太平洋岸自転車道ライド!青海波にのって熱海駅から伊良湖町を走る(1日目)後編

静岡市折戸、ロードバイクの後輪がパンク 自転車ライド

2023年のゴールデンウィーク自転車旅。

太平洋岸自転車道の完走をめざすチャレンジの通算4回目。その初日、後半戦です。

 

熱海駅を出発したときはぐずついていた天気も、今ではすっかり青空。最高のサイクリング時間を堪能できています!

すべてが順調……と思いきや、そううまくいかないのがワタクシの旅の常。

ハチミツのようにあまい想定を超えに超えて、ふたを開けてみれば180km以上を走るロングライドとなった1日目、その様子をお伝えしていきましょう!

 

~前回のライドはこちら~

太平洋岸自転車道ライド!青海波にのって熱海駅から伊良湖町を走る(1日目)前編
ついにはじまった『太平洋岸自転車道』完走チャレンジ!小雨降る熱海駅を出発し、めざすは同じく静岡県の御前崎市。走行距離は”試算では”約132km。ぼちぼちな距離なので焦らず、楽しみながらサイクリングを堪能していきましょう!

 

スポンサーリンク

東海道の由比本陣

休憩で立ち寄った『道の駅 富士』を出発して、新富士川橋を渡ります。

静岡県、新富士川橋

市境にある橋で、ここを走り抜けると富士市から静岡市に入ります。

静岡県、富士川橋から見る富士川

日本三大急流のひとつ『富士川』です。

河口近くなので特別流れが速いようには見えませんでしたが、上流はきっとすごんでしょう。昨夜は雨だったのかな?川水が茶色く濁っていました。

静岡県、富士川橋の太平洋岸自転車道ロゴマーク

橋の上にも、しっかりと太平洋岸自転車道のロゴマークがありますね。

 

新富士川橋を渡り切ると、そこで歩道が途切れていました。

静岡県、富士川橋を渡り切ったところ

この先の車道は、どうやら自転車も歩行者も通行止めのようです。

階段を使って迂回。

静岡県、新富士川橋を渡り切ったところの階段

おりた先にも、ちゃんと青い矢羽根マークがあったので安心しました。

 

そこから約6km、静岡県道396号を走っているとなにやら興味深い建物が姿を見せました。

由比本陣公園、東海道廣重美術館

由比本陣公園・東海道廣重美術館

由比(ゆい)は、江戸時代にとても栄えた宿場町で、ここはその中心地。大名が宿泊する『本陣』が、現在では歴史と当時の生活文化に触れられる公園となっているのです。

 

由比本陣公園の前は、その昔『東海道』と呼ばれていた道路です。

江戸時代に整備された五街道のひとつで、江戸……今の東京都から京都府までをつなぐ主要街道。由比宿は、東海道の起点である日本橋から数えて、16番目の宿場町になるようです。

当時はこの道を、何日もかけて歩いて移動していたんだな

そう考えると本当にすごい時代。

大変な道のりだからこそ、宿場町に着いたときはさぞうれしかったことでしょう。昔の人は”旅の大先輩”ですね。

 

由比には『自転車の駅』もありました。

静岡県由比町、自転車の駅

自転車ラック、空気入れ、修理道具や休憩スペースを無料で提供してくれる施設。どうやら、静岡市の各地に設けられているみたいです。

サイクリストとしては、このような施設の充実に感謝しかありません。とくに空気入れの存在はありがたい。

 

お、塀の向こうに物見やぐらが見えます。

由比本陣公園

案内看板も気になったので近くに寄ってみると、塀の手前は”馬の水飲み場”になっていることがわかりました。

由比本陣公園、馬の水飲み場

ここで馬が水を飲んでいたんですね。

亀のオブジェも妙にリアルに作られていま……って、本物やないかーい!めちゃくちゃたくさんいるんですけど。

なんで亀がいるんだろう?餌とかどうしているんだろう?さまざまな疑問が頭に浮かびますが、眺めていても答えは出ないので、先に進みましょうか。

 

桜えびの町と甘夏の旧道

由比川橋を渡ります。短い橋ですが、存在感はたっぷり。

由比川橋

由比駅の前は『由比桜えび通り』と呼ばれているようです。

由比桜えび通り

水あげすると、きれいな桜色になる体長4~5cmの小さなえび。

おもな漁獲地は静岡県の駿河湾で、とくに由比港では多くが漁獲され名物となっています。この通りでは、桜えびを堪能できるお店が建ち並んでいるそうです。

 

由比駅を越えたあたりで、太平洋岸自転車道の矢印がぐいんと90度右に曲がっていました。

静岡県由比町、薩埵峠入口

あの細い道がルートなんだ?

