実際の距離は多少前後するのですが、走行計画では”最長距離”を走る4日目。
しかし、アップダウンやトンネルが少ない走りやすい道が続いていると想定しているので、距離は長くても気持ち的には余裕があります。
目的地は『天塩町(てしおちょう)』です。
そこまでたどり着ければ、宗谷岬まであと一歩。いよいよ来たか……とワクワクします。
~前回のライドはこちら~
増毛館、唯一無二の出発
増毛館んで目覚める朝。外からはカモメの鳴き声が聞こえてきます。
それだけ聞くと穏やかですが、大群による鳴き声はさながら天然の目覚まし時計。寝ぼけまなこに、「これはなんの音だ……?」と理解が追いつかないほど。
それもそのはず。
カモメは増毛町の鳥であり、そもそも『増毛(ましけ)』の由来は、アイヌ語で”マシュケ”といい、意味は”カモメが多いところ”なんだそうです。
朝ご飯も、宿泊客みんなでいただきます。
まさに”朝食”という感じのオーソドックスなメニューは、少しお酒を飲みすぎた朝でもするすると胃袋の中におさまっていきます。
今日も130km近く走ります。体内にエネルギーを蓄えておくのは、とても大切な準備です。
宿代を支払うとき、オーナーの一休さんに、「とほ本貸して!」と言われ、手渡します。
台紙にスタンプを押してもらいました!うれしいことに、コメントつきです。
10泊でオリジナルステッカーをプレゼント!このように『とほ宿』は、泊まるほどお得に、それでいて”思い出”が蓄積されていくのです。
旅人心をくすぐるシステム。実際、宿のオーナーさんと仲よくなると、「また来たいな」って思いますもんね。リピーター続出ですよ。
身支度を整えて外に出ると、なにやら宿泊客の皆さんが集まっています。
どうやら一休さんが本業?副業?の仕事に出かけるようです。なるほど、二足のわらじで宿を経営されていたんですね。
もちろん、僕も参加させていただきます。
朝の清涼な空気の中、海風にのって届く潮のかおり、カモメの鳴き声。あいさつもそこそこに、車で颯爽と走り去っていく一休さんに手を振り、別れを告げます。
宿の人に見送られて出発したことはありますが、仕事に行く宿のオーナーを見送ったのははじめての経験。なんだか素敵な瞬間でした。
駐輪したところからロードバイクを持ってくると、宿泊客の皆さんはまだ外にいました。
どうやら、僕のことも見送ってくれるようです。これはうれしい!
出身も年齢も、本名すらわからない人たち。たまたま同じ日に同じ宿に泊まり、ともにご飯を食べ、お酒を飲み、旅の話で親睦を深めた。
それだけで、言葉ではあらわせない”絆”のようなものが生まれたように感じます。これは”旅”という共通の趣味が結びつけてくれたものでしょう。
お礼をいいロードバイクにまたがり、手を振りながら出発します。
こんなに充実していて、気持ちのいい旅立ちはあとにも先にもここだけになるかもしれません。一期一会の出会いに感謝して、いざ天塩町にむかいます。
北海道、国道231号の海岸線
時刻は8時ちょうど。
朝イチの空は雲で覆われていますが、太陽光も感じますし、晴れ間も見えている。
これは好天気の予感です。
本日走るルートをおさらいしておきましょう。
地図の赤矢印『④』ですね。
全行程の中でいちばん距離はありますが、見た感じ一直線でシンプルなルート。オール海岸線なので高低差も少なく、走りやすそう。
昨日、出発直後には足に軽い痛み、違和感を抱きましたが、悪化することなくゴール。昨日から今朝にかけて、調子は万全に整いました。
毎日100km以上走っているので節々に疲労は感じますが、大丈夫。支障ありません。
増毛館の前の道、北海道道301号を走ります。
漁船が停留しているここは『増毛港』です。
2006年まで8月に毎年開催していた『日本海オロロンライントライアスロン国際大会』の出発地点としても利用されていたそうです。
第20回で幕を閉じましたが”スイム2km・バイク200.9km・ラン41.8km”で合計244.7kmを制覇するという、日本国内で最長の大会だったとのこと。
思わぬところで、競技利用されるロードバイクとのつながりを感じることができました。
防波堤の内側の海は、とても穏やかです。
風も少なく、走るにはもってこいのサイクリング日和。
しばらく走ると、手のひらでアピールされた『とまれ』の文字と看板がありました。
突きあたった道は、国道231号・日本海オロロンラインです。天塩町に行くには、ここを左折してあとはひたすら走り続ければよいみたい。
ここまでのルートは増毛館の皆さんに教えてもらいました。さすが、北海道をよくご存じだ。
一直線に続く海岸線!
