2023年GWの自転車旅も、いよいよ大詰めとなりました。
明日はほとんど新幹線&車で帰るだけなので、この4日目が自転車で走る実質的な最終日といえるでしょう。
知多半島の最南端の諸崎を出発して、大都会・名古屋市まで走ります。
まったり、ゆっくりと5月の気候を楽しみながら進んでいくことにしよう!
~前回のライドはこちら~

目次
知多半島を北上せよ!
本日の走行計画をおさらいしていきます。
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赤い矢印のところ。知多半島を北上して、名古屋駅周辺で予約した宿が目的地です。
走行距離は約80kmを予定。初日に走った180kmに比べたら、半分にも満たない”短距離”といえるでしょう。
あまり早く着きすぎても宿に入れないため、朝はゆっくりスタート。
7時すぎに起床して、準備をおこない、外に出たのは8時30分ごろでした。

玄関に置かせてもらっていたロードバイク。地面から起こしたとき、妙な違和感を抱き、おそるおそる後ろのタイヤを指で押してみます。
「空気……漏れてない!?」
指に感じる反発が弱く、あきらかに規定の空気圧を下回っています。しかし、完全に抜け切っているわけでもなく、少しずつ空気が漏れているようでした。
いわゆる”スローパンク”というやつですね。
うーん、どうしよう。
今日は走る距離も少ないし、とりあえず携帯ポンプでできるだけ空気を入れてみようか。
まったく、自転車旅は刺激の連続ですね!飽きさせてくれません。ありがたいぜ!
少し手間どりましたが、無事に出発。名古屋駅をめざします。

南知多町師崎の町並みを横目に見ながら、軽快にペダルを踏み込みます。
宿に置いてあった『遊々マップ 知多半島』を頼りに走っていこう。裏面は『渥美半島』バージョンになっており、もっと早く手に入れたかったと思うほどいい感じの地図。
昨日訪れた『羽豆岬』を越えていきます。

気持ちのいい快晴。
風も穏やかで、絶好のサイクリング日和。今回の自転車旅は本当に天気に恵まれています。

時間帯が影響しているのか、交通量も少なくて走りやすい。
地図によると、愛知県道247号をひたすら進めばいいようです。

わかりやすくていいね!

海から突き出た無数の棒。なんだろう?
調べたところ、海苔だかあさりだかの養殖に使う支柱のようですが確かではありません。
朝イチで体力があり余っており、ガンガン速度を出していきます。
しかし、どんなにスピードにのっていても観光的におもしろそうなところ、撮影スポットに遭遇したら躊躇せずストップ。

これは『山内海水浴場』のシンボル、3匹イルカのドルフィンタワー。
夏になると泳ぎに来る人はもちろん、波乗りを楽しむサーファーも集まり、ビーチはとても活気づくそうです。
出発から約1時間が経ちました。

ひたすら道なりに進みます。

海に向かって伸びている防波堤には、糸を垂らす釣り人の姿。
目線の先には、大量の荷物を積んだコンテナ船が浮かんでいました。

海の真上には薄い雲が広がっており、水平線はぼやけてあいまいです。
なんだか空を飛んでいるようにも見えますね。
自転車旅をしていて、ときどき出くわすこういう場所が好き。

なんていうんでしょう。
急カーブのため道路自体は視界から消えているんですが、その先の景色にふたたび道路が出現するこの感じ。
道は繋がっているという当たり前を、再確認させてくれます。
お、ビールですか?

『ビアシティ南知多』
青空を背景に、白亜の灯台と黄金の麦が描かれた看板がありました。
ビールはむしろ苦手な部類のお酒。幼いころ、父親がおいしそうに飲んでいるビールをひと舐めさせてもらったことがありますが、あまりの苦さに顔をしかめた記憶があります。
「僕も大人になったら、おいしく感じるようになるんだろうなぁ!」
漠然とそう考えていました。
ところが、成人しても、30歳を超えても、いっこうに”美味”と感じることはない。僕にとってビールはそういうもの。
しかし、旅先で出会う”地ビール”の響きはとても好きで、割と積極的に買っちゃいます。
ここ『ビアシティ南知多』は、知多半島最南端の醸造所でありながら、海の見えるレストランも楽しめるすてきな立ち寄りスポット。
飲酒運転になってしまうのでもちろん今は無理ですが、こういうところを覚えておくと、今後の人生の楽しみが増えるというものです。
美浜の塩と恋する野間灯台
ここまで気持ちよく走ってきましたが、心配事がひとつ。