静岡県由比町、薩埵峠入口

薩埵峠(さったとうげ)入口

ヒルクライムの予感。とにかく進んでみよう。

静岡県由比町、薩埵峠

峠という言葉に過剰に身構えてしまいましたが、そこまで急勾配でもありませんね。

 

すいすい走っていくと、きれいな海を眺めることができました。

静岡県由比町、海、駿河湾

奥にあるのが東名高速道路、手前が国道1号です。まさに海岸線。

国道1号は、たびたび自転車での走行が禁止されている区間があるため、このような迂回を余儀なくされるのでしょう。

 

この道は『旧東海道』として、古い建物や街並みが残っており、走っていてとても楽しい。

静岡県由比町、旧東海道、甘夏

農家の方が多いのか、家の前に『甘夏』を販売しているお宅が多くありました。みかんは大好物。荷物を気にしない旅であれば、ぜひとも買いたかった!

ちなみに値段は……袋に3つ入って100円!?お得すぎます。

 

薩埵峠、余裕余裕!

なんて調子に乗って走っていると、分岐点に差しかかりました。

静岡県由比町、薩埵峠、直前入口

なに?この激坂?

案内看板を見ると、どうやら”ここから”が薩埵峠らしい。今まで勘違いしていたようです。峠というにはラクすぎると思ったんですよね。

さいわいなことに太平洋岸自転車道は峠を避ける左のルート。助かった。

 

峠を上り切った先には展望台もあるようなので、旧東海道に思いをはせながらヒルクライムを楽しみたい方はぜひ訪れてみてください。

僕も機会があれば、また走りに来たいなぁ。そんな風に思う由比の町でした。

 

走行距離はもう少しで100kmというところ。

旧東海道から国道1号に出たところ、太平洋岸自転車道

旧東海道から国道1号に合流すると、歩道走行をうながされます。

旧東海道から国道1号に出たところ、太平洋岸自転車道

歩道と呼ぶには広すぎる道路。

人っ子ひとりいませんし、交通量の多い車道から離れて快適に進むことができます。

旧東海道から国道1号に出たところ、太平洋岸自転車道、興津方面へ

親切な案内看板のおかげで迷いません。

興津……きょうつ?

正解は”おきつ”です。わかるはずがない。ちなみに、ボックスとは道路の下を抜ける小さいトンネルのことでした。

 

想定外!残り70kmと羽衣伝説の三保松原

ボックスをくぐり抜けて、国道1号・東海道を走ります。

そして、有名な清水駅に到着。その裏手にある『しみずマリンロード』を利用して進むと、清水港までたどり着きました。

清水港開港100周年記念モニュメント

右にそびえるのが、1999年建造の『清水港開港100周年記念モニュメント』です。

高さ約20mで、清水市の象徴としての羽衣をイメージし、それぞれの曲線は、「発展」「共生」「調和」を表しています。

説明版には、このように書いてありました。象徴が”羽衣”とは?

ちなみにですが、清水市は2003年に静岡市と合併し、現在は『静岡市清水区』になっているそうです。静岡県で知っている数少ない市が20年近く前になくなっていたとは、おどろき。

奥は『清水マリンパーク』というヨットの停留所でした。

 

ふたたび道路に戻ります。

旧・清水市は国民的アニメ『ちびまる子ちゃん』の舞台としても有名。

国道149号に面したエスパルスドリームプラザという商業施設には『ちびまる子ちゃんランド』というミュージアムがあるそうです。

自転車に乗りながら建物を見上げると、確かに看板がある。立ち寄ることはできませんが、別の機会にこの地を訪れたときは入ってみよう。

 

ここまでの『太平洋岸自転車道』の印象ですが、もっと海岸線を利用するのかと思いきや、市街地を走ることが想像以上に多いです。

全体的に道幅が狭いうえに路面状態がよろしくない。走りやすいとはいえない区間が多くあるので、注意が必要となります。

そして、視界に入らずとも広い意味では”海沿い”になるのか、とにかく向かい風が強い!体力・気力が削られるライドとなっています。

 

清水市に入ったあたりで、頼りにしている青い矢羽根マークの様子がおかしくなってきたぞ。

マーク同士が離れすぎていたり、消えて見失ったり、唐突に出現したり、追いかけるのが容易ではありません。これは困る。

今回は『太平洋岸自転車道を走る』ということがメインテーマ。

なるべくルートに沿って走りたいですが、何事も、とくに自転車旅では”臨機応変”が大切。今は矢羽根マークを追いますが、これから状況をしっかり見極め、適切な道をいこう。