これはテンションが上がる。この海を眺めながら、日本の最果てまで走っていこう!
出発から約30分で、お隣の『留萌(るもい)市』までやってきました。
カントリーサインのデザインは、シンプルに”日本海に沈む夕日”です。
市名の”るもい”は聞きなじみのない語感ですが、もちろんアイヌ語由来。市のHPによると”ルルモッペ”が語源で、意味は『汐が奥深く入る川』だそうです。
そこから約5kmで、留萌市街に入りました。
ふと見上げると、青い案内標識に最終目的地『稚内』の文字!
新函館北斗駅を出発したのが3日前。
「本当にたどり着けるのかな……」
そう思うくらい、はるか遠くと認識していた稚内市までの距離が、気がつけば残り約180kmまで迫っていました。じわじわとですが、確実に近づいている。
胸がワクワクするのと同時に、哀愁を感じ……るのは、まだ早い!
自転車旅はなにが起こるかわかりません。油断はできない。もの思いにふけるのは、せめて今日を無事走り切ってからにしよう!
交差点を左折すると『黄金岬』と呼ばれる景勝地に行けるらしい。
昔、岸に押し寄せるニシンの群れに夕日が反射して、キラキラと黄金色に輝いていたことから岬の名前がつけられ、今では『日本の夕陽百選』にも選ばれています。
こういうところが、カントリーサインのデザインにつながったのでしょう。
そして、1km先には『道の駅 るもい』があるみたいですね。
まだまだ出発してからそんなに経っていませんが、進路上にあるなら立ち寄りましょう。
留萌を越えて、首長竜の町へ
そんなこんなで到着。
『ようこそ、北海道の左上』
こちら、公式HPに載っていたキャッチコピーです。よくないですか?小難しくないストレートな表現で、僕には刺さりました。
看板に描かれたロゴも、アーティスティックでいいですね。
2020年7月にオープンした新しい道の駅。
名物が食べられるショップ、観光案内所、交流・遊戯施設など、なかなかの充実ぶり。
散策しながら、とりあえずトイレ休憩とあらたにドリンクを購入。この2つは余裕があるときに必ずやっておきます。自転車旅の……いや、サイクリングの鉄則です。
スタンプ台があったので、旅の思い出として持参したトラベルノートに押しておこう。
そして、存在感を放つバルーンオブジェがありました。
25歳のママという絶妙な設定の留萌市ゆるキャラ『KAZUMOちゃん』です。
留萌市は”かずの子”の生産量が日本一なんだそうです。
子宝や子孫繁栄を祈るおめでたい食材をモチーフにしているだけあって、その背中にはかわいいお子さんがぐっすり寝ていました。
僕がロードバイクをとめたサイクルラックに、いかにも、「旅してます!」というような自転車がありました。この装備は、日本一周レベルではなかろうか?
いや、しかし……自転車1台に詰めこまれた生活感が強すぎる。自転車で旅をしているというよりも定住せずに生活しているような?