指さしているところを見てください。そう、右ひざです。
2日目の終盤にケアレスミスで、軽い負傷をしてしまったところ。少しずつ痛みが増しているのは、どうやら気のせいではないらしい。
今日は距離も短いし、激しいアップダウンもないので大丈夫だと思います。しかし、次の自転車旅に響くような無理は禁物です。
県道247号を北上し、南知多町のお隣にある『美浜町』にやってきました。

海岸線を走っていたため、地名に”浜”や”海”が付くところが多かったです。
この町には、スタートしてからずっと楽しみにしていたスポットがあります。

『まちの駅 食と健康の館』
HPを見てみると『「自然との共生」「食と健康」をテーマとした体験型観光・製塩施設』と書かれていました。
出発してからまだ1時間しか経っていないため、休憩するには早すぎるかもしれません。
しかし、遊々マップを見たところ、この先に同じような施設がなさそうだったので、町のことを知る意味でも立ち寄ることにしました。
これはなんだろう?

とくに案内看板もないため、わからず。
調べたところ、愛知県唯一の製塩施設『流下式枝条架塩田(りゅうかしきしじょうかえんでん)』という、漫画・BLEACHに出てくる”卍解”のようにかっこいい名称でした。
4段重ねの茅葺屋根。
その最上部から海水をかけ流し、太陽と風の力で水分を蒸発させて濃縮された塩を作り出す施設なんだそうです。
館内のショッピングエリアでは、特産品やお土産がところ狭しと並んでいました。
製塩施設があるくらいなので、当然『美浜の塩』は人気商品。せっかくなので、僕も”塩”を食したい!

そんなわけで『美浜の塩ソフトクリーム』を購入。自転車旅といえばやはりこれでしょう!
ひと口食べると、口の中に広がる濃厚なミルクの味。その甘さを、美浜の塩が引き立てます。これはおいしい。エネルギー補給も兼ねて一石二鳥のご褒美でした。
しっかりリフレッシュできたので、まちの駅をあとにします。
数100m走ったところに、灯台がそびえているのが目に飛び込んできました。

観光客でにぎわっています。当然ストップ。

『野間灯台』
シンプルながら洗練されたデザイン。
案内看板には『野間埼灯台』と書かれており、こちらが正式名称のようですが、一般的に使われているのは石碑にも刻まれている前者の呼称だそうです。
遊々マップを見ると、小さい文字で”恋人たちの聖地”と記載されているではありませんか。
これ、日間賀島にもあった『恋人の聖地』と混合しがちですが、よくよく調べてみると、2018年に『恋する灯台』に認定されたことをうけての”聖地”だそうです。
また新しい概念が出てきたぞ。
『恋する灯台プロジェクト』とは?
一般社団法人日本ロマンチスト協会と日本財団が共同で実施するプロジェクト。
灯台を「ふたりの未来を見つめる場所」と定義することで「ロマンスの聖地」として再定義し、地域の観光資源として灯台の価値を見なおし、海への関心を高めることが目的。
おおむね、このような内容のプロジェクト。
とてもすばらしい取り組みですね。応援したくなります。それにしても、日本ロマンチスト協会なる団体があるとは、生粋のロマンチストの血が騒いでしまうぜ。
走り、立ち寄り、名古屋名物を食す
海沿いの道をいったん離れて、今度は町の中を進んでいきます。
ころころと景色が変わり、飽きない旅路。

時刻は10時20分。早くも目的地である”名古屋”の文字が見えてきました!
そして、競馬界のレジェンドジョッキー『武 豊(たけ ゆたか)』騎手の名前!?……ではなく『武豊町(たけとよちょう)』ですね。
誰もが思いつくようなベタな小ボケを挟みつつ、県道247号を直進していきます。
一直線に続く道。

車道外側線の外側、いわゆる”路肩”の幅がとても広く安全ですね。

日陰で立ち止まり、休憩がてら写真撮影。
ノンストップで走れる道は快適ですが、意識的にカメラをかまえることをしないと旅の思い出の蓄積が少なくなってしまいます。
めぼしい被写体がない場合は”道路”を撮る!サイクリストにとって最高の撮影スポット。
おお!大きい招き猫!