 

ころころ変わる道路の番号をしり目に見ながら、とにかく大通りを駆けていきます。

清水三保海浜公園

そして、やってきたのが『清水三保海浜公園』です。遊具がある系の公園ではなく、自然を愛でるタイプですね。

時刻は14時00分。

出発してから8時間30分が経ちました。進んだ距離は約110km。もうそんなに走ったのか。あっという間に感じます。

 

スマートフォンを取り出し、このあとの道のりを確認しておこう。

走行計画では約132kmだったから、御前崎市の宿までもう少しだろう……え?残り70km?

何回もルート検索をしましたが距離は変わらず。これは、完全にやらかした!どこをどう間違ったのか、想定を大きく上回る距離を走らなければならないようです。

 

ここまでの平均時速12kmで残り70kmを走るとなると……少なくとも6時間はかかる?

宿に到着するの何時になるんだ!20時過ぎ!?これはまずい。まったりサイクリングを楽しんでいたのに、急に慌ててきました。

それにしても、走行計画から50km近くも目測を誤るとは前代未聞。今後気をつけよう。

 

清水三保海浜公園を出発!

清水三保海浜公園

青く輝く海を眺めながら進んでいると、一転して景色が変わり、緑豊かに生い茂る松林があらわれました。

三保の松原、遊歩道

ここは、天女が舞い降りたという”羽衣伝説”が残る神聖な地『三保の松原』です。

なるほど、だから旧・清水市の象徴が”羽衣”だったんですね!清水港記念モニュメントでの伏線、見事回収。

三保の松原、遊歩道

遊歩道になっているため自転車には乗れません。押して歩きます。

きれいな風景が広がっており、その空間にもっとひたりたくなる……のですが、先を急ぐ身。ここを足早に抜けるのはもったいないですが、致し方ありません。

 

僕はお目にかかれませんでしたが、天女が羽衣をかけた『羽衣の松』が見られるそうです。

ただし、現存しているのは”3代目”の松とのこと。うん?初代はもちろんわかりますが、それ以降は羽衣の松と呼べるのだろうか?

なんだか、古代ギリシャの哲学的パラドックス『テセウスの船』を思い出しました。

スポンサーリンク

 

まさかのパンク!?アクシデントを越えて

三保の松原を抜けると、さっそくロードバイクにまたがります。

まだまだ先は長い。ここからはテンポよく進んでいこう!そう思った矢先、なんだろう?乗り心地に妙な違和感を抱きます。

ちょっと待って。まさか……うそでしょ?

後輪に触れてみると、反発を感じずに押し込まれる親指。どうやらパンクのようです。

 

このタイミングでパンクするなんて、運が悪いにもほどがある。

軽く絶望しつつも、とぼとぼ歩きながら作業ができそな場所を探します。

静岡市折戸、ロードバイクの後輪がパンク

砕石の敷き詰められた広場を発見。その一角をお借りすることにしました。

問題の後輪を外しながら、このパンクはもしかしたら、「そう焦るでない」という神さま……いや、天女さまからのサインだったり?と考えます。

そうだ、そう思うことにしよう!せっかくの自転車旅、気が急いてしまっては楽しくない。

 

タイヤレバーを使って空気の抜けたチューブをひっぱりだし、新品のチューブに交換。

穴をふさぐ『タイヤパッチ』も持参してはいるのですが、あくまで応急処置ですし、路上でやっていると時間がかかってしまいます。

手持ちの予備チューブが尽きたときの最終手段。安心感を得るための”お守り”ですね。

 

パンク修理に要した時間は、大体20分くらいでしょうか。

なにより時間がかかるのが携帯ポンプで空気を入れること。小型のため1回のストロークで入る空気量が少なく、何回も何回もシャカシャカする必要があります。

使い切りですが一瞬で空気が入る『CO2ボンベ』もあります。

僕は使った経験がありませんが、どうなんでしょう?ラクそうですが、まぁ……携帯ポンプで十分からという感じ。

ブルベなど、制限時間のあるサイクルイベントでは時短になっていいかもしれませんね!

 

チューブを交換し、携帯ポンプで”とりあえず”走れるだけの空気を入れました。

これでよし。ふたたび走り出そ……ん?

静岡市折戸、自転車のオオムラ

おー!道路の向かい側に自転車屋があるじゃあないですか!