絶妙なラインすぎてわからん。どんな人が乗っているか気になったもののスルー。
このあたりを旅しているのであれば、宗谷岬が目的地ということもおおいに考えられます。多分、おそらく仲間であろう人よ、機会があればまた会おう!
留萌川に架かるルルモッペ大橋を渡ると、T字路に突きあたります。
当然、左に曲がり進んでいきます。
ここで、長らくお世話になった国道231号とはお別れ。国道232号を利用していきます……が、Googleマップ上では国道239号と表示されている。
どっちが正しいのだろう。
ちょこっと調べたところ、国道同士が重複している区間があるということなのかな?
よくわからんですが、とりあえず案内標識の表記で間違いないだろう。
そんなわけで、国道232号を飛ばしていきます。ゴーゴー!
見落としていなければ、ここで稚内までの具体的な距離がはじめてあらわれました。
残り182km。
速い人なら1日で到達できる距離。僕も無理すれば走れる圏内ですが、今日明日と2日間かけてじっくり進んでいきます。
日本海オロロンラインの見どころともいうべき、美しい海岸線。
天気もよくて、本当に気持ちがいい。
『この夏の新色です。』
青春18きっぷポスターのキャッチコピーです。大好きなんですよね。
出発から1時間半が経ち、本日3つ目の町『小平町(おびらちょう)』にやってきました。
カントリーサインは見逃したかな?しかし、これはこれで迫力のある看板。
あれは、首長竜?調べてみると、小平町は『北海道初の恐竜発掘の町』なんだそうです。なるほど、それはすごい。
看板をよく見ると、長い首の部分に違和感。画像検索してみたところ、以前は背中と同じように首の部分も立体的になっていたようです。
しかし、経年劣化なのか、なにかがぶつかったのか原因不明ですがとれてしまい、看板そのものに絵を描いたのが現状らしいですね。
ゴールデンカムイの世界!?おびら鰊番屋
なんとなくありがたい、気温が表示されるタイプの看板。
気温23.0℃になっています。
真夏の日差しは強いですが、さすが北海道。関東に比べて気温があきらかに低い。そして、北上が進むにつれて涼しさは増しています。
お、トンネルがあるみたいですね。
『小平トンネル 全長728m』
昨日、散々経験したので1kmにも満たないトンネルなど、怖くもない!……とはいえ、慎重さは忘れずに安全第一で抜けていきます。
北海道、最高です。
こんな景色を見せつけられては、サイクリスト魂が高ぶるのを抑えることはできない!
しかし、ひたすらに海岸線なので、似たような景色が延々続くといえなくも……いや、考えないようにしよう。
どうやら、ふたたび道の駅があるようです。
重要文化財も見ることができそうなので、立ち寄らない手はない。
すいすいと2kmほど進むと、案内標識どおり建物がありました。
『旧花田屋番屋』
日本最北の国指定重要文化財です。
番屋とは、漁師さんが作業をしたり、休憩・宿泊をする施設のこと。旧花田屋番屋は、道内で現存する番屋では最大規模だそうです。
一見しても、大きく、とても豪勢なつくりになっていて、当時のニシン漁業がいかに盛んだったかがわかりますよね。
ここで残念なお知らせ。
国指定重要文化財『旧花田屋番屋』は、入館料を払えば建物内を見学できるのですが、わたくし”当時”はそこまで興味がなかったためスルーしてしまいました。
今なら……明治末期の北海道を舞台にアイヌの金塊をめぐってさまざまなキャラクターが交錯する人気漫画『ゴールデンカムイ』でドハマりした今なら、絶対に見逃さない!
ゴールデンカムイを読んでから北海道を訪れていたら、また違った視点や価値観をもって走れていただろうなぁ……としみじみ思います。
これから北海道を旅するなら、観光旅行するなら、一読の価値あります。おすすめですよ!