フェンスには『まちの駅 常滑焼ヤマタネ』と書かれた幕がかかっています。
常滑焼は、古来の陶磁器窯のうち現在まで生産が続く代表的な6つの窯『日本六古窯(にほんろっこよう)』に数えられる伝統的な焼物。
ここには、各種の焼物が販売しているほか、陶芸体験も楽しめるそうです。
ぶらりと見てまわり、リスタート。
自転車旅でたびたびお世話になる『道の駅』は、意外なことに知多半島にはひとつも存在していません。その代わりに発展しているのが、この『まちの駅』なんです。
設置主体の違いなどもあります。しかし、いちばんの違いは”目的”でしょう。
幹線道路沿いにあり、道路を利用するドライバーの休憩、情報発信を主目的とする『道の駅』に対し、市街地にあり、地域住民や観光客の休憩、体験を発信するのが『まちの駅』です。
それぞれに特徴はありつつも、旅の心強い味方なのは同じですね。
おお、すばらしい交差点の名前。

『錦(にしき)』
出発から約2時間、走行距離は30kmを超えたところ。

名古屋まで残り34kmです。
まだ午前中にもかかわらず、ゆっくり走ってもあと3時間くらいで到着してしまいそうだ。
そして、いつの間にか県道247号から『県道155号』に切り替わっていました。155……「いい(1)ね!ゴーゴー(55)!!」といったところでしょうか。
道中、ふと後輪のスローパンクを思い出して『カインズモール 常滑店』に立ち寄ります。

奇跡的にロードバイク用の空気入れが置いてあるか!?……残念!なかった!店員さんに聞いていませんし、見落としているだけの可能性も多々あります。
タイヤを押してみるとある程度の空気圧を感じました。うん、なんとか大丈夫そう。残り距離も短いですし、明日はほとんど走らないので、これで乗り切ろう。
爆走していると、道路沿いに一軒の飲食店があらわれました。
横目で見ながら素通りするも、その店構えに後ろ髪をひかれ、「昼どきだし、ご飯でも食べていこう」という思いつきが脳裏に走ります。

華麗なUターンを決めて、戻ってきました。
『青空 つるつるうどん』
いい名前じゃあないですか。のぼり旗に書かれた『食べよう!ご当地!なごやめし』というフレーズも気に入りました。
今日みたいに時間があるときくらい、その土地の名物を楽しもう!さっそく入店。
空調がきいた店内に机とイス。自転車で長距離を走る身としては、とてもありがたい。座っているだけで、1秒ごとに体力が回復している気がします。
メニューを眺め、吟味したすえに注文。

『名物 青空味噌かつ丼』
小鉢とミニうどんがついて税込み1,430円!やはり、名古屋といったら味噌かつですよね!店名になっている”つるつる”が食べられるのもうれしい。
味噌かつの濃い目の味付けが、疲れた体に染みわたる。おいしい。うどんのだし汁はやさしく、つるりとしたのど越しがくせになります。
僕の自転車旅にたびたび登場するのはコンビニ飯ですが、やはりお店の食事は格別です!
気を付けろ!荒れた道路と一直線
さーて、お昼休憩でリフレッシュ!残り半分くらいかな?走っていこう!
知多市に入りました。

知多半島そのものの名前を冠した市。
浮かび上がるのは、やはり『サントリーウイスキー知多』でしょう。サントリー知多蒸留所で作られた高級ウイスキー。
お酒にあまり詳しくない僕でも知っているくらい有名。どこかで飲んでみたいものです。
名古屋の夜は、飲みにでも繰りだそうか?
そんなことを考えながら回していたペダルを、ふたたびストップさせることになりました。

『この先の産業道路は歩行者、自転車は通行できません』
ここにきて行く手を阻まれます。
しかし、あわてません。道路を走っていて、完全に行き止まりになる方がよほどめずらしい。とりあえず、脇道に逸れて直進します。
すると、小さなトンネルがあったので産業道路の下をくぐり抜けます。
坂道を発見。

ここを上れば、産業道路に復帰できそうです。
その予想は見事に的中!