携帯ポンプではどうしても規定値まで空気が入り切らないため、どこかで空気入れを借りる必要があったのですが、こんなにも早く見つかるとは思わなかった。

助かりました。さっそく立ち寄らせていただきましょう。空気を入れるとともに、消費したチューブも1本補充して準備完了。

気をとりなおして、ライド再開です。待っててね~!御前崎市!

 

国道150号を進んでいると、道路脇に案内看板が出てきました。

静岡県静岡市、国道150号から逸れて太平洋岸自転車道へ

自転車 太平洋岸自転車道へ

矢印は左にそれる道に向いています。ん?まっすぐはだめなのかな?

自転車通行止めの規制標識もなさそうでしたが、とりあえず指示に従い左折。海のすぐ脇を抜けていく細い道に入りました。

静岡県静岡市、国道150号から逸れて太平洋岸自転車道へ

薄水色の空と深い青をした海の境界にうっすらと白雲が広がっており、水平線が際立ちます。

とてもうつくしい光景です。

静岡県静岡市、国道150号から逸れて太平洋岸自転車道へ

道幅は狭いですし、歩行者もいるためスピードは出せませんが、車のプレッシャーや信号機がないのはありがたい。

スムーズに進むことができます。

 

迷い迷って山越えからの御前崎

とにかく、道のりに自転車を走らせる。

静岡県静岡市、国道150号から逸れて太平洋岸自転車道へ

90度カーブにぶつかり、道路はふたたび海から離れるように続いていきます。

そして、国道150号に合流。

 

南安倍川橋を使って『安倍川』を渡ります……が、このあたりから不穏な空気が漂います。

道がわけわからん!

あれだけ頼りがいのあった矢羽根マークは今や見る影もなく、「どこにいった?」と見失ったことを嘆く始末。とても心細い。

静岡県静岡市、丸子川沿いの道

信頼性の欠いた矢羽根マーク。この道で、本当にあっているのか?

丸子川という小さな川沿いの道を走りますが、海からどんどん離れていきます。

 

時刻は16時50分。ついに、日が暮れはじめてきました。

静岡県静岡市、太平洋岸自転車道

気持ち的には完全に迷子です。ここはどこなんだろう?

太平洋岸自転車道のルートを走るということに固執しすぎたのが原因か。消えてはあらわれる矢羽根マークを追うのに夢中で、よくわからないところに来ていました。

 

さて、どうする。悩むまでもないか。時間も時間ですし、宿にたどり着くことが最優先。

今まで使用頻度を抑えていたGoogleマップを解禁し、案内される最短ルートを突き進むことにしました。

それが厳密には太平洋岸自転車道から外れていても気にしない。我が道を往くのだ!

 

2時間くらいかけて、ようやく大通りにぶつかりました。

静岡県焼津市、国道150号

静岡県焼津市。青い案内標識には、ついに『御前崎市』の文字があらわれます。

 

おお!なんだか、すでに懐かしさを感じる太平洋岸自転車道の文字。

静岡県焼津市、国道150号、太平洋岸自転車道の看板

別名『県道静岡県御前崎自転車道線』というらしい。

この道をいけば、御前崎市までたどり着くことは名前からも察することができます。親切に”26km”と書いてあるのもありがたい。

目的地まで確実に距離を詰めているようです。

 

焼津市と吉田町の境を流れる一級河川・大井川を渡ります。

静岡県焼津市、大井川からの夕日

山の向こうに落ちていく夕日。空が赤く染まります。

これからすぐに暗くなるだろう。いよいよ、ナイトライドの覚悟をしなければなりませんね。

 

焼津市から大井川を越えて、吉田町、牧之原市を走ります。

これでひと安心。それにしても……山を越えて走ってきましたが、安部川を渡ってから海岸線を走ってこられなかったのだろうか?

⑥太平洋岸自転車道(焼津市周辺)

こうして見るとやはり遠回りしているように感じます。

迷いながらもできるかぎり青い矢羽根マークをたどって進んだとはいえ、ルートに疑問が残る結果となりました。

 

時刻は18時10分。

国道150号、なかなかに走りやすいです。体力の消耗と日が落ちはじめていたこともあり、写真を撮る余裕はなし。ひたすら前へ、前へ、自転車を進めていきます。

僕の平均速度は、信号待ちなどの時間も含めると時速12~13kmくらい。看板を見て、「残り26kmか!もうすぐだー!」と一瞬はしゃぎましたが、2時間はかかるでしょう。

到着時間は……いや、考えるのはよそう。想定よりも時間がかかってしまったので、宿にチェックインが遅くなる旨を電話しておきます。

 

もう迷いたくないので、Googleマップをこまめにチェック。

このまま走り続けると『御前崎灯台』に着きますが、宿はそこからぼちぼち離れたところ。右折して、県道239号に入る指示があったため、すなおに従います。

また山の中を走るのか!?

