるとグワ!っとつんのめるので注意が必要。

どうやって止まるのか?急に足を止めず徐々に力を抜いていき、摩擦力でホイールの回転がおさまるのを待つ。もしくは、テンションノブを押し込むことでブレーキをかけることができます。

 

負荷を調節するテンションノブ、摩擦をかけるブレーキパットはこのようになっています。

HAIGE(ハイガー)のスピンバイク『HG-YX-5006』

ブレーキパットのフェルトとホイールが接触して摩擦力を発生させます。フェルト部分が摩耗しても交換できるのでご安心ください。

当たり前ですが使用中はホイールが高速で回転しているので、小さいお子さまやペットを近づけないように注意してくださいね。

 

フロントの土台にはキャスターが付いていますので、室内での移動も楽チンです。

HAIGE(ハイガー)のスピンバイク『HG-YX-5006』のキャスター

置き場所を決めたら早々に移動させるようなことはないと思いますが、重たいものなのでこういう配慮はありがたいですよね。素晴らしい!

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組み立ては簡単にできるの?

スピンバイク『HG-YX-5006』はパーツがバラされて梱包されているので組み立てる必要がありますが、とても簡単なので恐れることはありません。

手際の悪い僕でも1時間くらいで組み立てることができましたので、早い人なら30分くらいでいけるんじゃないかな?

HAIGE(ハイガー)のスピンバイク『HG-YX-5006』

このような形で配送されてきます。かなり大きいですし、重量があるので取り扱い注意。

HAIGE(ハイガー)のスピンバイク『HG-YX-5006』

逆側には『梱包開封の仕方』が記載されているので、必ずこの手順に沿って開封しましょう。

 

ででん!開封すると、各パーツがひとまとまりになって梱包されています。

HAIGE(ハイガー)のスピンバイク『HG-YX-5006』

ボルト類にはアルファベットが割り振られているので、使い物を見極めてから一つずつ取り出していった方がスムーズです。

HAIGE(ハイガー)のスピンバイク『HG-YX-5006』の工具・ボルト類

発泡スチロールの両サイドには、各パーツが収まっているので間違えて捨てちゃわないように!

HAIGE(ハイガー)のスピンバイク『HG-YX-5006』のパーツ類

ちなみに、パーツの種類はたったのこれだけ。取扱説明書からの抜粋です。

HAIGE(ハイガー)のスピンバイク『HG-YX-5006』の説明書

そんなに多くないでしょう?組み立てに必要な工具類もすべて付属しているので安心です。

あれば作業しやすくなるのがスピンバイク本体を少し浮かせられる土台。取扱説明書では”枕木”と称した角材が紹介されていましたが、僕は少年ジャンプで代用しました。

 

それでは、いざ組み立て!ですが、ここで説明することは一つもありません。というのも、付属している取扱説明書がオールカラーで見やすく、わかりやすいんですよね。

HAIGE(ハイガー)のスピンバイク『HG-YX-5006』の説明書

これを見ながら手順通りに進めていけば、容易に完成させることができます。注意すべきところもきちんと記載されているので、「間違えた…!」なんてことにはなりません。

僕がやらかしたことといえば、パーツ同士をボルトで結合させるときにワッシャを挟み忘れたくらいですし、それも即座に気づきリカバリーできました。

 

それでも組み立てるのが不安という方に朗報!取扱説明書の表紙に記載されているQRコードを読み取ることで、組み立ての様子を動画で見ることができます

手順ごとに動画が細分化されているので自分がつまづいているところを発見しやすいですし、ていねいな解説付きなのでとてもわかりやすい。

 

そんなこんなで、約1時間かけて完成!いい感じにできあがりましたね。

HAIGE(ハイガー)のスピンバイク『HG-YX-5006』

ちなみに、スピンバイクの下に敷いてあるフロアマットは無料で付属してきました。衝撃吸収性のあるマットなので、これで使用時の少ない振動がさらに気にならなくなりますね。

僕が購入したのは2021年2月でしたが、いつまで無料でもらえるかわかりません。詳しくは公式のメーカーホームページをご覧ください。

 

余談ですが、スピンバイク『HG-YX-5006』はサドルとペダルを付属している純正品から、自分の好きな既製品に取り換えることもできます。

自分の好みにあったサドルの方が長時間のトレーニングが苦になりませんし、ビンディングペダルに換装すればより効率的に引き足を使うことができます。

素敵なトレーニングをめざして、自分なりにカスタマイズするのも楽しいかもしれませんね!