ここは歩行者用の道だろうか?
ひとっ子ひとり見当たりませんが、慎重に進もう……というか、道が荒れすさんでいるため、慎重にならざるをえない!
ここなんか、めちゃくちゃこわい!

昼間の徐行だからいいものの、暗い夜だったら路面の陥没に気がつかずタイヤをとられて、そのままカラーコーンの先に落ちちゃうんじゃない?おそろしや。

細かい石と砂が堆積した歩道。危険なところは無理せず、自転車からおりて歩こう。
路面状態はよくないですが、進める道があるだけで感謝です。
とりあえずいったん歩道を走り切りました。
さて、ここからどうしよう?
歩行者・自転車が通行できない産業道路はまだまだ伸びています。脇の歩道も目に見えている範囲では続いていますが、なんとなく不安。
地図アプリを開いてみると、並行するように大きな道がとおっているのがわかります。よし、こっちにいってみよう!
ものすんごい一直線。

路面状態は良好。路側帯も広く設けられているので、めちゃくちゃ走りやすい。
数km先にわたり整備されているようなので、「ロードバイク競技の練習に使えるのでは?」なんて考えていたら、実際にそれらしい人が疾走していました。
道路脇はフェンスや植木があるだけで、楽しい景色ではない。こういうところは、いっぱいペダルを回して、時間短縮に費やします。
そのまま5kmほど走ると、道のおわりがやってきました。

あれ?どこかの会社の敷地内?
もしかして……いや、もしかしなくても行き止まりっぽい。前方に『関係者以外立入禁止』の看板も見えたため、あわてて引き返します。
行き止まり直前、きれいにUターンできるようになっていたんですね。

交通量も多くないですし、本当に練習にはもってこいの場所。
さて、どうやって先に進もう?
少し戻ると、橋への入口となる道路があらわれました。

これを使って、向こう側に渡ろう。
そして、無事に国道155号・常滑街道に合流することができました。
時刻は12時30分をすぎたところ。

車道外側線が消えかけた道。幅もあまり広くないので注意しながら進みます。行きかう車が少ないのは幸いなところ。
名古屋駅まで残り約20kmともう少し。達成感の前に、「おわってしまうのか……」という一抹の寂しさを感じます。しかし、無事にたどり着くまで油断は禁物ですね。
気がつかないうちに国道155号から国道247号に切り替わっており、本来曲がらなければならないところを直進してしまったようです。
名鉄常滑線・新日鉄前駅のところでT字路にぶつかります。
「とりあえずまっすぐ進めばいいでしょう」
時間もあるところなので、地図アプリを開かず、感覚を頼りに道を決めていこう。
信号『東海町六丁目』でふたたびT字路。県道249号を左折します。
しばらく進むと、目線がどんどん高くなっていき、ここが高架道路であることが発覚。このままいくと”まっすぐ”から逸れてしまう。
あわてて周囲を見わたすと、タイミングよく階段を見つけます。

あぶないあぶない。
それにしても、自転車をおしての階段は負傷気味の右ひざに響くぜ。

無事、地上に戻ってきました。
それにしても、なんだか神殿のような造形の階段。思わず激写してしまいます。
パワースポット『熱田神宮』を巡る
名古屋駅をめざして、ゴーゴー!

国道247号を走ります。

名鉄常滑線・聚楽園駅。
その名のとおり、駅の前は『聚楽園(しゅうらくえん)』という大きな公園。ここには、奈良や鎌倉のよりも大きい、高さ18mを超える『聚楽園大仏』があるそうです。
あまり下調べをしない性格なので、こういう情報は大体ブログを書いているときに仕入れるのですが、「知っていれば立ち寄ったのに……」と思うことは多々あります。
聚楽園大仏も華麗にスルー。機会があれば、また見にこよう。
公園入口に設置されていた『へいしゅうくん』の人形。

近くには『細井平洲先生誕生之地』と刻まれた石碑もありました。細井平洲は、江戸自体後期に活躍した東海市出身の学者のようです。
そして、青い案内標識の『名古屋』に続く数字、残り距離が14kmにまで迫りました!