町から離れることに不安を覚えますが、行くしかない。

建物がどんどん減っていくかわりに、道路の両脇にはうっそうとした緑が生い茂ります。

 

少しずつ勾配のついていく道。

ここまで来るのに175km以上も走っているんだ。このタイミングでの上り坂はつらすぎる。

心身に疲労を感じながらも、「もう少し……もう少し……」と自分に言い聞かせ、ペダルを踏み続けると、須々木ICのあたりで平坦に戻りました。

 

最後の試練とばかりに立ちはだかった上り坂は、勾配も緩く、短かったです。よかった。

最短ルートを進もうとGoogleマップに任せたため、少し複雑なルートになり、最後の最後で少しだけ迷いましたが……ようやく!ようやく、目的の宿にたどり着くことができました!

お疲れさまでしたー!

 

【ここまでのライドデータ】
走行距離 182.62km
所要時間 14時間07分

走行時間 12時間04分(-2時間03分)

 

納豆を買いに行く夜

時刻は19時30分を過ぎたところ。もうすっかり日も暮れていました。長い道のりだった。

御前崎市で予約したのは、いわゆる”民宿”と呼ばれるタイプの宿。中に入ると、おばさまが出迎えてくれ、ここまでの旅路をねぎらってくれました。

 

食事のつかない素泊まりでお願いしていたのですが、お腹を減らしているだろうと軽食を用意してくれていたのに感動。

しめ鯖と大葉の巻き物、ゆで卵、そしてよく冷えた麦茶が五臓六腑に染みわたります。うまい、うますぎる!

 

しかし、180km以上の道のりを走ってきた僕の胃袋はまだまだ””を求めている。

おばさまに近隣のお店についてお聞きすると、宿から1kmくらいのところに『マックスバリュー浜岡店』があるらしい。

ふたたび自転車に乗るのも難儀ですが、背に腹は代えられません。

よし、そこに行こう!

 

買い物に出かける旨を伝えると、おばさまに、「納豆を買ってきてほしい」と、1,000円を渡され、おつかいを頼まれます。

軽食をいただいた恩もあるので快諾すると、「明日の朝食に出すから食べていったらいい」とうれしい提案。もちろん無料。おつかいのお駄賃としては、ありがたすぎる!

 

ロードバイクにまたがり、マックスバリューをめざしましょう。

こういうときって、なにより”パンク”が怖いんですよね。昼間は、「自転車旅をしている!」と気合いが入っていますが、今は目的地にも着き、心身ともに脱力しています。

それに、当たり前な話ですが夜は暗く、光源の少ないところでのチューブ交換は2倍も3倍も手間がかかりそう。なので、買い出しライドには、いつも妙な緊張感がただよいます。

 

近所だったため難なく到着。心配は杞憂におわりました。

さて、それでは買い物タイムです。時間的に値引きシールが貼られているものが多く、お財布にやさしい。助かりますね。

ひとしきり自分のものを買い物カゴに入れおえたら、次はいよいよ納豆です。とりあえず普通のものを……いや、大粒の方がボリューミーでいいかな?こっちにしよう。

 

ふたたび宿に戻り、指定されたところに納豆とお釣りを置いておきます。

これでミッションクリア。

それにしても今日は本当によく走った。自転車でもそうですが、出発地点となる熱海駅まで車でのドライブもありましたし、長い1日でした。全身が”休息”を求めています。

 

その前に、マックスバリューで買ったお惣菜&お酒で、恒例の”ひとり宴会”を開始!

これをしないと1日はおわらない!もちろん、明日もライドを控えている旅の身なので、深酒は厳禁。胃袋を満たしながら、ほろ酔いを味わいます。

気持ちよくなったところで就寝です。お疲れさまでした。

 

初日からかなりハードに走ったため、「今日よりはラクになるでしょう!」という気構えでいれる。これは大きなアドバンテージ……とはいえ、油断は禁物ですね。

がんばっていきますよ!次回に続く。

 

【本日のライドデータ】
走行距離 3.34km(トータル185.96km
所要時間 0時間33分

走行時間 0時間17分(-0時間16分)

 

~次回のライドはこちら~

コメント

タイトルとURLをコピーしました