 

使ってみた感想・レビュー

スピンバイクを購入して約2ヶ月間、ほぼ毎日のようにペダルを回していたので、使用感や良し悪しなんかをお話ししていきます。

良いところ

とにかく音が静かで、時間を気にせず好きなときに使用できるのが最大のメリットです。

基本的に僕は夜に30~50分程度、スピンバイクに乗っています。ペダルを回して20分くらい経つと汗をかきはじめ、終わるころにはしたたり落ちるくらい発汗しています。

購入する前は、「きちんと運動できるのだろうか?」なんて思っていましたが、想像以上に充実したトレーニングができていると感じました。

大量に汗をかいた後の入浴は本当に気持ちがいい!最近、毎日そんな感じ。

 

サドルやハンドルの位置も細かく調節できるので、普段乗っているロードバイクに限りなく近いポジションでトレーニングできるのも嬉しいところ。

状態を起こしてペダルを回すエアロバイクとは違い、実車に近い前傾姿勢をとれるので足だけではなく全身の筋肉に刺激を与えることができます。

 

そして、室内トレーニングのなにが良いかというと”ながら”で運動できる。これに尽きます。

僕は元々、夜間に30~40分ほどタブレットでマンガを読むのが習慣化していたのですが、その時間をスピンバイクと組み合わせることにしました。

本来メーターを取り付ける爪部分にタブレットを置いて、ペダルを回しながらマンガを読んでいるとあっという間に30分くらい経っています。

自分に『マンガはスピンバイクの上で!』というルールを課すことで、「スピンバイク乗りたくない…。けど、マンガ読みたいから乗るか」と良い循環を生むことができました。

景色の変わらない室内で延々とペダルを回し続けるのは、はっきりいって退屈。飽きて乗らなくなるのを防ぐためにも”ながら運動”の工夫が大切なのです。

 

ちなみに、トレーニングの情報は時間と心拍数だけわかればいいので、邪魔にならない部分にガーミンを取り付けています。

HAIGE(ハイガー)のスピンバイク『HG-YX-5006』にガーミンを取り付ける

マウントはクロスバイクに付けていた『Lixada iGPSPORT』を引っぺがして使っています。

そのままだと太さが足りないので、100均で購入した滑り止めシートを適当な大きさに切ってハンドルに巻き付け、その上からマウントを取り付けました。

トレーニングの詳細と成果については、また別の機会に詳しくお話ししますね!

 

このように、楽しみながら室内で気軽にトレーニングをおこなえることができます

2021年まだ数か月しか経っていませんが『2021年買ってよかったものランキング』上位に食い込みそうな勢いです。

 

気になるところ

ロードバイクに近いポジションでトレーニングができるとはいえ、そこはやはり別物

当たり前ですが『3本ローラー』や『固定ローラー』のようなロードバイクを実際に使用する機器の方が、より実車に近いトレーニングができるでしょう。

 

スピンバイクに乗ってみて、唯一違和感があったのがペダルとペダルの幅が広いこと。なので、少し足を開いてペダルを回すことになります。

ほんの数cmの違いではありますが、クロスバイクやロードバイクに乗り慣れている人ほど、この違和感は強く感じると思います。

かなりレベルの高い人、それこそセミプロクラスの人からしたらこの感覚の違いは大問題なのかもしれませんが、僕は気にしません。毎日乗っていたら違和感はなくなりました!

 

あとはなんだろう?

強いていうのであれば、実走と違って立ち漕ぎや信号待ちでの休憩がないため、常にサドルに腰をおろした状態になり、クッション性の高いサドルとはいえお尻が痛くなりやすいです。

お尻に当たる部分をより柔らかくするためのサドルカバーを買ったり、適度に腰を浮かしてペダルを回すなどが必要になるかと思います。

ただし、過度な立ち漕ぎ、体を左右に揺らす漕ぎ方(ダンシング)は故障の原因になるため推奨されておりません。ご注意ください。

 

付属のメーターがなんとなくショボいのが気になりましたが、僕自身は最初から必要としていなかったのであんまりダメージなしです。

そもそも、実際に走っているわけでもないのに”距離”や”速度”が表示されるというのも、いまいちピンと来なかったので外しています。

 

気になるところはこのくらいです。長期間使い続けていて、またなにか気づいた点がありましたら包み隠さず報告させていただきますね!

 

おわりに

今回はHAIGE(ハイガー)のスピンバイク『HG-YX-5006』を紹介させていただきました。

自分自身、こういうトレーニング機器を購入するのははじめてだったので、「3日坊主になったらどうしよう…」なんて思っていましたが、今のところその心配はなさそうです。

やはり気軽に時間帯を気にせず乗れるというのは、毎日継続のハードルを大きく下げてくれると感じたところです。

 

室内トレーニングをしてみたかったけど騒音、置き場、金額、その他の理由で諦めなければならなかった人は、このスピンバイクで再検討してみるのもいいんじゃないでしょうか

そのとき、この記事がお役に立てれば幸いでございます。

不明点や質問があれば、わかる範囲でお答えしますのでメールでもコメントでもお気軽にどうぞ。

お部屋での空き時間にトレーニングをして、運動不足解消、そしてロングライドやヒルクライムをよりいっそう楽しんでいきましょう!

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