国道247号に沿って左折。
2023年GW自転車旅もいよいよおわりがみえてきました。
名古屋に近づくにつれて、あきらかに建物が、交通量が増えていきます。

『熱田神宮 7km』
ここが最後の立ち寄りスポット。名古屋駅までむかう道中にあるので好都合です。
その前に、名古屋市きたー!

ずいぶん前から市内に入っていたのでしょうが、やはり看板を通過するときはテンションがあがるものです。
丸に”八”が名古屋市の市章。なんだか変わっていますね。
そして、熱田神宮に到着しました。

ロードバイクを駐輪場に置き、履き物をマリンシューズに変えて、いざ参拝。

1900年以上続く古社・熱田神宮。三種の神器のひとつ『草薙剣(くさなぎのつるぎ)』が祀られているそうです。
小学生のときにプレイしたドラゴンクエストⅢ。ジパングで戦うやまたのおろちが落とす『くさなぎのけん』を思い出すなぁ。

特徴的な屋根の作りに目をみはります。
いわゆる『神明造』という建築構造なのかな?
入るところを間違えたのか、順序が逆になってしまったようですが立派な鳥居をくぐります。

熱田神宮の境内はとても広く、売店や草薙剣のレプリカが展示されている『剣の宝庫 草薙館』などがあり、見どころ盛りだくさん。
じっくり見学していると日が暮れてしまいそうなので、そろそろ進むとしよう。
熱田神宮を出発して、県道226号を走ります。

すいすいすいっと。走行距離が短い今日、右ひざの痛みはありますが体力的には余裕です。

歩行者と自転車、そして車の区画が完全にわかれています。
全サイクリスト……いや、道路を利用するすべてのユーザーの”夢”ともいえる状態。少しでも専用道路が増えることを祈るばかり。
ついに到着!大都会・名古屋の街
青い案内標識が建ち並ぶ、怒涛の5車線道路!

国道19号を左折して、名古屋駅に向かいます。

『各駅ウォールアート ギャラリー200』
約200mの壁面を利用したアートギャラリー。
うつくしい作品群に、思わず立ち止まり撮影。壁のでっぱりさえ利用しているのがすてき。
おー!大都会だー!

道路右側にある、ひときわ目立つ建物は『総合校舎モード学園スパイラルタワー』です。その名のとおり”らせん状”の造形がうつくしい。
もうすぐ名古屋駅前。ここまでの自転車旅で走ってきたのどかな雰囲気が一転します。
とにかく、人!人!人!たくさんの歩行者が闊歩しています。ゴールデンな連休ですし、観光に訪れている人も多いのでしょう。
当然車道を走っていますが、車も多いためイレギュラーが起きやすい。こういうときこそ、焦らず慎重に前に進む必要があります。
しかし、どこだこれ?方向感覚を奪われた!
アプリを立ち上げて、ホテルまでの進路を確認します。
なるほど、今いる場所から駅の反対側になるのか。そうとわかれば、とりあえず人の多いエリアをスルーして、左折できる道を探します。
無事に反対側に到着。こちらは、比較的落ち着いていますね。

高速バスの案内看板によると、名古屋駅の『新幹線口』だそうです。
新幹線乗り場に近い出入口にホテルをとっておいてよかった。
宿を予約するとき、重要なのは当たり前ですが日にち、金額、そして、今回のように輪行する場合は”駅までの距離”も大切です。
駅から徒歩で行けるところであれば、輪行袋を担いで移動できますもんね。
そして、時刻は16時になったところ。