閑話休題。
到着した『道の駅 おびら鰊番屋』を楽しんでいきましょう。
まずは、小平町PRキャラクター『おびまる』がお出迎えしてくれました。
頭にいは小平牛の角、顔は日本では小平町でしか生産されていない幻のアイボリーメロン、マントはタコ、手はホタテ、胴体は茶碗によそった小平米、足はお魚……でできています。
まさに、名前のとおり”小平町の特産品まるごと”ですね!
見上げると、すごいことになっています。
吹き抜けになっている壁一面には、実際に使われていたという”大漁旗”が掲げられています。
特産品販売コーナーにはいろいろな商品が置かれていて、見ているだけで楽しめます。
しかし、それだけではもったいない。ひとつ買ってみることにしました。
サマーオレンジ!果肉がオレンジ色をしたスイカです。
よく冷えていて、シャリシャリとした食感に”夏”を感じることができました。ひと口サイズにカットされているので食べやすく、値段も500円とお手ごろ。
そして、北海道といえばこれも有名ですよね。
とうもろこし!外のキッチンカーで販売されていたため、思わず購入。ものすごい甘みで、食べごたえも十分にあります。おいしい。
しっかりエネルギー補給ができました!
手を振り合うライダーの聖地
さあ、出発だ。
横断歩道を渡ると、なにやらアーチ状のオブジェが見えたので近づいてみます。
道の駅のむかいは『にしん文化歴史公園』となっていて、そこには幕末の偉人『松浦武四郎』の像がありました。
北海道の名づけ親といわれている探検家。
三重県・伊勢神宮の近くに住んでいた松浦武四郎は、16歳で江戸まで旅をし、17歳からは約9年間かけて日本全国を歩いて回った、いわば”旅人の大先輩”でしょう。
その後、当時の『蝦夷(えぞ)』と呼ばれていた北海道を測量しながら歩いて回り、日本一蝦夷に詳しい人といわれていたそうです。
その経験や能力が認められ、幕府役人としてさらなる蝦夷調査をおこなったり、書籍を出版するなどして日本の国境問題や北海道の知られざる歴史を後世に残すなど、多大な貢献をされています。
そして、こちらも大切ですよね。
『にしん街道標柱』
道南の松前町から稚内市まで全長約700km、つまり北海道の日本海に面している地域は、ニシン漁業が盛んで、文化遺産が点在しています。前述の『花田屋番屋』もそうですね。
その文化を後世に伝承することを目的に、共通文化を持つ市町村を結んだのが『にしん街道』なんだそうです。
立てられた『にしん街道標柱』は街道の証とのこと。もしかしたら、これまで走ってきた道中にも、見落としていただけで標柱があったのかもしれませんね。
ちなみに、写真の標柱のうしろに写っている建物が『道の駅 おびら鰊番屋』です。
ふと見ると、自転車の大集団が道の駅に停車していることに気がつきました。何人いるだろう?10人くらいはいそうです。
自転車に取りつけたパニアバッグをはじめとする重装備を見て、おそらくテント泊をしながら旅をしているのかな?と察しました。
すごいな。絡んでみたい気持ちもありますが、タイミングが合わなかったので断念。
しかし翌日、彼ら彼女らと、奇しくもオロロンライン最高の絶景区間で最悪の天候の中、ふたたび出会うことになるとは、このときはまだ知るよしもなかった。
時刻は11時ちょうど。それではあらためて、出発します。
約40kmを走ってきました。
残りは約90kmくらいかな?目的地まで100kmを切ると、少しだけ安心感が生まれます。
このあたりから、雰囲気・空気感のようなものが”良い意味で”変わってきます。
それは、旅人同士の交流といったらいいんでしょうか。走っていると、ものすごい高確率でオートバイに乗ったライダーさんがあいさつをしてくれるんですよね。
手を振ってくれたり、ピースサインやガッツポーズをくれたり、親指を立ててイイネ!してくれたり、「がんばれー!」と応援してくれることもあります。
すれ違いや追い越しで交わる数秒、ほんの一瞬ですが、同じ北海道を旅するもの同士、言葉のやりとりはなくても”交流”が生まれる。
なんだこれ?すごいテンション上がる!
