クロスバイクに乗るようになってから、自転車を題材にしたメディア(マンガ、アニメ、映画など)にも興味が出てきました。
順調に自転車にハマっております。
今回ははじめてのメディア紹介ということで、TVアニメ『ろんぐらいだぁす!』を取り上げさせていただきます!
どんな話?大まかなあらすじ
運動音痴で、これといった特技のない大学1年生の主人公である倉田亜美。
たまたま大学で見かけた折り畳み自転車に心を奪われて、自転車に興味を持ちます。
クロスバイクで通学している幼馴染に相談して一緒に折り畳み自転車を買いに行くことになり、そこで1台の自転車に一目ぼれして購入を決意。
はじめてのサイクリングでは、ワクワクしすぎて寝れずに当日は睡眠不足の倉田亜美。
さらには朝ご飯を食べずに来てしまい、ハンガーノックで立ち往生することになります。
そこにロードバイクで颯爽と現れた女の子2人組に補給食を分けてもらい、無事に完走することができました。
翌日、全身筋肉痛でフラフラしながら大学に行くと、助けてもらった2人組の女の子が!
偶然にも同じ大学の上級生だったのです。
さらにもう1人、運命的な出会いを果たした女の子が加わり、女の子5人組が自転車を通じて自分たちの世界を広げていくというお話です。
登場人物はみんなかわいい女の子。
目標は『ブルベの一種であるフレッシュに参加すること』…なんですが、基本的にはゆる~い日常が続いていきます。
タイムや順位にこだわらず、決められた距離を制限時間内に走り切ることをめざすロングライドのイベント。
ブルべの一種でチームで走行して、ゴール地点をめざすイベント。
良かったところ
①主人公に共感できた
折り畳み自転車に一目ぼれして、値段の高さに戸惑いつつもバイト代をはたいて購入を決意する主人公・倉田亜美にとても共感することができます。
初サイクリングで自転車のペダルを回したときに感じる、「どこまでも走っていける!」という高揚感。そのまんま自分にも当てはまりました。
自転車屋で数十万円する高価な自転車を見たときの反応や、室内で保管している愛車を眺めてニヤニヤしてしまうところとか、「わかる~!」と笑ってしまいます。
ハンガーノックやキツい上り坂で苦しんだり、自転車用品は値段が高いと嘆いたり、ちょくちょく弱音を吐いている主人公ですが、どんどん自転車にのめり込んでいきます。
ツラいのに楽しい!
その感覚は、実際に自転車に乗って経験しないとわからないと思います。
②”世界が広がる”ということをうまく表現している
自転車初心者の主人公は、壁にぶつかったり、ツラいことがあったりしても、前向きにそれを乗り越えようとします。
その先には、新しい世界が広がっている。
そんな感覚をメンバー全員が持っていて、自転車で走るモチベーションになっています。
主人公は自分のレベルアップと共に、確実に世界が広がっていくことを実感します。
その証拠にサイクリングの距離もどんどん伸びていきます。
最初は15kmのサイクリングでハンガーノックを起こしていましたが、半島ツーリング、峠や100kmロングライドを経験して、サイクルイベントで150kmを完走します。
観ていてすごくワクワクして、少しずつ成長していく主人公を応援したい気持ちになりました。そして、負けないぞ!と僕も自転車で走り出したくなりました。
主人公たちの『食の世界』が広がっていくのもおもしろかった。
ロングライドのモチベーションはやはり美味しい食事です。主人公たちが食事をするシーンはとても多く、見ていて楽しいですし、お腹が減ります。
走った先でご当地の美味しい物を食す!これぞ自転車の醍醐味だと思います。
自転車を趣味にするキッカケに
とりとめなく書いてしまいましたが、アニメ『ろんぐらいだぁす!』を観た感想です。
初心者のやる気をガンガン刺激されました!とてもよかった。
主人公が初心者なので初心者目線でストーリーが進みますし、自転車についてのマメ知識が自然と身に付くのもポイント高し。
少しずつライドの内容がレベルアップしていくのも、主人公と一緒に成長している気分になっておもしろかったです。
スポーツ自転車に興味を持っている人にこそ、観てほしいアニメだと思いました!
余談ですが、日本横断ライドをしている最中に偶然にもアニメのロケ地である『榎本牧場』を発見したので立ち寄りました。
アニメの8話で出てきた牧場ですね。
主人公・倉田亜美の所属する女の子5人組のチーム『フォルトゥーナ』と同じ名前のジェラート屋さんもあります。
ジェラート美味しかったです!
アニメを観てサイクリング意欲が高まったら、『ろんぐらいだぁす!』の軌跡をたどってみるのもおもしろいかもしれませんね。
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