無事に目的のホテル『第二スターナゴヤ』までたどり着きました!
我ながら、長旅お疲れさまでした。
【本日のライドデータ】
走行距離 75.66km(トータル441.47km)
所要時間 6時間57分
走行時間 5時間21分(-1時間36分)
ロードバイクは、輪行袋に入れさえすれば、部屋の中に持ち込んでかまわないということだったのでお言葉にあまえます。
名古屋駅までは徒歩2分程度なので、輪行袋を担いでいても余裕で移動できる距離。
ありがたいことに『第二スターナゴヤ』には洗濯機と乾燥機が備わっており、しかも無料で使えます。ようやく服を洗濯できる!
明日着る服を清めるために、とにもかくにもランドリーに直行。
洗濯・乾燥を待つ時間を利用して、身軽な格好で名古屋駅に向かいます。
お目当ては新幹線のチケット。事前予約を信条とする僕としてはめずらしく、帰路のチケットだけは今日明日のどこかでとるつもりでした。
最終日の明日は、とくに予定もないですからね。新幹線には、「乗れる時間に乗れればいいや」くらいのスタンスです。
みどりの窓口に着くと、さっそく熱海駅までのチケットを求めます。
ロードバイクを持ち込む旨を伝え、最後尾の座席を希望すると”8時8分発”なら空きがあるとのこと。即購入を決めます。
名古屋駅から熱海駅までは、約2時間で、到着は10時01分ごろ。そこから自宅までたっぷり3時間は車でのドライブが待っているので、早めに帰路につく選択肢は大正解でしょう。
右ひざの痛み、後輪のスローパンクもありますし、むしろそれ以外に考えられません。
洗濯・乾燥が無事に終わり、明日の準備がおわると完全にフリー状態。
ウロウロと名古屋駅周辺の繁華街を練り歩き、いろいろなお店、人、世界があるんだなぁ……と感心しながら、ホテルに戻りました。
明日は最終日。家に着くまでが遠足……ではなく、自転車旅。
油断せず最後まで走り切りましょう!
最終日・新幹線で帰路につこう
2023年GW自転車旅、最終日となる5日目。

時刻は7時を過ぎたところ。
新幹線の出発まで、まだ1時間くらいあります。しかし、なんとなく目が覚めてしまい、二度寝する勇気もなかったため、少し早めの出発としました。
万が一にでも、「乗り遅れた!」ではシャレにならないですからね。
名古屋駅周辺のビル群。
昨日までとは一転して、今日は曇り空。自分が走っていた日は見事な晴れが続いていたため、僕の中に宿る”雨男パワー”が、かなり弱くなっているとみて間違いないでしょう。
輪行袋を担いで、えっちらおっちら歩きます。
昨日、自転車に乗っていられないほど歩行者で溢れかえる駅周辺を見ていたので心配していましたが、さすがにこの時間は人が少ない。
スムーズに新幹線乗り場に到着。少し時間を持て余しますが、遅れてあせるよりはいい。
なんやかんやと時間をつぶし、ようやく出発時刻が目前まで迫りました。

15番線から乗車。

ロードバイクはこの『特大荷物スペース』に置かせていただきます。
輪行袋は特大荷物には該当しませんが、ここに荷物をおく場合は予約が必要なようです。ん?新幹線チケット購入のときに輪行袋を持ち込む話はしましたが、あれでOKなんだろうか?
改めて考えると不安になります。とりあえず、なにかあればすぐに置き場所を移そう。
座席に座りながら、約2時間の新幹線旅を楽しみました。
座っているだけで体と荷物を遠方まで高速で移動してくれる。これほど快適&便利な乗り物はないですね。乗車賃に見合った性能です。
あっという間に熱海に到着しました。

4日間かけて走った道のりを、ものの数時間で……!
このくだりは、自転車旅のお約束。新幹線の”速さ”を体感するとともに、「これだけの距離を自転車で移動したんだ!」という達成感を味わうことができます。

ベタですが記念撮影しておこう。
一緒に映るのは、熱海のマスコットキャラクター『まめっこ』さん。神の使いでやってきた芸妓の妖精なんだそうです。
今回の自転車旅、はじまりの地である熱海駅前に戻ってきました!

朝の名古屋駅周辺は曇りでしたが、熱海は気持ちのいい快晴。しかし、風が強いです。
さて、それでは輪行を解除して、最後のライドに挑みましょう!……といっても、駐車場まで3kmもないくらい。しかし、油断せずに走っていきます。
熱海の風景を堪能しながら、無事に駐車場までたどり着くことができました。
これで2023年GW自転車旅は完結となります。
太平洋岸自転車道ではうつくしい海岸線を走れたし、長距離ライドを堪能できた。島も巡ることもできました。
とても満足度の高い、充実した4泊5日でした!
自転車から車に乗りかえて、自宅までドライブです。
次のチャレンジで、ついに、太平洋岸自転車道を走破できる!次回にこうご期待です!
それでは、お疲れさまでした~!
【本日のライドデータ】
走行距離 2.72km(トータル444.19km)
所要時間 0時間18分
走行時間 0時間14分(-0時間4分)

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