ここまでの道中でも何回かあいさつされたことはあったのですが、ここにきて急増。やはり、宗谷岬が近づいていることが影響しているのだろうか?
手を振ってくれるのは、やはりライダーさんが圧倒的に多いですね。
携帯電話やインターネットが一般的ではなく、ツーリングが今より孤独だった80~90年代。
すれ違うライダー仲間に、「無事でなにより!がんばろう」とメッセージを込めた”ピースサイン”を送るやりとりが自然発生したそうです。
全国には普及しなかったものの北海道で広く浸透したようで、訪れるライダーさんもその文化にならってあいさつをしてくれるのでしょう。
もう僕も手を振りまくり、あげまくりですよ!
いろいろなところを走ってきた僕ですが、こんな体験ははじめてです。唯一無二とさえ思う。この文化を感じるためだけに、北海道を走りに訪れてもいいと思います。
苫前町の巨大ヒグマに見送られて
ライダーの聖地・北海道の真骨頂に気をよくしながら走ります。
素朴な雰囲気のカントリーサインは『苫前町(とままえちょう)』です。
真っ赤な実をつける町の木・ナナカマド、かわいらしい熊の親子のイラストになごみます。
しかし、ここ苫前町は、1915年(大正4年)に『三毛別ヒグマ事件』という日本最大級の獣害事件が起きた場所であるということも忘れてはいけません。
二級河川『古丹別川』は、雨の影響なのか茶色くにごっており、水かさも増えているようです。
しかし、橋の上から見える空の風景はとても幻想的。
もくもくとした入道雲と、空を覆うベールのような薄雲のコントラストが美しい。
川を渡り、3.5kmほど走ると苫前町のシンボル的モニュメントがありました。
『とままえだベアー』
ヒグマとロードバイクで記念撮影。比較してもらえればわかりますが、めちゃくちゃ大きい!
肩にかけられた『交通安全』のたすきで多少は”なごやか”な雰囲気がただようものの、顔もポーズもおそろしいです。
しかも、よく見ると目玉が飛び出ているんですよね。
前述した『三毛別ヒグマ事件』のヒグマは体長2.7mもあったそうです。とままえだベアーもそのくらいありそう。もしかして、実物大なのか?ひええ。
ここから走ってきた道を山方面に約25km戻ると、今は『三毛別ヒグマ事件復元地』という観光スポットになっていますが、実際の事件現場があります。
襲われた民家とヒグマがオブジェとして精工に再現されていて、とてもスリルがあるそうです。見てみたい気もしますが、勇気も時間もないため見送りましょう。
柱に掲げられた説明文には、事件の悲劇や開拓民の労苦を後世に伝えるために設置されたと書いてありました。
日本海オロロンラインの”中間ポイント”になっているという点も見逃せませんね。
稚内市まで、そして宗谷岬まで、もうすぐそこまで来ている。そう実感させてくれます。
走っていきます。ひたすら続く直線も、北海道の醍醐味ですよね。
急勾配の峠道はありませんが、ゆるやかなアップダウンが続いている区間も多く、地味ながら体力を奪っていきます。
そんなとき、白い軽バンに乗ったお兄さんから、「がんばれー!」と声援をいただきました。助手席の窓から手を振ってくれて、元気100倍。気合いが入るってものです。
美しい景色、道の駅の風情、名物や名産、そして、同じ道を走っている見ず知らずの人たちにパワーをいただきながら、北海道の地をひた走ります。
そして、ここから羽幌町、初山別村、遠別町の3つの町を超えた先に、本日の目的地である天塩町が見えてくるはず!
残り距離は?70kmを切っているので、もうすぐ半分の地点。楽しんでいこう!
~次回のライドはこちら~
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